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リンゴのそばに花を飾ると枯れやすい

「リンゴの近くに花を飾ると枯れやすい。」
たまたま、そんな話を耳にした。
 
その時は、あまり気にとめることはなかった。
それから数日後、「この頃、仏壇の花がすぐダメになっちゃうのよ。」という妻の言葉を聞いて、はて、どこかで聞い話と思いつつ、仏壇に目を向けると、お供え用の真っ赤なリンゴが置いてあった。まさに”リンゴの近くに花”であった。
 
その花はカーネーション?のような種類で、まだ飾って3日目という。観ると花の首元あたりからへこたれて元気がない。やはり、”リンゴの魔力”か。
しかし、最近は寒暖の差も激しく、そうしたこともダメージを与える要因の1つのようにも思える。でも、そばにあるリンゴがどうしても気になる。
 
ところで、リンゴがなぜ悪者になるのか調べてみると、どうやらリンゴから放出されるエチレンガスにあるようだ。エチレンガスは「成熟ホルモン」「老化ホルモン」とも呼ばれるそうで、周辺にある植物や果物を熟成させたり、傷めたりするそうだ。
 
そんな話を妻にすると、リンゴとバナナや他の果物を一緒に保管すると早く熟成するという話をしてくれた。また、この時期、ジャガイモの保管は難しく、すぐ芽が出てダメになってしまうが、リンゴを一緒に入れれば、それが止まると言うのだ。これは一般常識らしい・・・。
 
さて、わが家の庭でも、もうひとつミステリーなことがある。
地植えのクリスマスローズの花木のそばに、百日草の鉢を持ってくると途端に元気がなくなり、枯れ始めるのだ。これはまずいと思い、他の元気な花の鉢と入れ替えてみると、また同じように枯れ始める。
一方、枯れ始めていた鉢はクリスマスローズから距離を離すと再び元気になり、花を咲かせている。これもリンゴと同じように目に見えないガス?のせいなのか。
 
そんなことで、他も気にすると、もうひとつ思い当たるものがある。家庭菜園でナスとピーマンの苗を3づつ均等横並びに植えたが、これも不思議な現象が起きた。
端と端に植えたナスとピーマンはそれぞれよく実をつけたが、隣同士に植えたナスとピーマンはあきらかに実が少なかった。同じ作植え条件と思っていたが、異なる種類の場合は、一定の距離間が必要だったのかもしれない。来年は注意してみよう。 
 
リンゴから、話がだいぶ飛躍してしまったが、観察するといろいろ面白いことがあるものだ。
話は戻って、仏壇の花の枯れ対策であるが、とりあえず、お供えリンゴは早く食べることにした。ちょうど、食べ頃でいい香りがする。これが魔力・・・?

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