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ワクチンは本当に安全か。 [医療・厚生・食品]

ワクチンは安全なのか。

日本もワクチン接種がようやく本格的に始まり、身近な人でも1回目の接種を終えたという話を聞くようになった。打った人にどんな感じだったか聞いてみると、「打った直後は腕が重くなる。次の日は体がだるかった」など何かしら副反応のようなものはあるようだ。この程度ならば良いが、中には39℃の熱が出る人もいれば数日間副反応に苦しむ人もいるという。さらに接種後の死亡も報告されており、ワクチンとの因果関係が不明とされながらも、こうした事実は軽く受け止めることはできない。本当に接種して大丈夫なのか。自分もアレルギー体質であり、副反応に対しては憶病になってしまう。

今回、日本で使用されているワクチンは、ファイザー製かモデルナ製のmRNAというワクチンであるが、従来の生ワクチンや不活性ワクチンと根本的に違うと言われている。このmRNAワクチンのしくみは、ウイルスのトゲに当たるスパイクたんぱく質をつくる遺伝子情報を注射の中に入れ、人の体の中で、この情報をもとにスパイクたんぱく質を産生し、それに対する抗体などをつくることで、ウイルスに対する免疫ができるということだ。製薬会社の治験では95%の予防効果が報告されているが、抗体の効く期間や変異ウイルスに対する有効性はまだ不明という。これを聞くとすこぶる不安であるが、感染しても重症化になりにくいという実証データで、接種に踏み切る人が多いようだ。

しかし、このワクチンは人類史上初めての試みと言われているが、既に全世界の数億人以上の人たちが接種しており、いわば壮大な人体臨床試験が繰り広げられているのが実体である。

いままで私は、遺伝子組み換え食品に躊躇して、そうした食品を食べなように避けていたが、そんな次元ではない。何しろ自分の体の中で細胞のたんぱく質の遺伝子を書き込むのだから。まじめに考えると恐ろしい。

世の中、軽く考える人が多いが、人体の中での遺伝子操作は、よもや超えてはならない神の領域を犯しているように思えてならない。今回のワクチンはコロナに打ち勝つという政治的な必然性が先行され実践されたが、本来ならばもっと時間をかけた慎重論、安全論があるべきであろう。しかし、この技術はすでに先に進みはじめ、様々な医療での更なる進展が期待されている。これが機になって、人間の体を遺伝子技術でデザインする、新しい時代に突入してきたのではないか。数万年単位で変化していた人類の進化が、数年単位で全く新しい時代が、そこまで来ている。ここから、未知のSFの世界がはじまりそうだ。


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