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懐かしビートルズの曲がラジオから聴こえてきた。 [趣味・娯楽]

今朝、車を運転していると、ラジオから懐かしいビートルズの曲が流れてきた。
「I Want To Hold Your Hand:抱きしめたい」、ビートルズ全盛期中の大ヒット曲だ。
あの時は激しく感じた曲も、いまはとても心地よい響きに感じる。
 
わたしが中学生の頃(かれこれ50年前)、音楽と言えば洋楽、そしてその最先端にビートルズがいた。
ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、
個性豊かで魅力的な4人組、イギリス・リバプール生まれのロックバンドだ。
活動期間はたぶん10年足らずであったが、その短い期間にどれだけの人たちに影響を与えたか。
もちろん、卓越したサウンド、ミュージックとしての魅力もあるが、その曲が語りかける、魔法のようなエッセンスに当時の多くの若者たちが魅了された。
 
悲しい時は励まし、うれしい時は一緒に喜び、また迷っているときに「くよくよしないで、やってみようぜ!」と背中を押してくれる。英語でもそのニュアンスはすごく伝わってきた。私にとっても、人生のアドバイザーであり、憧れの対象であった。何よりもいつも元気を与えてくれたのがビートルズであった。
 
時は経ち、令和の時代。テクノロジーの進歩で音楽の世界も大きく変わった。いまはほとんどの曲が電子音で作られ、キレの良い音質で聴こえてくる。そのせいか、サウンドだけでなく、歌詞までもデジタル調に聴こえるのは私だけだろうか。よく聞けばいい曲でなのに、感性がアナログ仕込みのため、どうもしっくりこない。
 
でも、いまの若い人たちは、私が若いころビートルズで味わった感触を、このデジタル調の音楽で感じ取り、同じように感動しているのだろう。当たり前のことだが、やはり世代間格差を感じてしまう。
 
しかし、60年前のこの曲がいまの時代の曲の中に入っても、あの時と同じような勢いがあり、決して古びていない。むしろ、新鮮さと斬新ささえ感じる。自分がそう思うだけでなく、もし若者が「これ、すごい曲だ!」と反応してくれると嬉しいものだ。これからの時代を担う若者に、できれば「我々の時代の思い」を受け継いでもらいたい。
 
最近、若い世代の間で昔の曲がリバイバルで蘇っているようだ。よい曲は時代を超えて、また息ぶきを吹き返してほしい。

タグ:ビートルズ
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NHK朝ドラ「舞いあがれ」今回の脚本は期待できそうだ。 [趣味・娯楽]

10月に入り、NHKの朝ドラが新しくなった。
といっても、朝は通勤時間にあたるので、ビデオに撮り、帰宅して夕食が終わった後に観ることにしている。
「ちむどんどん」は脚本があまりにひどすぎて、観るのがつらかったのが、今回は安心して愉しめそうだ。
主人公の舞は、まだ子供時代である。
気が弱く、すぐ熱を出してしまう。しかし、子供ながら責任感が強く、こころ優しい子で、なんとかやってみたいが、失敗したらどうしよう。迷惑かけたらどうしようと、自制する自分に迷い悩んでいる、そんな姿が観ている人を惹きつける。
 
また、高畑淳子演じる、ばあちゃんがいい。
先週の場面で、そんな弱音ばかり吐く彼女に「失敗してもいい。できることからやればいい」と優しく言う。
その時、舞のくすんでいた瞳に、何か新しいものに出会ったかのように光が射し込む。
こころに残る感動的シーンだ。
 
朝ドラのいいところは、人生の教訓がちりばめられているところだ。
「できることからやる」
これはいまの私にも必要なことで、仕事でクヨクヨすることもない。
小さなことでも、ひとつ一つやっていけばいい。
明日への自分に勇気づけられる言葉であった。
  
これから、主人公は自分を変えて羽ばたいていくのだろうが、人生の厳しさや喜び、楽しさなど、いろいろ見せてくれるのだろう。また、今回はちむどんどんの時のような、スタジオのちまちました撮影ばかりでなく、外の景色もたっぷり楽しめていい。
 
まだ、始まったばかりであるが、今回は期待できそうな感じがする。

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「時代遅れのRock'n Roll Band」桑田佳祐の偉業に感動 [趣味・娯楽]

田佳祐の呼びかけで、佐野元春、世良公則、佐野元春、Cher、野口五郎の同年のトップアーティストが集まり、一度きりの贅沢なバンドが結成された。
 
メンバーは全員66歳、いずれも時代を牽引してきた実力派ミュージシャン。このバンドユニットを知ったとき、この組み合わせ、絶対にあり得ないと思ったが、意外にもいい雰囲気が漂っているのに驚いた。
  
これまで独自の道を歩み、異なる世界感を持つ彼らが自分の音楽やプライド、そして、お互いリスペクトし合いながら、想いをかけて真剣に歌い、演奏する姿は、観るものを魅了する。年ではでは渋さが際立つが、情熱とやんちゃさでは若者に負けていない。
  
桑田佳祐プロディユースの究極の「おやじバンド」は実に見ごたえがあり、カッコイイ。
   
そんな彼らが唱う「時代遅れのRock'n Roll Band」は平和の大切さや次世代への期待が込められたメッセージソングで、まさにこの時代の道しるべになる曲だ。歌詞には、ジョンレノンの「イマジン」やボブディランの「風に吹かれて」のように軽やかながらも、彼独特の表現で、こころに響く言葉がつまっている。
 
曲名の「時代遅れの・・・」が、ちょっとダサく、レトロっぽい印象を受けるが、メロディーにはひと昔の懐かしい香りとテクニカルなギターサウンドが協調され、絶妙な味わいを醸し出している。桑田さん一流の仕掛けがこの曲には豊富に盛り込まれているように思う。
・・・だから、聴いているとワクワク愉しい。
 
サザンオールスターズ発足以来の桑田ファンであるが、彼の進化し続けるパフォーマンスと飽くなきチャレンジ精神にいつも驚きと感動で元気をもらう。まだまだ彼の活躍と偉業を応援していきたい。

タグ:桑田佳祐
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夏の風物詩、あじさい、 [趣味・娯楽]

これは朝の通勤途中で撮った写真である。

 

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場所は東京港区の高橋是清翁記念公園。特にあじさいが有名な場所ではないが、静閑な深い緑の中で、パステル調の青紫色がよく似合う。いつも通勤でその前を通るが、カラフルな彩りに気を取られ、思わず足を止めてスマホでカシャリ。優しい香りが漂う、夏の風物詩の1枚である。

  

あじさいは梅雨のしっとりした時期に咲く花で、そのせいか、華やかさがあるにも関わらず、地味で控えめなイメージが強い。

だから、京都や鎌倉の古寺との風景にぴったり合う。あまり主張をせずに、周りを引き立てるのが、この花の不思議な魅力だ。

   

主役であること主張せず、脇役のように振る舞うのも、美しい生き方なのかもしれない。

 


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カムカムエブリバディー、どうなる最終週の展開。 [趣味・娯楽]

久々に予告が気になる朝ドラだ。
 
ネタバレでようやく最後までアウトラインが見えてきた。やはりアニーは安子のようだ。
それにしても、なぜアニーに俳優でなく、歌手の森山良子を採用したのか。
もしかして、ジャズフェスティバルのステージで
オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ストリートを歌うシーンがあるのでは。
トミーと錠一郎の演奏で、るいと共に。
何かすごいハプニング、奇跡が起こるような・・・。 
 
 安子とるいの再会、岡山のジャズ喫茶で登場した、たちばなのおはぎ、実はたちばなは、再建されていたのか。また、あの戦災時のおはぎの少年は再登場するのか。
これから物語は予想を越えた展開で結末をむすびそうだ。
 
あと1週間。濃密な15分毎朝楽しみである。

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これで良いか、いまの食卓 [趣味・娯楽]

近所のスーパーマーケットに妻と買い物に行った時のことだ。
ひととおり買いものを済ませ、妻がレジで会計している間、その近くでぼーと周囲を見渡しながら待っていた。
昼どきで人は結構いる。年齢層はまちまち。全体を観るとやはり年配のおばさんが多いが若い女性や白髪頭のシニアの男性も目に付く。
  
暇なので、みんなどんなものを買っているのだろうとカゴの中を眺めていると面白いことに気づいた。
それは何かというと、家で料理しそうな人としなさそうな人がはっきりわかるのだ。
料理をしそうな人のかごの中は、新鮮な野菜や果物、調理用の肉や魚などで溢れている。いわゆる料理の素材を買い求めているのが良く表れている。一方、料理をしなさそうな人は、まず冷凍食品の袋がやたらに多い。それからスナック菓子、ペットボトルなど、すべてがビニール袋かパッケージに包まれている。野菜や調理用の肉や魚らしきものは見当たらない。もし野菜があるとすれば、パックに入ったサラダだろう。
 
極端だが、大きくこの2つの系統に分かれている。
おおかた年配のおばさん達は前者、若い人やシニア男性は後者。中には若い女性でも前者側にいる人もいる。
たまたま、私の前にいる30代の主婦らしき女性。まさに後者のパターン。偏見かもしれないが手作り料理にこだわる雰囲気は全く感じられない。その人の行動をしばらく観ていると、たくさんのレトルト食品をレジ袋に詰め込んだ後、そのまま近くの売り場に向かい、弁当4人分を買っていた。いやいやこれでは、ほとんど電子レンジでチンの食卓だ。どんな家庭なのだろう。
 
いつも、家族はこんな食事ですまされているのか。他人の家のことと言え、旦那はそれに満足しているのだろうか気になってしまう。子供たちにとってはそれが当たり前の食事かもしれないが、ちょっと寂しいのでは。
わが家は幸いにして妻が料理好きなので救われている。そうした家庭から比べれば、自分は幸せなのかもしれないと改めて妻への感謝を感じる。
 
さて、心配なのは、こんな加工食品や外で作られたものばかり食べていると、体に悪影響してこないのか。
少なくとも冷凍食品をはじめスナック菓子やジュースなども、添加物をはじめ甘味料など発がん性を危惧する化合物が満載である。そうした食品ばかりが毎日の食事であると体には絶対に良くない。
ただ、このような食卓は若い人ほど多いように思える。
 
確かにレトルト食品は手軽で、おいしく、コストも安い。とにかく便利だ。
それに対して、手作り料理は、手間がかかり、おいしさを出すのに一苦労、そして材料をそろえるのにお金もかかる。家事から解放されたい主婦にとってレトルト食品やパック入りの弁当、総菜は大きな味方に違いない。
 
でも、必ずその代償はある。健康という最も大事な代償で。
生きるということは、やはり食べること。
その本質をもう一度、見直すことが、いまの時代に求められているのではないだろうか。

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カムカムエブリバディ、錠一郎いい男になってきたぞ。 [趣味・娯楽]

NHK朝ドラのカムカムエブリバディー、あと2週間、いよいよ佳境に入ってきた。
全体のストリーは割愛するが、主人公の安子、るい、ひなたの3代に続く物語の因果と謎が、ラスト2週間で解き明かされていく。このドラマの視聴者は、これまでのいろいろ気になることがいっぱいあり、それがどうなるか、待ちきれない気持ちで観ているのではないだろうか。私もそのひとりである。
そんな中、個人的に気になるのが、るいの旦那の大月錠一郎(オダキリジョー)。
彼はトランぺターを目指し、関西のコンテストで優勝して、プロへのチャンスをつかんだが、謎の病でトランペットが吹けなくなり、その道を大きく挫折した。
そのあとは、るいと所帯を持ち2人の父親として過ごすが、ドラマの中では特に定職に就くこともなく、家でぶらぶら。家計はるいの回転焼きの商売でなんとかやりくりしているようで、さえない男になっていた。
普通ならばダメ親父として、家族からはあしらわれるのだが、不思議に父親としての尊厳を保っている。
さらに服や風貌はビートルズのジョン、ミュージシャンのにおいは漂わせながらも、子供達には過去を明かしていない。ただ、いつも力は抜けているが姿勢や佇まいがよく、家庭の中で和やかな空気を漂わせて、家族から愛されている存在であった。
そして、ドラマの後半になるにつれ、さらに洋服のセンス、顔つきも洗練されてきており、
男としても魅力ある人間に成長しているのがうかがえる。
また、時折発する彼の何気ないひとこと一言が、物語の展開に大きく舵を切っているような気もする。
私の個人的な思いとして、主人公はるいやひなたであるが、錠一郎も実は隠れた主人公でなのではと想像している。一人の挫折した男が、最後に何かをやってくれるという期待を実現できるか。
最終的にどうなるかわからないが、トランぺッターの夢、あるいは音楽の夢が達成できれば嬉しいものだ。
あと2週間、久々にワクワク楽しめるドラマだ。

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銭湯で湯舟に入る前はケツぐらい洗え! [趣味・娯楽]

先日、スーパー銭湯に行った時のことだ。
風呂の中でボーとしていると、浴場の入口から数人の若者が入ってきた。
そこまではいい。そこからだ。
彼らは洗い場に目もくれず、湯船に一直線。そして、そのままドボーン。
尻も足も洗わず、湯につかってワイワイやっている。
マナーがなっていないぞ!と言いたかった。
 
そのあと、70代ぐらいの初老の人が入ってきた。
いくらなんでも、この年齢の人は体を洗ってから入るだろうと思ったが、
この人も湯船に向かってきて、桶を取って湯をすくい、体に一杯ザーとかけるとそのままゆっくり湯船の中。
この人は体を流したというよりも、熱い湯に急に入ると体に悪いから、慣らすために掛けただけだ。そのあとは5,6分使ってから洗い場に向かった。よく見ているとこのパターンで何人も繰り返している。
なんか、汚ねー!
 
こんな調子では、湯船の中は汚染状態、汚いばい菌だらけだ。
とりあえず、循環ろ過はしているのだろうが、湯温が38~40度くらいだと最も細菌が繁殖しやすい環境である。そのお湯につかって変な病気を移されないと良いが、おそらくそうしたリスクもあり得るように思う。
少なくとも白癬菌やなんかの皮膚病はウヨウヨだろう。
スーパー銭湯は不特定多数の人たちが使う、いわば公共施設である。
みんなが使うものは一定のモラルとマナーが必要であり、タダでなく少なくともそこそこのお金をはらっているのだ。これは客の問題かもしれないが、そうしたマナーを順守できるように温泉側もナビゲートしてもらいたい。
今回のケースでは若者だけではなく、いい大人までマナーを逸脱しており、すべての人がそうではないが日本人のモラルは相当低下しているのではないか。
今回は平日であまり人が多くなかったからある程度の妥協もしたが、休日の混んでいるときの湯船の湯を想像すると、とても心地よく入れそうにない。
もう少し格式のある温泉ならば、マナーも安心できるのだろうか。ふとそんなことを考えてしまう。
これは気にしすぎなのだろうか。

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アロハヘブンでハワイ気分満喫! [趣味・娯楽]

2年前にハワイに行き、それ以来、ハワイミュージックにはまっている。
ハワイミュージックと言っても、よくフラダンスで踊られているハワイアンと違って、いま風のポップな音楽で、ジャズやボサノバ、レゲエや世界中のあらゆるジャンルの音楽が、ウクレレやスチールギター、ビブラフォンなどをベースにハワイ独特の雰囲気のメロディーが奏でられている。
 
そんなハワイミュージックでお勧めなのが、アロハヘブンという様々なミュージシャンが歌うオムニバスのCDシリーズ。現在13枚までそろえている。
どの曲もリズミカルで、ハワイ諸島のエメラルド色の海や波打つ浜辺、頭上いっぱいの青空、そして微笑みに溢れた人々などを思い起こし、とにかく楽しい気分になる。
在宅勤務などで、気分が乗らない時などつい聴いてしまう。
 
なかでも、ナ・レオという女性3人のヴォーカルグループがいて、そのハーモニーがとても軽やかで心地いい。お気に入りのミュージシャンである。
 
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藤井聡太棋士の「探究」に感銘。 [趣味・娯楽]

 先日、藤井聡太がまたしても快挙を成し遂げた。ヒューリック杯棋聖五番勝負で渡辺明棋聖に勝って通算3勝1敗し初タイトルを獲得。17歳11カ月は歴代最年少記録という。
私の将棋は遊び程度のレベルで、残念ながら彼らの本局を観て、何がどう凄いのか全然わからない。ただ、ベテラン棋士の誰もが彼の指し手に脱帽しており、すでにチャレンジャーというよりも本格的な強さを兼ね備えた青年棋士の誕生なのだろう。彼の魅力は将棋の強さだけでなく、少したれ目で人懐っこそうであり、また人見知りっぽく、ちょっとひ弱に見えるけどしっかり者、そのアンバランスさが妙に好感を持てる。
 もうひとつ、彼に感銘したのは五番勝負で勝利した後に掲げた色紙の言葉、「探究」である。ことばの意味は「物事の真の姿、あり方を探って見極めること」、彼の将棋は、まさにこの言葉に込められており、常にそれを実践しているのだろう。
 しかし、この言葉をじっくり考えてみると奥が深い。真の姿、物事の本質をつかむことは、ただ知識を蓄えるだけではだめで、あらゆる事象を様々なパターンでシミュレーションして、自分なりの判断を下す力をいう。おそらく、彼は将棋の駒、例えば飛車、角や金、銀、そして歩兵のすべての性質を知り尽くし、まだ誰も考えたことのない新たな力を発掘するべく、思考を極限の域で巡らせているのだろう。これは普通の人ではなかなかできることではない。
  
 わたしたちの暮らしは同じ繰り返しの日常で、マンネリ状態に陥ってしまいがちであるが、ほんのちょっと探究心をいれることで潤いのある生活ができるかもしれない。例えば料理の盛り付け1つ探求するのもいい。また、仕事で手帳の書き方をひと工夫探究することで、仕事の出来具合も大きく変わってくるかもしれない。さまざまな世界もまったく新しく感じる可能性があろう。自己啓発としては「探究」はすばらしい言葉だ。

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「ワンスク(1square4)」というヴォーカルグループ [趣味・娯楽]

最近、8年前に書いたブログ記事に、時折ポツポツとアクセスがあり驚いている。その記事というのは「ワンスクエアーフォー」というアマチュア4人組のヴォーカルグループについて書いたものだ。
当時、私が休日によく通りがかる東京都町田の駅前広場で、いつもストリートライブをしており、結構心地よいメロディーと彼らのハーモニーに惹きつけられ、つい手作りCDまで買ってしまった。そんなことで、いつかメジャーになるのではと期待と応援をこめて紹介ブログを書いたが、それから数か月後、いつも歌っていた町田駅前から姿を消し、どうしたのだろうと気にかけていたが、時の経過とともに彼らの存在をすっかり忘れていた。
ところが最近、この記事に妙にアクセスがあるので、ネットで調べたところ、なんとプロとして活動しているではないか。いまは4人組でなく、3人でやっているようで、どのくらい売れているのかわからないが、私のブログにアクセスがあるくらいだから、それなりにファンもいるのだろう。
ホームページには彼らの作った歌のサンプルもあり、久々に聴いたが、やっぱりいい歌声をしている。地味であるが、ひょっとして、メジャーなグループになるかもと8年前と同じことを思ったりした。ただ、何か強烈なきっかけがなければ難しいだろう。所詮、運の世界である。
下記に彼らの紹介HPを入れておきますので、興味のある方は曲をぜひ聴いてみてください。

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新海誠監督「天気の子」は新しいアニメションの可能性だ。 [趣味・娯楽]

 先日、猛暑の中、いま話題の新海誠監督最新作「天気の子」を観に行った。あまりにも暑かったせいか映画館の客席は思ったほど埋まっていなかった。ただ3週間足らずで、すでに観客動員440万人、興行収入が60億円を突破というから、前作の「君の名は」に続き大ヒットである。

 ちなみに、私は大のアニメファンでこの作品をすごく観たかったというわけではない。たまたま観ていたテレビの天気予報で、気象予報士がこの映画を取り上げ、雨の描写が素晴らしいと絶賛していたから、ちょっと気になっただけだ。そんなことで鑑賞してみたが、想像以上にストーリー、アニメーション、そして音楽が心地よく、シニア域に入っている私でも結構満足する出来映えであった。絶賛された雨も納得できるもので、道に叩きつける雨や窓ガラスから垂れる雫、空から降り注ぐ大粒の雨など、まさに実写並みに描写されており、それが主人公の心の動きに合わせて絶妙な情感を醸し出していた。また、さり気ない日常の風景も、ここまで描くかと感心するほどリアルさがあり、アニメというよりも水彩画を観ている感覚にもなった。なんでもかんでも効率や合理さが優先されている現在、この映画は真逆に手間暇かけた仕事をしているようで、どこか日本の伝統工芸と通じる職人技のようなものを感じ、なかなかの見応えである。

 私の固定概念化もしれないが、アニメーションといえばディズニーがズバ抜けてトップを走っているイメージが強く、日本のアニメはそれに比べてやや格下感があった。しかし、この映画を観て、「いや待てよ、もしかして日本のアニメはそれを超えるレベルにきているのではないか」と感じるものがあった。

最近のディズニー映画はどうだろう。ちょうど同映画館でもライオンキングが上映されていて、宣伝用ビデオが流れていたが、天気の子とは全く対照的な創り方だ。ライオンやそのほかの動物たちは毛の一本一本まで丁寧にCGで描写され、ほとんど実写と勘違いするほどの徹底した精緻さであった。これもすごいテクノロジーと完成の高さであり、さすがディズニーと圧倒されるものがあった。しかし、天気の子を観た後であったせいか、どことなく物足りなさを感じてしまう。何がそう思わせるのか。おそらく、すべてがコンピュータで計算しつくされ、逆に「本物にそっくりな偽物」を否が応でも意識させられると同時に、本来アナログ的な情感や感性までもが完成度の高いCGで表現されているからではないだろうか。完璧すぎて隙が無いというのが率直な答えかもしれない。これも一つの表現であり、決して批判しているわけではない。ディズニーは3次元アニメの新しい分野を目指し、そして開拓しているのだろう。

 日本のアニメーションはそうした方向と一線を画し、ひたすら2次元の世界で奥行きを探っているように思える。視覚的な3次元ではなく、精神的、感性的、情緒的な世界で立体感を模索しているのではないか。かつてのウォルトディズニーはそうした思いを追求して、白雪姫やピノキオを制作したと聞くが、現在のディズニーはそれとは違う方向に進んでいるようだ。実はこの精神を脈々と受け継いでいるのは日本のアニメで、手塚治虫にはじまり、宮崎駿監督や新海誠監督など、まさにいま日本的な手法で新たなアニメションの世界が花開かせようとしているのではないか。そして「天気の子」は新しいアニメの可能性を一つ示してくれたように思う。ちょっと大胆な解釈かもしれないがそんな気がしてならない。


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簡単ホットサンドのレシピ [趣味・娯楽]

スマホの長期利用優待のポイントがたまり、ホットサンドプレートと交換した。

早速、今日の朝食にそれを使ってハム、チーズ、トマトの簡単ホットサンドを作ってみた。思ったより、喫茶店なみのちょっとカリカリ感のあるホットサンドだったので、このブログで紹介したいと思います。

 

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 ハム、チーズ、トマトのホットサンドの出来上がり

 

簡単ホットサンドのレシピ

   まず、プレートの食パンを載せます。

パンは8枚切りを使用。このプレートは6枚切りになると蓋が閉まらないので8枚切りまで。プレートにバターを塗るかどうかはお好み。我が家は油控えめなので、そのままパンを載せました。

 

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   次に少し大きまなスライスチーズを1枚載せます。

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   それから、チーズの上にミニトマトを載せます。あまり量が多いと挟んだ時にはみ出すので適量に。

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④その上にハムを2、3枚載せます。

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  それから、その上にパンを載せます。

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   蓋を閉めて、3分間トーストします。

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   ホットサンドの焼き上がり。

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 あとは食べやすい大きさに切り込んで出来上がり。

サンドイッチだと、チーズとハムとトマトのそれぞれの味でバラバラ感がありますが、トーストすることで一体感のある味わいになります。

また、野菜、肉、デザートなど様々な具を使えば豊富なバリエーションのホットサンドが楽しむことができます。とにかく、このホットサンドプレート、手軽なのがいい。

 

 そんな簡単レシピではありますが、おいしいコーヒーとホットサンドで、おしゃれな朝食を楽しむことができました。


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ポツンと一軒家が面白い。 [趣味・娯楽]

 日曜の夜8時といえば、わが家では大河ドラマであったが、いまは「ポツンと一軒家」を楽しみにしている。
毎度、パターンは決まっており、衛星画像から人里離れた山の奥深くにある一軒家を見つけ出す。
そこを目指して、大抵車1台がやっと通れるぐらいの崩れかかった崖道をひたすら走る。当然道路フェンスも何もなく、舗装があればいい。時には山崩れの後で石がゴロゴロ道路に転がったままという場面もある。そんな中を「やばい。やばい。」と言いながら車で慎重に進んでいく。息を抜けば谷底へ一直線に落ちそうなところも多々あり、なかなかスリリングである。

 

 しかし、なぜこんな場所に人が住んでいるのか、本当に生活できるのか。毎度、不思議さと驚きの連続だ。そして、目的の一軒家に辿り着くと、そこからで出てくる人は、まず後期高齢者のお年寄りだ。しかも共通しているのがニコニコ顔の人懐っこい方が多い。毎日の生活は相当苦労していると思えるが、そんなことは微塵も出すことはない。むしろ、日々を楽しみ、生き生きと生活している様に見える。

 

 でもディレクターが色々はなしを聞いていくと、やはり厳しい環境のなか苦労が多く、昔は何軒もある集落が一軒また一軒と減って、気が付けば最後の一軒家になったという話が多い。そんな過酷な環境で生活してきたせいか、共通しているのがみんな働き者であると同時に楽観的な感じの人が多い。

 

 このポツンと一軒家、視聴率もうなぎ登りで、いまは20に迫るお化け番組のようだ。なぜ、これほどまでにみんなを惹き付けるのか。それは「本当の幸せってなんだろう」というヒントが詰まっているからではないだろうか。「不便な生活は不幸なのか。」現代の日本における本質的な問題が投げかけられている気がする。この便利さに恵まれ過ぎた現在、真逆な生き方が妙に新鮮である。ただ、実際にこの生活をやってみろと言われても、簡単できるものではない。でも、ちょっと経験してみたいという冒険心は感じる。

 

 番組の中で、所さんと林先生のやり取りで、「都会の人のほうがポツンと一軒家かもしれない」と言っていたが、それは本当に頷ける。人が大勢いても、お互いに挨拶もなければ交流も少なく、孤独を感じている人も多いように思える。これは人を頼らなくても生活できる都会の便利さが、結果として人を疎遠にさせているのかもしれない。この番組を観ていると、どの様にような生き方が充実しているのか、たとえ厳しい環境や条件でも、ものの見方や考え方ひとつで、楽しい世界をいっぱい感じとれることを教えてくれるような気がする。気楽に見ながら、奥深いものを感じる番組である。


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シネマ、ジャズミュージックを楽しむ [趣味・娯楽]

先日、山野楽器のCDショップで、3組のCDを買った。

 

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  最初は暇つぶしのつもりであったが、たまたまこのCDが目に留まり、衝動で買い込んでしまった。いずれも、タイトルにはGINZAというイニシャルが入り、JAZZ(ジャズ)とCinemas(シネマ)とSalonClub Bars(サロン&クラブバー)のジャンルで分かれている。中身は昔懐かしい名曲ばかり。シネマではカサブランカの「時の過ぎゆくまま」からはじまり、風と共に去りぬの「タラのテーマ」、グレンミラー物語の「ムーライトセレナーデ」、エデンの東、慕情、南太平洋などなど、最近ではロッキーやスターウォーズのテーマまで入っている。これらはサントラ盤ではなく、知っている人はかなりの年齢層と思うが、むかし深夜のラジオで流れていた城達也のジェットストリームを思い出させる、ピアノと弦の旋律が奏でるムードミュージックだ。CDディスクはそれぞれ2枚組で、映画好きのシニアにはたまらない34曲のセレクションが楽しめる。私もシニアに属するが、どちらかといえば若い方の世代だ。このCDに納められている曲はすべて知っているし、映画もほとんど観ている。であるから、曲目とディスクの案内書を観ているだけでワクワクしてしまう。

 

私が学生の頃、銀座には名画を3本立て上映する小さな映画館があり、何回か観に行った覚えがある。3本観るには結構疲れるが、当時、私にとってハリウッド映画は、単なる娯楽というよりも、アメリカの圧倒的な文化や社会を知るひとつの窓口で、それを知ることで、ちょっと優越感のようなものさえ感じていた。今思えば単なるアメリカかぶれだったのだろう。だからといって、日本映画を軽視していたわけではない。寅さんシリーズだってほとんど観ている。基本的に映画好きだったのだ。

 

そのほかの2組のCDであるが、ピアノとジャズ。これまた、シックでいい。タイトルには「あの頃、銀座で聴いたジャズ」と書かれているが、もちろんマイルスディビスのトランペット、ルイアームストロングの濁声やドリスディの明るく軽やかな歌声など、ジャズの定盤はしっかり入っており、上質な大人のサウンドに浸ることができる。ステレオの音量を少し大きめにして、ワインやウィスキー片手に、ちょっと銀座の高級クラブの雰囲気を想像しながら贅沢な気分でくつろいでいく。そんなひと時を過ごすのもたまには良いものだ。


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伝統工芸品で楽しむ [趣味・娯楽]

  先日、東京港区青山にある伝統工芸青山スクエアという店にふらり入った。ここは全国各地の伝統的工芸品を一堂に集めたギャラリーショップで、木彫りや竹細工、和紙、陶磁器、着物など、時代を超えて受け継がれてきた匠たちの技や伝統的な日本の美を味わうことができる。いろいろと種類も豊富で、焼き物ものだけでも、九谷焼や伊万里焼、益子焼に赤津焼から備前焼、信楽焼等など、有名どころはすべて揃っている。また、ここのショップの特徴は都心に店があるせいか、古きを生かしつつ現代風にアレンジしたデザインが多く、新鮮でセンスが良い。

 実はこれまでも何回かこの店に訪れ、買い物もしている。

まず、お気に入りの一品が底に富士山を削り込んだ江戸硝子のタンブラーグラスだ。

 

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 このグラスにワインやビール、あるいはジュースを注ぐと、富士のすそ野にその色が広がり、くっきりとした雪景色が映し出される。面白いアイデアである。この写真は赤ワインで赤富士を作ったものだが、よく観るとすそ野のくぼみや山肌も驚くほど実際の形状に近い。おそらく職人さんはグラスの中に本物の富士山を彫刻する気持ちで削り込んだのだろう。このグラスで飲むお酒は楽しく愉快である。

 

 それからもう一つ、葛(くず)で編みこまれた名刺入れ。

 

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 これまでブランドの革製品を使用していたが、この店で手織り葛布の名刺入れを観ているうちに、どことなく惹き込まれて衝動的に買ってしまった。いまは仕事の必需品として愛用している。この手織り葛布は静岡県掛川の特産品で、聞くところによるとこの名刺入れは創業140年の歴史ある織元の6代目(現役)の方が織り込んだ品という。なかなか丁寧に仕上げており、物持ちも良さそうだ。

 

 葛について調べると、土手に生えているつる性の決して珍しくない植物であり、根っこから澱粉をとったものがいわゆる「くず粉」で、漢方薬の葛根湯や和菓子の葛切りの材料として身近に使われているものだ。また、つるの表皮と芯の間にある繊維から撚った糸で織り込まれたものが葛布で、かつては掛川の一大産業として地域の経済を支えていたという。この名刺入れにもその葛布が施されており、表面のサラサラした手触り感とレトロな風合いがこの品の魅力を醸し出している。商談などでこの葛布の名刺入れを使うと、相手の方も気になるらしく、本題の前にちょっと雑談の花が咲き、緊張した空気も和やかに解れていく。ビジネスにおいて、ひとつの武器になるツールといえよう。

 この2品はお気に入りであり、とても良い買い物をしたといまも満足している。


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マツダ車のソウルレッドのボディがカッコイイ [趣味・娯楽]

  最近、鮮やかな突き刺すような赤のメタルボディの車が目に留まる。その赤はやや深みがあり、ワインレッドではなく、何とも言えない独特の色彩感がある。車体もスポーティーでカッコ良く、パッと観は欧米系の外車っぽく、ちょっとワクワク感が走る。 

車前面のエンブレムを観るとVの羽マーク、マツダ車である。 

トヨタのレクサスは高級車の格式のあるイメージが定着しているが、いまのマツダ車は斬新さの点で引けをとらないインパクトがある。 

 最近、気のせいか、ここ神奈川県の地でもマツダ車が増えてきている感じがするし、私自身もかつてのイメージを払拭させられ、個人的な車メーカーの順列でマツダのポジションがかなり上にある。 

 この車の「赤」は数年前から見掛けていたが、改めてインターネットで調べると、「ソウルレッド」と呼ばれるもので、その色のお披露目となるモーターショーで発表したコンセプトカーでは、独特の光沢感と強烈な鮮やかさ、美しさを引きだすために職人が13層の塗装の塗重ねして仕上げたものだそうだ。ただコストが要求される市販車ではコンセプトカーのような工程はムリで、そのソウルレッドをつくりあげるために、染料の開発から、塗装法や陰影感や透明感の生えるボディーのデザインなど一丸になって生産手法を開発して実現できたものという。ここまでの本格的なこだわりがあれば他社も簡単には真似ができないと考えるが、競争他社の車も塗装レベルが上がっており、間違いなく影響を受けている。 

 マツダのボディーカラーは、これまでマンネリ傾向のあった日本車デザインに、新たな旋風を起こしてくれた。これからの新車が楽しみになってきた。

 

安全、安心、省エネも大事であるが、クルマはやはりワクワク、楽しくなければ面白くない。夢のあるクルマづくりをしてほしい。


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「ブラタモリ」が面白い [趣味・娯楽]

 NHK番組「ブラタモリ」を毎週楽しみに観ている。昨日は博多。繁華街でにぎわう街並みも、その昔、川に挟まれた2つの小さな島のような砂丘が徐々に堆積し、現在のような地形になったことも驚きだが、弥生時代の太古から人が住み続け、地層や街のあちこちに歴史の痕跡が残っているのが非常に面白い。

 普段ならばちょっとした地形の高低差や道の曲がり具合などほとんど気にすることはないが、そこはタモリさん、鋭い切り込みとウィットのある語りで、歴史的な凄い事実を暴いていく。歴史と現代の風景が一致する瞬間で、観ている方も「なるほど」と一緒に興奮を覚える。

 こうしてみると地形、街並み、道、地名には歴史のすべてが刻み込まれているといって良い。いつも目にする風景も歴史と重ね合わせてみるとまた別の風景が見えてくるものだ。

 また、この番組ではタモリさんと桑子アナの絶妙なコンビもいい。博学でありながらも少年のようなオヤジとなんでも興味津々の笑いが絶えない若い女性、突っ込みとボケもいい感じで、時折漫才を観ているようだ。特に桑子アナが発する、まるではじめて日本に来た外国人的なコメントが番組を大いに引き立てている。

 今後もこの2人、全国をあらゆる地域を探索し、タモリと桑子流、新しい歴史感を紹介してもらいたい。 


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中島みゆき「時代」 不思議な力を持った曲だ。 [趣味・娯楽]

ラジオでひさびさに中島みゆきの「時代」が流れているのを聴いた。

もう40年前の曲だが、メロディーや歌詞は古めかしくなく、いまの時代にもピッタリ合う。最近、この曲は卒業式などにも歌われ、東日本大震災で被災された方からも多くのリクエストが寄せられるという。明日への希望を与える不思議な力を持っている。

しかし、当時20歳そこそこの女の子がなぜ、このような人生を達観したような詩を書けたのか。そんな時代もあったね。あんな時代もあったね。と聴くと自分のいままでの人生が頭の中でぐるぐる回わる。まさに、まわるまわる。時代はまわる。まさに歌のとおりに心の景色が広がってくる。

 では、その歌詞の一節目を紹介する。

 「時 代」  歌・詩・曲 中島みゆき

今はこんなに悲しくて涙もかれ果てて

もう2度と笑顔にはなれそうもないけれど

そんな時代もあったねと、いつか話せる日がくるわ

あんな時代もあったねと、きっと笑って話せるわ

だから今日はくよくよしないで、今日の風に吹かれましょう

まわるまわるよ 時代はまわる、喜び悲しみ繰り返し

今日は別れた恋人たちも、生まれ変わって めぐりあうよ

20代に聴いた時、ピンとこなかった歌詞も、人生をいろいろ経験した50代半ばで聴くと、ひとことひと言が心に染み入り染入り、どこか慰められ、そして明日に向かって元気づけられる。あまり気にしていなかったが、改めてこの曲に出会い、心を揺さぶられてしまった。


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蕎麦屋にジャズ、これが意外といい。 [趣味・娯楽]

  最近、意外なところでジャズを聴く。蕎麦屋、焼き鳥屋、もんじゃ焼き屋、それから温泉の露天風呂。これが不思議なくらいフィットする。聞くところによると、関西ではお寺でジャズ演奏の催しを行っているところもあると言う。いまやジャズは日本の文化にしっかり溶け込み始めている。

 だが、そんなジャズも音楽のジャンルとして聴いている人はそう多くない。特に若者の間ではあまり人気があるとは言えない。まだ大人の音楽という昔ながらの先入観があり、軽い気持ちでは入っていけないようだ。

 私もそれほどのジャズファンではないが、ビル・エバンス、スタン・ゲッツ、ソニー・ローレンス、ウエスモンゴメリー等などのモダンジャズ的なスタンダードが好きである。また、ルイアームストロングのあのしゃがれた声やジョー・スタフォードの情緒あふれる歌声を聴くと、不思議と懐かしい気分になり心が妙に踊る。これらの曲が流行った1950年代前後のアメリカは経済も文化も絶好調で憧れの存在であった。そんな良き時代の雰囲気がこれらの音楽に漂っているから、良い気分になれるのだろう。

 さて話を戻すが、私はこのアメリカンであるジャズがいま日本文化に新しい息吹を吹き込んでいると考えている。

 西洋とは全く対照的で伝統的な古い文化が、ジャズミュージックとのコラボレーションで妙にオシャレな雰囲気になり、そして日本らしさも引き立てられている。それが融合すると凄く斬新さを感じるのが面白い。もしかしたら、ジャズ自体も日本の伝統文化の中で際立たされ、その良さも引き出されているのかもしれない。これも和洋折衷なのだろうか。 

 もうひとつ、ジャズに魅力を感じるところがある。それは「品格」。

 ジャズは歴史を顧みると様々な人たちの文化や生活の影響を受け今日のようなスタイルになったが、その音楽には一貫としてアメリカ南部の貧しい黒人の魂が込められている。アフリカから奴隷としてアメリカ大陸に連れてこられ、過酷な重労働と苦しい生活の日々から生まれた音楽である。彼らの苦しみや喜びがその音色に詰まり、その魂が今日の我々の心を響かせているのだ。1930年代頃からニューオリンズを中心に酒場など演奏され始め、スタイルも変わりはじめたが、ミュージシャン達は一様にその音楽の精神性を尊重し、より良質な音楽へと進化させていった。そうしたことから、ジャズは心をより揺さぶる品格性を高めてきたのだろう。

 だから、そんなジャズの精神性が日本文化の相性とぴったりくるのではないだろうか。

 今日は休日であるけど、家で仕事をしなければならない。ビル・エバンスのピアノを聴きながら、これからリラックス気分で仕事をすることにしよう。


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クリスマスソングは癒される。 [趣味・娯楽]

 11月末になるとクリスマスソングが街中に溢れる。いまの若い人はクリスマスソングと言えば誰の歌が浮かぶのだろう。

 私の世代は、まずジョン・レノンの「ハッピークリスマス」、ワムの「ラストクリスマス」、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」、そして山下達郎の「クリスマス・イブ」が代表的だ。これらの曲を聴くと若い頃を思い出し、なぜか心が弾む。たぶん多くの人たちも同じようにウキウキするのではないだろうか。

 最近の歌も良いが、クラッシックソングも格別である。ビングクロスビーの渋みのある声と女性コーラスがハモる「ホワイトクリスマス」はやはりクリスマスソングの最高峰であるが、ナッキン・コール、フランク・シナトラ、ルイ・アームストロングなどの一流ベテラン歌手の味のある歌声も気分を幸福にさせてくれる。

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 その中でも自分のお気に入りはドリス・デイの「シルバーベルズ」。彼女の明るい歌声はつらい事や苦しい事を吹き飛ばしてくれる何か魔法のような力が宿っている。クリスマスは基本的には子供向けなのだろうが、ジャズっぽく親しみやすく、また讃美歌のような神秘的な魅力を秘め、それが不思議な雰囲気を醸し出す。だからこの時期は特別な気分になるのだ。

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 忙しく、不景気で心身冷え冷えしているこの頃、このゆったりした昔懐かしい歌声で癒されるのもいいものだ。


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桑田佳祐のこれまでの音楽活動は偉業だ。 [趣味・娯楽]

 今日、桑田佳祐の最新アルバム「I LOVE YOU」を購入した。期待を裏切らない出来である。

 サザンオールスターズの「勝手にシンドバット」で世に出てきてから30年以上経つが、音楽界を常に第一線で活躍している。どんなに偉大なミュージシャンでもピークは10年。いや3年でも凄いことだ。これは音楽界の偉業である。この記録は、彼が音楽を止めるまで続き、後世には「サザン・桑田サウンド」のジャンルが残るのではないだろうか。もしもポップミュージックの殿堂があるならば、ビートルズやフランクシナトラ、ルイアームストロング等と並んで入るってもおかしくない。

 桑田佳祐の音楽は初期と比べると、音楽に深みや広がり、そして濃くも出てきているが、基本的な空気は変わっていない。ところどころ、サザン独特のメロディーが流れ、それが何とも心地よい。自分の青春時代はサザンの歌と共にあったせいか、彼らの曲を聴くと、あの頃の気分に還ってしまう。

 ただ、20代の若者に聞いみても、桑田佳祐の歌には「古くささ」や「大人の歌」の印象はなく、我々が若いときに感じた気分で楽しんでいるようだ。おそらく、彼の独特な「青臭さい男の匂い」が若い世代にも共感を呼んでいるのではないだろうか。

 しかし、桑田佳祐をはじめサザンオールスターズはすでにシニアの域に入っている。数年前、桑田佳祐が食道がんの手術で、歌手生命が危ぶまれることがあったが、現在精力的にツアーを行っているようだ。でも、ここまできたら、人気商売にこだわることはない。むしろ、いつまでも心に残る音楽を創り続けられるよう体を大事に活動してもらいたい。

 


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4人組ヴォーカル「 ワンスクエアフォー」心に響くハーモニーだ。  [趣味・娯楽]

  先日、東京都JR町田駅前のデッキ広場で、若者4人が路上ライブをやっていた。

 普段、こうした路上ライブに関心がなく、足を止めることは滅多にない。しかし、このグループの歌は妙に聴き心地が良く、気が付けば数曲聴き入ってしまった。

「ONE SQUARE FOUR」 略して「ワンスク(OSF)」という4人組のヴォーカルグループ。ちょっとコブクロを思わせる雰囲気もあるが、4人のコーラスハーモニーは実に絶妙で心に響く。最近の速いテンポの曲と違い、ゆったりと穏やかに聴かせてくれる。曲に若さと力強さがあり、いままでにない新鮮さを感じる。なぜ、彼らがこんな場所で路上ライブやっているか不思議なくらいで、メジャーになれる実力は十分あると思う。

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( ワンスクエアフォー ホームページより写真引用。)

 とにかく、詩の内容とメロディがいい。ウケを狙った感じもなく、ほっと癒してくれ、とても暖かい気持ちにさせてくれる曲が多い。

 これまで路上ライブのCDなど見向きもしなかったが、思わず1枚買ってしまった。 家に帰ってCDを取り出して驚いたが、なんと曲名を手書きで書いてあるではないか。まさに自分たちで作ったオリジナル音楽というのが滲み出ていた。

  何回か繰り返して聴いたが、飽きないメロディーである。特に最後の「FOREVER」は素晴らしい出来だ。

  頼まれたわけではないが、このグループを応援したい気分になり、こうしてブログで紹介することにした。 ユーチューブで 「ONE SQUARE FOUR 」で検索すれば、路上ライブでの彼らの魅力ある歌声を聴くことができます。ぜひお試しください。


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キョトンとした表情、愛らしいトリがやってきた。 [趣味・娯楽]

最近、我が家に色々な鳥がやってくる。早朝から、鳥のさえずりというよりも、大きな鳴き声で目が覚める。

近郊住宅街で決して田舎ではない。ただ、近所の家に大きなビワの木があり、いまちょうど実を付けている。鳥たちは、それ目当てに集まってくるようだ。

2階の部屋にいた時、外で何やら鳥の鳴き声が聞こえた。しかも、近くで。そっと窓の外を観ると、バルコニーの手すりに、ややふっくらしたトリ(ひなどり?)がいるではないか。おそるおそる窓を開けてみたが、逃げる様子もなく、それどころか、こちらを観ている。 

  DSCN0217.jpg

これは写真に撮らねばと、急いでカメラを取に行き、また、そっと外を観ると、逃げることもなく、同じ表情で、こちらを見ている。これほど警戒心がないのも嬉しいものだ。

何しろキョトンとした、その表情は実にあどけなく愛らしい。

持ってきたカメラで、「カシャ」とシャッターを切った。別に驚いた様子もない。この写真のとおりである。

しばらく、お互いに見つめ合い、このトリに「どこから来たのか、誰かを待っているのか。」と勝手に話してみた。当然、わかるわけがないが、不思議そうな表情をして、こちらを観ている。妙に親近感を感じてしまう。

とりあえず、カメラを置くために部屋に入り、そして、次に外を観ると、もう姿がなかった。・・・いなくなるとちょっと寂しい。

なかなか、このような場面に遭遇することはない。ほんのひと時であるが、すごく優しい気分にふれあうことができた気がする。

できれば、またひょっこり来て、その愛らしい表情で癒してくれないだろうか。


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手帳を買う時期が来た。 [趣味・娯楽]

 師走に入り、めっきり寒くなった。街中はすっかりクリスマスモードに飾られ、文具店に行くと、カレンダーと手帳がズラリと並ぶ。スーパーやホームセンターでは締め飾りや鏡モチがもう売られ、この一カ月は追い立てられるように過ぎていきそうだ。

 年を重ねる度に、時間の短さを痛切に感じる。人生、長いようであっという間なのかもしれない。そう考えると1日1日が非常に大事である。限られてくると無駄には過ごせられない。

 でも、何か目的がないと、ついダラダラ時間を潰してしまう。やはり、充実した人生を過ごすためには、常に目標と問題意識を持つことが必要なのだろう。まあ、あまり大きな目標だとくじけてしまうことが多いから、まず、身の丈にあった目標を確実にこなしていくことが良さそうだ。自分のちいさな目標のひとつとして、最低、週に1本のブログを書くことを課している。なかなか忙しくて、書く暇がないのだけれど、いまのところ、おおむね達成できている。数人でも読んでくれる人がいると実に嬉しい。

 来年の手帳には単に予定を書くだけでなく、目標をしっかり明記し、達成具合をチェックできるようにしたいと考えている。目標レベルの設定は3段階。それから、人生に有意義な名言、格言なども書きしるし、毎日何度も読み返せるようなものにしたい。さて、自分の考えにピッタリ合う手帳があるか、文具店に行き、さがすとしよう。


タグ:手帳
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意外にハマる、妖怪人間ベム。 [趣味・娯楽]

  「 はやく人間になりたい。」 当時、このセリフは大流行した。

  これが放映されていた時、私はちょうど小学生で、毎週楽しみに観ていた。けれど、あまりに気色悪い番組だったので、親から「こんなものを観るのはやめなさい!」と、よく言われた記憶がある。その妖怪人間ベムが、ドラマで復活した。38年ぶりらしい。

  アニメでのイメージが強烈なので、”ドラマでは絶対再現不可能、観れたものではない”と確信していたが、ちょっと気になり、番組を観てみると、意外にハマってしまう。

  たしかに、アニメでは指が三本、普通の姿も人間らしくないばけもの風貌だ。ベムは岩のように頑丈な体格で、無口な大男、ベラは妖怪(化け物姿)に変身する前から、妖怪のようにおっかない。ベロだけは安心して見られるキャラクターだった。みんな容貌は醜いが、心優しく、正義に満ちた心を持っている。そんな彼らが、逆に人間の醜い世界の中で正義を貫き戦っていく。でも所詮、妖怪、ヒーローになれず、人知れず姿を消していく。いつも寂しさが残る番組であった。

  当時、子供心ながら、ベムたちのように、”たとえ日陰に生きていても、まっすぐ、正しい心を持たなくてはいけない”と漠然と思ったりしたものだ。だから、40年近くたった今でも、ベム、ベラ、ベロの記憶は、オドロオドロした妖怪でなく、やはり正義の味方なのだ。

  さて、現在のドラマであるが、配役にそれぞれ味があって良い。ベム役の亀梨和也はアニメと違って、カッコよすぎる。けれど、それが現代のドラマにピッタリくる。ベラ役の杏がまたすごく良い味を出している。私の評価ではむしろアニメ以上。ベラは冷酷のようであり、実は愛情の深い妖怪である。その難しい心の動きをよく表現している。さすが大俳優渡辺謙の娘である。それから、ベロ役の鈴木福、アニメとはキャラが違うが、彼のいまどきの子供にない子供らしさが、妖怪人間とのギャップをつくり、何か切ない気持にさせられる。なかなか上手い配役だと思う。

  視聴率も上々らしい。きっと私のようなアニメ時代のファンが結構ハマっているのだろう。ところで、最終回はどういう終わり方をしたのだろうか、人間になれたのか、それとも妖怪のままで終わったか、気になるが思いだせない。平成の妖怪人間ベムでは、果たしてどうなるか。まだ、始まったばかりなの終盤を気にしていてはいけない。まあ、気長に毎週楽しむことにしよう。


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「法然、親鸞 ゆかりの名宝展」いま仏教思想を見直す時代だ。 [趣味・娯楽]

  浄土宗の祖・法然とその弟子の浄土真宗の祖・親鸞を紹介する特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」が東京国立博物館平成館で開催される。今朝の朝日新聞に哲学者梅原猛さんと作家の五木寛之さんの興味深い話が載っていた。

  法然と親鸞の生きた時代は平安末期から鎌倉時代、地震や干ばつ、洪水、火災など天災や戦乱が続き、人々は飢え、疫病、そして殺し合いなど、地獄のような苦しみや恐怖に怯え、生きることに絶望を感じていた時代であった。この時、法然と親鸞の2人の偉人が現れ、仏教に新たな旋風を起こし、苦しみにあえぐ民衆に希望の光を与えたのだという。

  法然は「南無阿弥陀仏」ととなえれば、誰でも極楽に行けるという平等思想を宗教に持ち込み、その弟子親鸞は法然の思想を一歩進め、死後ではなく生きている人間の魂を救うという画期的な思想を取り込み、従来の仏教思想を大きく変えたという。

  「人間は生きていくためには他の生命を奪い、食べたり、利用したりすることから逃れることは無いのです。動物や魚だけでなく、草にも石ころにも生命があるのです。そう考えると、私たち人間はこの地球上で営々と悪をなし続けてきたのではないかという重い問いを突き付けられています。(中略)、私たちはすべてみな罪人であり、その深い心の闇を照らしてくれる光こそ仏だと親鸞は考えています。」五木さんは話の中でそう語っている。

  今の日本人は、経済大国の豊かさの中で多くの大切なこと忘れ、失った。我々の食生活は世界で最も贅沢とされている。まず、賞味期限があり、それを過ぎれば廃棄、食べ物も味覚に合わなければ残すし、また、食べ過ぎを嫌って残すこともある。捨てたり残すことは金銭的にもったいないというより、その為に犠牲になった生命に対する詫びをしなければいけない。しかし、そんな罪悪感は現代社会から消え去っている。

  何事も、何かの犠牲の上に成り立っている。それを自覚したら、食べ物にしろ、物品にしろ、もっと大切にしなければならない。人の命や、人の心を軽んじる世の中になったが、こうした仏教の精神が、我々の心から薄らいでいるのは確かだ。

  現在の日本では鎌倉時代のような飢えや疫病、戦乱などの苦しみは存在しないが、殺伐とした人間関係、過度なストレスなどやはり人々の悩み、苦しみは続く。また、それ救われず自殺する人の数は毎年3万人を超える。異常な世の中だ。

  何も救われる為に宗教の世界に入ったり、「南無阿弥陀仏」をとなえる必要はない。しかし、法然や親鸞がもたらした仏教思想の中に、現代社会にも通じる救いの智慧が必ずあるはずだ。我々は長い日本の歴史の中で受け継がれ、そして培われてきた宝を粗末にしてはいけない。戦後65年の間に欧米思想で埋め尽くされてしまったが、もう一度、日本古来からの大切な思想を取り戻す時期に来ているのではないだろうか。それも、日本再生の一つになると思う。


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これからもラーメンの深化が楽しみだ。 [趣味・娯楽]

 日本のラーメンは世界に誇れる食文化である。そう言っても過言ではない。

 一杯のどんぶりの中に様々なラーメンワールドがある。麺ひとつ取り上げても、あまりに奥が深く、簡単には語れない。いまや超人気ラーメン店は、フレンチ系レストランと肩を並べるくらいのステイタスを持っている。一緒に並べないでくれと言われるかもしれないが、庶民にとっては、ラーメンの地位は高いのだ。

 ラーメン店の面白いところは1つのルールの中で競っている事だ。まず、材料が麺とスープと具の3種類。スープの味は大きく塩、醤油、味噌の3種類、具はお馴染みのチャーシュウ、そして野菜である。しかも価格は700~800円くらいで作ること。値段に上限がなければ、いくらでも客を引き付ける材料を使える。だが、ラーメンの世界ではコストパフォーマンスが重要なのだ。人気店の共通するところは美味くて、まず価格が高くない。やはり、それが最低条件であろう。

 自分の住んでいる神奈川県相模原市もラーメン激戦地区で、特にJR相模原駅付近には有名店も建ち並ぶ。ラーメンの好みは人それぞれであるが、私はどちらかというと、とんこつ系のこってりしたのが苦手である。だから、博多系、横浜系のラーメンは滅多に食べない。

 いつも行っている店は、「おやじ」と「青葉」。おやじは北海道(札幌?)系で、野菜がたっぷり、やや甘みを感じるマイルドなみそ味のラーメンである。味のバランスが比較的良いと思っている。それから、青葉はつけ麺の店だ。ここは東京中野に本店があり、全国ランキングでもトップランクの店と聞く。最近ではのれん分けで、青葉の名前を時折目にする。ここのつけ麺は、とにかく麺がうまい。やや酸味のあるスープと麺のコラボレーションが絶妙で、最後まで飽きないで食べられる。

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相模原の人気店 つけ麺の「青葉」と北海道らーめん「おやじ」。

その他にもお薦めのラーメン屋はあるが、なぜかこの店ばかり通っている。その青葉とラーメンおやじの店の向かい側に、「村田屋」があるが、ここは超有名店で、しかも夕方の6時以降しか開かない。一度、食べに行ったが、やはり何人も辛抱強く並んでいた。私にはちょっと濃くがありすぎて、何度も来たいという気にはなれなかったが、周りをみるとリピータらしき人が多い。しかも、ここは客の礼儀も正しく、食べ終わった後に、ごちそうさまと言って帰る人が多い。きっと何度も食べに来ている客なのだろう。

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超人気店村田屋、夕方6時にならないと開店しない。

 まあ、1000円以内で、満足できる食事は実にありがたい。ラーメン屋はレストランと違い、調理人の顔が良く見える。自分の目の前で精魂込めて作るラーメンは、またひと味ちがう。これもラーメンを楽しむ醍醐味で、作り手の「ワザ」と「思いとこだわり」が、さらに人々を惹きつける。

 いま、ラーメン屋を志す若者が多い。それはラーメン文化の未来に明るさがあることを示す。ラーメンでひと儲けするのもいいが、ラーメン文化をより深化させ、これから我々に至福の一杯を作り続けてほしい。


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コーヒー専科「宮越屋珈琲」で贅沢なひとときを愉しむ。 [趣味・娯楽]

 ゆっくり味わう一杯のコーヒー。 昨日、小田急線の町田駅(東京都)の近くのコーヒー専科「宮越屋珈琲」で贅沢なひとときを愉しんだ。

店はまだ新しい。町田は、JR横浜線との乗り換えで、よく街中も歩いている。でも、いつからここにオープンしているのか、気が付かなかった。(ネットで調べたら昨年10月オープン) どんな店か、妻と食事した後に、ふらりと入ってみた。

 店の中は、コーヒー専科独特の雰囲気が漂う。まず、目につくのはアンティックで英国風な家具、やや明るさを抑えた室内照明。テーブルに置かれたスタンドライトは木目調の家具をひときわシックな感じにさせている。耳に聴こえてくるのは、もちろんジャズ。壁に組み込まれた大スピーカーから、重低音と高音が心地よく鳴り響く。特にベースのズンズンと体に響かせる低い音、そして、ドラムのシャシャーンとなる高音の響きがいい。

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 席はテーブルでなく、カウンターを選んだ。マスターがコーヒーを入れる仕事を観るのも、心が落ち着く。よく観ると、茶道でお茶を入れるしぐさにも似たところがある。たった一杯のコーヒーを入れるのに手間と時間を惜しんでいない。豆を挽き、粉をドリップに移す。その時も、粉が満遍なく湯にしみ込むように、何度もドリップを振りながら調整している。湯の注ぎ方にも、速度と間があるようだ。一度には入れず、あるリズム感がある。これが本式のコーヒーの入れ方なのだろうと想像しながら、眺めていた。

 目の前に、一杯のコーヒーが出てきた時は、まさに贅沢な嗜好の一品。私はマンデリン、妻はグァテマラを頼んでいた。マンデリンは濃厚でやや苦い。美味しい店でなくては飲む気がしない。グァテマラは比較的苦みが低く飲みやすい。コロンビアやキリマンジャロと並び、人気のあるコーヒーだ。

 カップも男性客、女性客を意識して、選んでいるようだ。妻は花柄であったが、私のは幾何学的でシャープなデザイン模様であった。ちょっとした心配りも嬉しいものである。

 一杯のコーヒーで1時間近くいただろうか、こんなひと時もたまには必要だ。下にこの店の紹介をしておこう。本店は札幌みたいで、東京では有楽町にあるようだ。ちょっとお勧めの店である。

「宮越屋珈琲ホームページ」

http://www.miyakoshiya-coffee.co.jp/jp/shop/shop5.html


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電子レンジでポテトチップス、ヘルシー味だ。 [趣味・娯楽]

 いま、ポテトチップスづくりにハマっている。

 先日、東急ハンズでブラブラしていたら、「チンしてチップス」という商品が目についた。ジャガイモを付属のスライサーを使って薄く切り、それをカゴ様な容器に並べて、電子レンジでチンすると、簡単にポテトチップスの出来上がる。油も使わず健康的というふれこみにひかれ、しかも、価格が千円程度だったので、試しに購入してみた。

 ところが、やってみると意外に面白い。ジャガイモ1個でちょうど一回の電子レンジが使えるように器具が設定してある。最初は、やや生っぽく、成功とはいえない出来であったが、回数を重ねると幾分上手に作れるようになってきた。現段階での私の調理方法について記してみる。

まず、ジャガイモを皮むき器で削り、包丁で半分に切る。
そして、付属のスライサーで薄削りにする。カゴに並べられるチップの枚数は24枚。でも、大体1個のジャガイモでで24枚程度削れる。これは計算されて作られているようだ。
下記にチップを並べた状態。これを電子レンジに入れる。

DSCF6097.JPG

次に電子レンジの設定。
 説明書には、電子レンジ500W10分と書いてあったが、これでは満足いくものができなかった。
まず、ポテト同士がくっ付いてしまい、どうも出来上がりの形がよくない。

 いろいろ、試してみた結果、まず500W 9分30秒の設定し、一回目のチンする。電子レンジから一度取り出して、ボールの中に一度全部あける。するとチップス同士が互いにくっ付い合った状態で、それをボールの中で、バラバラにはがす。そして、再度、カゴ容器に並べ、500W 4分に設定し、再びチンする。

これで、香ばしいポテトチップスノ焼き上がり。あとは、塩をまぶして出来上がりである。

DSCF6101.JPG

 実に簡単である。

 ただ、現段階では、塩がうまくポテトに馴染んでいない。これが次の課題である。
市販で売っているポテトチップスとはちょっと違うが、ジャガイモの風味がよくでて、なかなか美味しい。とにかく油無しなのでヘルシーである。酒のつまみには丁度いい。

 今後は、塩味だけでなく、バーベキューやコンソメ味など挑戦し、色々バリエーションを増やしていく予定だ。

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