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佐々木朗希選手、これからもファンを熱狂させてくれ! [スポーツ]

今日は日本全国、ロッテ佐々木朗希選手の話題で持ちきりだろう。
先週の完全試合に続き、昨日は8回まで14奪三振の無失点。ほぼパーフェクトだった。
ただ、最終10回に日ハムの1発ホームランで勝利を譲ってしまったが、今日のニュースは、佐々木選手の活躍で一色に染まっている。
(付け加えて、新庄日ハムもいい試合してくれた。)
 
今回の8回登板は、かつて花巻高校時代、甲子園をかけた大一番の試合で、彼の故障を危惧した監督が登板から外し大敗を期した苦い記憶を彷彿させる。長いシーズンを調子よくコンスタントに乗り切んるためには、最初から飛ばし過ぎは禁物である。ただ、記録見たさのファンにとっては消化不良、賛否両論。
これも野球論議の盛り上がるところで、今日の居酒屋はサラリーマンのおやじたち、いや若者も、その話題で、きっとにぎやかでうるさいぞ!
それもいいではないか。
 
コロナ禍の中、ウクライナの戦争やそれによる物価上昇や円安不況など、鬱々する暗い話ばかり。
佐々木朗希選手の活躍はそれを吹っ飛ばし、元気と希望をもらえる。
  
シーズン中、常にピークを続けることは難しいと思うが、大リーグの大谷選手のように野球を楽しみながら、ファンを熱狂させてほしい。

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ショーンホワイトの笑顔が素晴らしい。 [スポーツ]

平野歩夢選手がめでたく金メダル。
1回目は大技失敗、2回目はアナウンサーの興奮度からすれば1位の得点と思ったが2位。
3回目は体力も使っているだろうし、2回を上回ることは難しいとみていたが、平野は実に冷静な滑りで、見事に金メダルを勝ち取った。大きなプレシャーもあっただろうが、期待の応え、頼もしい限りだ。
もうひとり、注目した選手としては、やはりショーンホワイト、35歳。3回のオリンピックでゴールドメダル3個。スノーボード界のレジェンドである。そのショーンも最後のオリンピックということで、競技人生最後の滑りを見せてくれた。結果はメダルに届かず、4位であったが、ワザの難易度、技術だけでなく、スノーボードとはどうあるべきか、そんな品格を感じさせる滑りであった。必ずしも満足のいくものでなかったかもしれないが、最後は笑顔で終え、周りからもこれまでの競技人生、そして彼の誇りをたたえられ、拍手で祝福を受けていた。
昔はやんちゃなアメリカの若者と思っていたが、いまはしっかり者の大人の顔をしている。ちょっと目を潤ませているシーンもあったが、こちらも目頭が熱くなる。
順位が決まり、平野やほかのメダリストと抱き合って喜びをたたえ合っていたが、彼らにとって憧れの存在に間違いない。すごく感慨深いものがあっただろう。1つの時代が終わり、さわやかな笑顔で次の時代につなぐ。実に感動的だ。

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羽生選手、4回転アクセルのチャレンジに感動。 [スポーツ]

ショートプログラム、羽生8位で始まったフィギュア・フリースタイル。
鍵山、宇野も良い位置につけてたが、やはりネーサン・チェンは強い。
金はネーサン・チェン、銀は鍵山、銅は宇野。みんなあっぱれな演技であった。
それにしても羽生の4位の追い上げは見事。
4回転アクセル、失敗はしたがその不屈なチャレンジ精神は観るものを惹きつける。
結果は残念なところもあるが、これもオリンピック。運、不運はつきものだ。
でも、日本選手が2~4位と上位を占めるほど活躍できる時代がくるとはだれが想像しただろう。
まだ、彼らに続く若い選手がいるのも、いまの日本の強さだ。
今回、メダルを逃したものの羽生の存在は大きい。彼がいたからこそ、鍵山や宇野もここまでレベルアップできたように思う。技術だけでなく、特に精神的な面での影響力は大きい。またライバルのネーサン・チェンも打倒羽生でこの4年頑張ってきたからこそ、あのようなすばらいい結果を出せたのではないか。
そういう意味で、羽生選手のフィギュア界での貢献はとてつもなく大きい。
時代は新しく変わっていくが、まだ羽生選手の進化が続き、かつ彼の影響力がフィギュア界を刺激し続けることを期待したい。

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オリンピック開会式。もっと日本のテクノロジーを。 [スポーツ]

いよいよオリンピック開幕だ。
しかし、昨日の開会式はガッカリ。
コロナ禍で準備不足の上、前日までドタバタがあったから、ある程度予想していたが、あまりにパッとしない演出が続き、観ていて悲しくなってしまった。
今回の開会式で 期待していたのが、プロジェクトマッピング。
日本は世界最高レベルの技術があるので、どんな表現をするか楽しみにしていた。
ところが、綺麗な絵柄を出す程度で、驚きも感動も出てこない。
これを使って全世界に日本のテクノロジーの凄さをアピールできたはずだ。
おそらく、それを理解して使いこなせる演出者がいなかったのだろう。
またそうした新しい映像の世界を発想ができる人もいなかったのかもしれない。
非常に残念である。
しかし、私と違って、あの開会式は良かったと言っている人もいる。
人それぞれ、考え方や感性も違うのでどちらも有りなのだろう。
まあ、スタートを切ったばかりだ。
これからはアスリートの本物の勝負の世界を楽しむことにしよう。

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オリンピック開催まで秒読み段階。頭を切り替えてサポートしよう。 [スポーツ]

オリンピック開催まであと数日。
でも全然実感が湧いてこない。
 
本来ならば、選手たちの応援特集番組で毎日盛り上がっているはずだが、いま東京は緊急事態宣言下、会場開催の都道県は無観客を決定し、周辺の飲食店では酒類の提供禁止。テレビではもっぱらコロナの感染状況とワクチンの接種の話題ばかりが続いている。抑圧の空気が漂う中で、心から盛り上がるのはとても無理なことだ。
 
国民の心の整理がつかないまま、現実には各国の選手団は続々と来日し、日々開催に向けて準備が進んでいる。おそらく、世界中の人たちも、テレビの前でオリンピックを楽しむモードに入っているだろう。しかしながら、我々日本人だけが、まだスイッチが入っていない状況ではなかろうか。
 
さらにこの開催寸前になっても、開催式の楽曲制作の担当に起用されたミュージシャンに過去のイジメ問題が発覚して、主催者側がガタガタしている。これまでもエンブレムの著作権侵害、競技場コンペのやり直し、JOC森会長の辞任、総合プロデユ〜サーの解任と事あるたびにミソが付いていたが、最後の最後まで盛り下がる話が尽きない。 こんな調子で、世界中から観られては、良いことが何もない。恥を晒すだけである。
  
そろそろ、日本人も頭を切り替えて、このオリンピックを成功に導いていかなければならない。
コロナ禍の厳しい環境であるが、腹をくくり、世界中の人たちに日本、そして日本人の素晴らしさをアピールすべきである。
いつまでも、不満や批判ばかりしていても暗くなる一方で、何も良くならない。むしろ、日本で開催して良かったと世界中の国々から、賞賛され、満足してもらえるように、我々はオールジャパンでこの成功をサポートしていくべきである。厳しい状況だからこそ、真価が問われる。日本という国がスポーツ文化を通して、精神、科学、技術、政治、すべてにおいて世界中から評価されるのだ。
せっかく、6年前に勝ち得たTOKYO2020。あの時の想いをもう一度思い出し、世界の人々に、また後世の人々にも誇れるオリンピックとして、大いに盛り上げ、サポートしていきましょう。
そこから、新たな扉が開くかもしれません。
 

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楽天、田中将大、日本中に感動ありがとう。 [スポーツ]

 楽天、よくやった。おめでとう日本一。

 思えば9年前に最弱小チームとして産声を上げた楽天が、最強軍団の巨人を制して日本一に輝いた。1年目から連敗続きで、数々の不名誉な記録を次々に樹立、多くの屈辱に耐えながら、選手たちは練習に励んできた。地元仙台(東北)のファンは、そんなチームを辛抱強く、暖かい声援で支えてきた。当時から応援しているファンにとって、今回の優勝は涙が出るくらい感慨深いものだろう。

 率直に言って、今回の楽天の優勝は結果的に良かったのではないだろうか。地元東北は震災で傷ついた人たちが多く、選手達の頑張りは大きな励みになる。また、復興への明るい兆しを感じさせてくれ、何よりもみんな元気になってくれることが嬉しい。

 また日本全国、「田中将大投手に勝たせてあげたい」という思いも多かったと思う。

 とにかく、田中投手は記録だけでなく、気迫の面でも凄い。日本シリーズ最終9回表の登板では、前日に投げた160球で、肩の疲労は限界に達している筈だ。いくら1イニングと言えども、試合の勝敗だけでなく、肩の故障は選手生命にかかわるリスクがある。しかし、本人の希望を受け、星野監督は投げる許可を与えたという。

 さすがに果敢に相手に立ち向かう姿は観る者を釘付けにさせられた。その気迫は相手のバッターだけでなく、球場内の楽天や巨人の応援団、さらにはテレビの前の視聴者すら圧倒させたのではないだろうか。その精神力の強さに、こちらも共感し、何か力が湧いてきたような気分になった。

 とにかく、今回の日本シリーズは感動のひと言である。また、「やる気」、「自信」、「覚悟」など、日本人が失いかけていた精神を呼び覚ましてくれたすばらしい名試合であった。

 田中投手、楽天の選手たち、ありがとう! 


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箱根大学駅伝、全力の若者たちに感動 [スポーツ]

  箱根大学駅伝は昨年19位の日体大が見事総合優勝。2日間にわたる熱いドラマは我々に大きな感動を与えてくれた。

  私も2日目大手町読売本社のゴール付近で、彼らの最後の頑張りを観とどけた。ここではどこを応援するというよりも、各大学の選手全員を応援したくなる雰囲気に包まれる。全力を出し切って走りぬいた選手を目の前で観ると思わず「頑張れ」の歓声をあげてしまう。最後、上武大の選手が現れると、周りから一層大きな拍手と暖かい応援が湧き上がり、たとえ最下位でも誇りあるレースで懸命に走りぬく姿を讃えているように思えた。

  駅伝が終わり、今朝もその熱き戦いの裏側を密着取材した番組が放映され、またまた感動を思い起こさせてくれた。とにかく、ひと言では言い表せない。ひとり一人の人生観、仲間との友情、そして大学の名誉、それが1本の襷(タスキ)に託されている。選手たちにとって、このただの布切れは途轍もない崇高さがあり、それを汚(けが)してはならず、そして、全力を出し切るという誓いの証でもあるのだろう。その重みはこちらにもズッシリ伝わる。

  この箱根駅伝でもうひとつ素晴らしいと思うことがある。それは大学4年間大きな目標に向かって全力を尽くす若者の姿だ。日本の大学は入るまで勉強づくめ、入学したと同時に目標を失いバイトづくめ、無気力症候群でゆるゆるに生きている者が多い。彼らは大学に誇りや名誉をさほど感じていない。箱根駅伝の選手たちと真反対である。

  そうした日本の中で、伝統の重みや先輩たちの功績に感謝しつつ、後輩たちにそれを繋ぐために自分を奮起させて、苦しい20kmを走りぬく。ただ、順位とタイムを競うだけのスポーツではないがゆえに、我々の心を強く揺さぶるものがある。

  今年は下位グループでも十分優勝を狙えることが実証された。さて、来年はどこが頂点に立つか、まったく予想がつかない。勢いづいたところ、悔し涙を流したところ、おそらく、先輩たちの想いを継いだ次の選手たちが再スタートを切っていることだろう。是非、来年も我々に熱き感動で魅了させてほしい。


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箱根大学駅伝、熱いドラマが展開 [スポーツ]

 2013年箱根駅伝、今年も前年度覇者東洋大がレースを引っ張る展開から始まった。まず1区から波乱含みで、優勝候補の早稲田、青学がつまずき、2区では日大、山梨学院大の外国留学生が日本人学生と身体能力の差を見せつけるごぼう抜きで上位に食い込んだ。3区では早稲田エースの大迫が2位まで迫る大躍進、また日体大、明治も手堅く強みを見せていた。4区ではそれまで首位を守っていた東洋大が崩れ、結局、日体大が往路優勝、次に早稲田、東洋大、明治と続いた。果たして明日の復路はどのような展開が待っているか。

 この箱根駅伝はドラマとしても目が離せない。約20kmを大学の名誉と仲間たちの想いを襷(タスキ)に込めて、全力で走って繋いでいく。そこには「喜び」や勝ち抜く充実感もあれば、不調で自らの力を十分発揮できず「苦しさ」「悔しさ」もある。そんな選手たちの熱さは観る側の心にも刻々と伝わり、大きな感動を与えてくれる。また、「一人ひとりの力の重さ」や「チームの絆の強さ」がいかに大切か、この激しいレース展開を通して教えてくれるのも箱根駅伝の魅力である。

 東日本大震災から約2年、まだ被災地では汚染土壌も敷地内に積み上げられ、復興も遅々延々で進んでいない。国任せ、人任せの無関心ではなかなか良くなるものではない。日本という国をいかに良くするか、また国全体の想いをひとつにして、復興に立ち向かうことが大切である。まさに箱根駅伝の選手たちと同じ気概で取り組くむことが必要ではないかと思いつつ、今年もまた箱根駅伝の観戦を楽しんでいる。


タグ:箱根駅伝
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日本選手、周囲への感謝の言葉が嬉しい。 [スポーツ]

  ロンドンオリンピックの熱い戦いが終わった。振り返れば、体格で勝る世界の強豪たちを相手に、日本選手はよく頑張った。この17日間の熱戦は、被災地をはじめ、日本中の人たち、特にアスリートたちと同年代の若者には、大きな感動と刺激を与えただろう。

  勝利を誓い全身全霊で必死に戦う姿。勝ちを得た時の喜び。敗れた時の悔し涙。その一瞬の戦いの裏側にも、選手たちの想像を絶する人生が詰まっている。そのぶつかり合いだからこそ、極上のドラマが展開される。

  たとえ実力があり、努力を積み上げてきても、必ずしも「思い」がかなうとは限らない。その時の運が左右することもある。それゆえ、観戦している方も手に汗を握りながら真剣になる。とにかく勝敗は紙一重の差だ。

  人生もこれと同じで、いくら頑張ってもなかなかうまくいかないことが多い。世の中は競争社会で、当然勝者は極一部、ほとんどが敗者になる。けれども、それで終わりではない。オリンピックは、それに立ち向かうことの勇気、夢が破れても次があることを教えてくれる。特に敗者の弁には、厳しい人生を生き抜く大きな道しるべになる。

  今回、戦いを終えた日本選手たちの会見で嬉しかった事がある。それはみんなが「感謝」のことばを口にしたことだ。

  「自分一人の力でなく、みんなの支え、励ましがあって、自分は戦えた」。メダルを獲得した選手も、自分の事よりも廻りの人たちに気をつかっていた。普段から自分の練習を支えているコーチや監督、生活を支えている家族や社会の人たち、そして応援している人たち、そんな大勢の人たちの上に自分がいることを、感謝の言葉に変えてメッセージしていた。こうした意を受け、こちらも微力ながら応援を続けようという気持ちが湧いてくる。この連鎖こそが最良の力になる。

  世の中、過酷な競争社会であるが、みんなと共に生きる絆社会でもある。いまの日本に足りないのは、自分が社会の人々から支えられて生きているという自覚とそれに対する感謝の気持ちではなかろうか。自分がベストを尽くしているか。また家族、近所、会社などの身近な社会の中で、どれだけ、廻りの人たちの支えに感謝しているか、改めて考え直させられる。

  オリンピックが終わり、次は高校野球の熱い戦いが佳境に入ってくる。さて、どんなドラマが繰り広げられるか。また、新たな感動と刺激を与えてくれるだろう。


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オリンピック、メダルの色がすべてでない。 [スポーツ]

  オリンピックもいよいよ終盤。現在、日本のメダル数は35個。過去最高の2004年アテネ大会の37個まであと2つ。メダル総数では、アメリカ、中国、ロシア、イギリス、ドイツに続き6番目、見事な成果である。ただ、金メダルでは少し落ちて13番目、けれどメダルの色にはあまりこだわりたくない。

  金も銀も銅も、すべて紙一重。

  世界一を目指し、人生のすべてをかけている選手にとって、その色は天と地ほど違うかもしれない。実力だけでなく、その時の相手の状況、そして時の運にも大きく左右する。結局、それらすべての条件が揃った選手だけが、一番いい色のメダルを手にすることができるのだ。

  日本選手はよく頑張ったと思う。ただ、その運を味方につけきれず、悔し涙を流した選手も多かった。でも、世界の中で上から数えて、すぐの位置にいるから凄いではないか。世界で20位でも30位でも十分胸を張れる数字だ。オリンピックに出たというだけでも勲章に値する。

  肌の色や言葉が違っても、スポーツを通じて分かり合い、みんながひとつになること。これがオリンピック最大の目的である。だから、独り勝ちも良くない。メダルの数で優越感に浸るのもナンセンス。また、女子バトミントンではオリンピック精神に反する低俗なプレーが出て、失格になった国があったが、非常に残念である。

  なでしこジャパンも南アフリカ戦ではちょっと不完全燃焼な試合はあったが、それ以外の試合はとてもすばらしかった。相手選手に対するプレーは礼儀正しく、持てる力は精一杯出し、決勝戦で破れても、とても清々しく、観ていて「スポーツはいいな」と思わせた。また、彼女らの笑顔は、日本だけでなく、世界中の人々からも好感を得たことだろう。他の国々から讃えられてこそ本物のオリンピック選手だ。

  メダルの色は結果。それよりも人々の心を打つプレーで、その賞賛の大きさこそが本当の価値。金の輝きはとても美しいが、銀や銅の輝きもすばらしい。我々は色にこだわらず、その成果を精一杯祝福してやろうではないか。


タグ:メダルの色
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「体操は才能でなく努力」内村航平のことば [スポーツ]

  個人総合で金メダル、28年ぶりの快挙。よくやった内村選手!

  正直なところ、団体戦の失敗から立ち直ることができないと思っていた。だが、彼の執念はそんな軟なものではなく、遥か上を目指していたのだ。すべての種目を15点以上の高得点をマーク、終わってみれば、やはり世界のウチムラであった。

  体操の究極は、難しい技を軽やかに、そして美しく観せること。計算されたひとつひとつの動きを、連続してピタリと決めなければ、あのような美しく絶妙な演技はできない。ちょっとした体の不具合や集中力の途切れは致命的である。いつも安定した実力を発揮している彼でさえ、オリンピックの魔物は襲ってくる。予期せぬ団体戦の不調は、彼の心を乱したに違いない。しかし、個人総合では、それを切り替え、彼本来の演技を取り戻した。内村航平、只者ではない。

  金メダルをもらった後のインタビューで、彼が語った言葉が印象的であった。「体操は才能ではありません。体操は努力です。努力以外の何物でもありません。」

  もちろん、彼が努力だけでここまで来たのではない。もちろん並外れた才能もあった。けれど彼の頭の中は常に努力の積み重ねしかなかったのだろう。外見はやんちゃな若者だが、やはり一本芯が通っている。

  金メダルを獲っても、まだ自分の体操の理想の終着点ではないという。年はまだ若い。思う存分に理想を追及し、「ウチムラの体操」で世界中の人々を魅了させてほしい。そして、次の世代の子供たちにも大いに触発させてほしい。


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オリンピックはまさに心の戦いだ。 [スポーツ]

  オリンピックでの悔し涙。4年間、日々猛練習を積み重ね、ベストの状態で試合に臨むが、いざ本番では十分な実力が出し切れず、無念の敗退。まだ競技の前半であるが、メダルを期待されつつも、去っていく選手が目に付く。

  メダルを逃したといっても、70億人中3番目に入れなかったということで、確率でいえば奇跡に等しい数字への挑戦である。だが、本人にとって、メダルを獲ることは仕事であり、そして至上命題だ。いつの間にか周囲の過剰なる期待と、国家の代表という途轍もない重圧を背負わされるのだから、並大抵の精神力では押しつぶされてしまう。

  ほかの国の選手はどうだろう。そこまでのプレッシャーを負わせているか。 結構、伸び伸びと楽しそうに競技している選手も多い。そんな中、日本人は表情も硬く、極度の緊張と戦っているように観える。 こうしてみると、スポーツというのは体を鍛えるだけでなく、心の構え方を鍛え上げることも重要そうだ。むしろ、金メダルなんて考えず、無欲で臨むほうが力が発揮できる。だから時折、無名の選手が大活躍することがあるのだろう。

  日本の企業が冴えないのも、これと共通する点があるように思える。大きな利益ばかり狙い、それがアダになって、逆にマイナスに陥る。最近、大手メーカーが次々に赤字決算を出していたが、いずれも高収益を期待されているトップ企業だ。 金メダルを期待されたが、悔し涙した選手とよく似ている。いかに利益を上げるかよりも、いま世の中のために何ができるかを問うことが大事で、社会や人のために貢献した報酬として利益を得る。日本企業が世界に勝ち抜くためにはその姿勢が足りないのではないか。オリンピックから、そんなことを連想してしまった。

  さて、オリンピックもこれから中盤に差し掛かる。世界トップの実力は陸上を除けば紙一重。心身共に制した者が勝者の権利を得る。まさに心の戦いこそが勝敗を分けるといって過言でない。

  日本選手への応援も、メダル獲得ばかり固守せず、選手たちが心から競技を楽しめる環境づくりをしてあげよう。また、選手たちも余計な事を考えず、精一杯自分の力を出し切ってもらいたい。とにかく、いい試合をすれば結果はついてくる。メダルはその報酬だ。まずは選手たちがどんな結果であれ、笑顔で終わることを一番望む。


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旭天鵬初優勝。久々に感動! [スポーツ]

  旭天鵬が栃煌山制し優勝。37歳8か月での初優勝は昭和以降、最年長記録らしい。

  モンゴルから、相撲界に入門して20年、やっと掴んだ賜杯である。優勝が決まった直後の花道では、本人のみならず、付き人も涙を拭っていた。観ているこちらも熱いものがこみあげてくる。苦労人が報われる姿はとても感動的で、自分にも大きな励ましになる。今回の優勝は心から祝福したい。

  この旭天鵬という名前、旭は「太陽」であり、鵬には「月」という字が2つも並んでいる。明日の「金環日食」、そして、つい先日の「スーパームーン」、もしや太陽と月の不思議な、そして奇跡のパワーが宿ったのではと、つい突拍子もない事が頭をよぎる。いや、これは本人の努力の結果で、運気で決まるようなものではない。でも、何となく結びつけたくなる。

  優勝会見でも旭天鵬の温厚で暖かい人柄がよく出ていた。人に気を使い、みんなを支えていた姿がよくわかる。このような人物が、これからの相撲界を引っ張ることを望みたい。今後も、旭天鵬を応援していこう。


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やってくれた!なでしこジャパン。 [スポーツ]

 ついに世界一に輝いた。まず、選手たちにおめでとうと言いたい。

 アメリカはやはり強かった。でも、なでしこの最後まであきらめない粘り強さに勝利の女神が味方してくれた。先制されても、取り返す。観ていて一番見応えのある展開だ。シュート、キックの数はアメリカが圧倒的に多かったが、ボールの占有率では日本の方が勝っていた。だから、アメリカの猛攻撃に対しても、どこかで日本がやってくれそうな感じがした。

 延長時間、1点を追う苦しい戦いの中、コーナーキックからのキャプテン澤選手の同点ゴールは神業的キックであった。あまりのすばやさに、私も一瞬何が起こったかわからなかった。敵もやられたというより唖然とした感じであった。また、最後のPK戦、GK海掘選手の全身すべてを使ったセーブも気迫と凄味があり、奇跡的勝利に大きく貢献した。まあ、ひとりひとりの活躍を讃えたいがキリがない。今回の試合を通して、すべての選手が自分の持ち味を出してよくやってくれた。

 とにかく、世界の頂点を勝ち取ったのだ。これは日本に大きな元気を送ってくた。また、日本が復興への困難に立ち向かい、また頑張る姿を世界中にアピールしてくれたと思う。

 なでしこジャパン。本当にありがとう。


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なでしこジャパン。日本の女性は世界で輝いている。 [スポーツ]

 なでしこジャパンが女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で、強豪ドイツ、スウェーデンを破り、決勝進出へコマを進めた。

 ドイツ戦は苦しい試合であったが、延長戦での丸山選手の決勝ゴールの活躍は素晴らしかった。また、準決勝のスウェーデン戦ではパスミスで1点を失ったが、川澄選手の同点キック、それから沢選手の勝ち越しヘッドゴール、そして、トドメに川澄選手の2発目のゴール。特に、30mにおよぶロングシュートは実に気持ちのいいゴールであった。まさに神が味方したとでも言っていい。

 しかし、運だけではここまでできない。体格も、パワーも、スピードも上回る相手に、互角以上戦うにはハンディーが大きい。それを克服できたのは、スピードあるパス回し、切れの良い動き、そして聡明な判断力、これをすべて出し切れたからこそ、成しえた結果であろう。

 それともうひとつ、特筆すべき点がある。それは、彼女らの並々ならぬ精神力で、日本男子顔負けのスポコン(スポーツ根性)を持っている。ボールに対するひたむきさ、いかなる状況でも丁寧で機敏な動きに、厳しい環境に耐え抜く力、そのたくましい精神力はどの国の選手よりも群を抜いていた気がする。日本の武士道の精神を継承しているのは、実は女性なのかもしれない。

 次は負け知らずのアメリカだ。これまでにない手ごわさを持っている。でも、ここまで成長したなでしこが、どのような戦いをするか楽しみである。勝ち負けこだわらず、最高の試合で、日本人を大いに元気づけてもらいたい。


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安藤美姫選手。みごと日の丸を高くあげてくれて、ありがとう。 [スポーツ]

 安藤美姫がフィギュアスケート世界選手権で、みごと日の丸を上げてくれた。

 東北大震災以降、暗い話ばかり続く日本、久々に元気と感動を与えてくれた。今回の試合では、自分のメダル以上に、「日本のために滑りたい」という思いを込めて試合に臨んだと聞く。ちょとした回転不足と着氷ミスがあったものの、全体を通して洗練された技術と表現力は、どの選手よりも光っていた。

 彼女はこれまで何度も怪我や不調で挫折を繰り返している。観ている側も冷や冷やさせられることが多く、ファンのみならず多くの人たちも今回の世界一に感慨深いものを感じたのではないだろうか。

 ただ、彼女の滑りの進歩には目を見張るものがある。初期の頃、ヨーロッパ選手のバレエのようなしなやかな演技には程遠く、動きの粗っぽさが目についたものだ。だが、いまは違う。モロゾフコーチの指導もあるだろうか、演技のひとつひとつが丁寧に、しかも指先まで心をこめて情感溢れる演技しているのがよくわかる。不得意なところを確実にものにしている。彼女の表現力はまだまだ途上にあると思うが、さらに洗練していく姿は今後の楽しみだ。

 安藤選手の活躍に対して、ちょっと惜しいのが浅田真央選手。彼女については、体力的、また精神的な課題があると思うが、演技力や技術力は抜群の素材をもっている。点数には加算されないかもしれないが演技の優雅さと品格は群を抜いてすばらしい。今季はスランプの年であったが、天才にも必要な試練だ。マイナスは強力な肥料になると思って来季に頑張ってもらいたい。絶不調でも世界で6番目なのだから。

 村上佳奈子は初めての世界選手権で頑張った。最初から華々しいデビューより、悔しい思いをした方が、今後大きな花を咲かせるものだ。そういう意味で8位は良かったのではないか。彼女のセンスとパワーはキムヨナに通じるものを感じる。今後が楽しみな選手である。

 とにかく、今回は日本のために頑張った小塚、高橋、織田の男子選手をはじめ、女子選手、それから、みごと真中に日の丸を上げてくれた安藤美姫の活躍に感謝と労いを送ろうではないか。


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箱根駅伝から学ぶこと。 [スポーツ]

 今年の箱根駅伝は本当に見応えがあった。

  最後のゴール地点では早稲田が東洋大の猛進を振り切り、激戦のすえ21秒の僅差で総合優勝を果たした。それからもう一つの関門、シード権争いも4校が横並びになる熾烈な戦いが繰り広げられ、最後の最後まで縺れ込んだ。結果は国学院大10位、城西大学11位その差わずか3秒で命運を分けた。勝負の世界の厳しさと悲哀さを感じさせる一幕である。また、5区山登コースで東洋大3年柏原の執念の走りも凄かった。3年連続区間賞、往路優勝に導いた功績は素晴らしいものだ。そのほかにも選ばれし20校の選手たちが様々なドラマを創り、観る者を熱くさせてくれた。それが伝統箱根駅伝の醍醐味だろう。

  この戦いを観ていると、我々の生きている競争社会がダブってくる。会社の仕事も個人の能力や努力はもちろんだが、上司や部下、協力業者などの力を借り、みんなが全力を出し切ることが、やはり良い成果を生み出す結果につながる。時には思わぬアクシデントだって有り得るし、また、運が味方する場合だってある。すべてが計算どおりにならないところも実に良く似ている。

  駅伝終了後、東洋大監督は選手たちの頑張りを称えつつ、なぜ優勝できなかったのか、語っていた。その言葉が印象的である。 「早稲田と東洋大の力は互角である。ただ、早稲田の方が優勝に対する執着心がほんの少し勝っていた。ただそれだけである。」

  往路復路合計217.9kmの道程を10人の選手が走り抜き、その一瞬一瞬の記録の積み重ねが勝敗となる。今回1位と2位の差は21秒、これを全距離で割ると1kmあたり0.1秒という、瞬間的にまばたくのと同じ短さだ。理屈で言えば1人1人が1kmを1秒早く走れれば優勝記録を軽く上回る数字になる。そのほんのわずかな差でも勝負の世界では天と地の差。本当に紙一重である。

  そう考えると、我々も日々の仕事をどのような気持ちでやっているか。仕事も長距離走と同じで、1つ1つの積み重ねである。個人の努力、周囲の人達との連係、そして、その仕事を成し遂げる思いと熱意がなければ、やはり良い結果を生む事は難しい。

  スポーツも仕事も生活も、そして自分の人生もすべて、この箱根駅伝のドラマと共通していると言っても過言ではない。そういう視点で考えれば、悔いのない人生を歩むための良い教材、手本がここにあるのかもしれない。

報知グラフ増刊 箱根駅伝2011完全ガイド 2011年 01月号 [雑誌]

報知グラフ増刊 箱根駅伝2011完全ガイド 2011年 01月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 報知新聞社
  • 発売日: 2010/12/01
  • メディア: 雑誌


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いま、日本のフィギュア界はホットだ。 [スポーツ]

 いま日本のフィギュア界が大いに盛り上がっている。

 つい最近まで、フィギュアと言えば、女子しか話題に上らなかったが、いまでは男子も熱い。昨日行われた全日本フィギュア選手権では、小塚崇彦が総合初V。織田信成が2位、高橋大輔が3位と主力選手が上位を占めた。さらに16才の羽生結弦が4位に加わるなど、若手選手の台頭も目覚ましく、次のスターたちも顔を覗かせている。

 女子も話題豊富だ。まず。浅田真央の復調が嬉しい。実力は世界のトップレベルであるが、今シーズンは、難度の高くないジャンプさえ、タイミングを外しなかなか飛べなかった。不調な時の真央は、声をかけるのが気の毒なほど痛々しい。昨日のSP首位は、日本全国みんなをほっとさせたのではないだろうか。

 それから、安藤美姫。彼女には根強いミキティーファンが多いと思う。トリノオリンピックでボロボロになりながらも、その後メゲズずに自分の演技をひたむきに磨いていた。数年前だったと思うが、試合中、肩の脱きゅうのアクシデントで、せっかく調子良かったのにすべての演技が上手くいかず、泣きそうな顔で最後まで滑っていたことがあった。勝敗にこだわらなくてはならないスポーツの中で、その姿は観る者に、あまりの切なさを感じさせた。そんな彼女は苦難を乗り越え、昨日のSPでは2位につけている。今日のフリーでは彼女のべストを見せてもらいたい。

 SP3位の村上佳菜子、彼女は羽生と同じ16才、今シーズンジュニアでトップになった選手である。彼女らは近いうちに主力選手になるのは間違いなく、すでに、トップ陣を脅かすレベルまで技術、表現力をあげてきている。これからが実に楽しみである。そして、さらに次の世代にも期待の選手がいるというから、ベテラン勢もウカウカできない。厳しい世界でもある。

 今回は鈴木明子がやや出遅れて、残念であるが、フリーでは頑張ってもらいたい。村主選手も久々であるが、こちらも次にいい演技を期待している。

 日本のフィギュア界はいつのまにか、世界を席巻するレベルと層の厚さになった。数年前には信じられない状況である。

 いまのフィギュアスケートは、男子、女子のソロ種目ばかりに注目が集まっているが、ペアやアイスダンスにも同じように盛り上がりを期待したい。おそらく、こちらも数年もしなうちにスター選手が続々と現れるのではないかとひそかに思っている。しかし、フィギュアスケートは、西欧のスポーツで日本人にはとても向いていないと考えていたが、実はこうしてみると日本の得意芸なのかもしれない。

 高橋、浅田をはじめ他の選手たちもまだまだ若い。これからも、みんな良きライバルとなり、日本のフィギュア、いや世界のフィギュアを大いに盛り上げてほしい。

フィギュアスケート VISUAL BOOK 2011 (玄光社MOOK)

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  • 出版社/メーカー: 玄光社
  • 発売日: 2010/12/18
  • メディア: ムック


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「何か持っている」日本ハム斎藤佑樹投手。 [スポーツ]

 斎藤佑樹投手が日本ハムに入団した。

 札幌ドームでの入団記者会見では、平日にもかかわらず8000人ものファンが詰めかけ、北海道内のテレビ局ではみな生中継。夜のニュース番組では全国でもトップニュースの扱いである。

 思えば数年前、近鉄バファローズがパリーグから撤退を表明した時、日本のプロ野球はひどい沈滞期を迎えていた。人気球団と言えば、巨人と阪神の一極集中で、その他の球団はほとんど興行的に成り立たたず、閑古鳥がないていた。しかし、最大の人気を誇る巨人でさえ、ファン離れが激しく、この先はサッカーのJリーグにすべてのお客さんを奪われるのではと危ぶむ声も多かった。

 それから数年経ち、色々あったが、すっかりプロ野球界は変わったような気がする。人気不調のパリーグ球団は地元ファンを大切にし、また地元ファンも一丸になり球団を温かく声援して、いい形での活力、活気を取り戻してきたように思う。特に日本ハム、楽天、ロッテ、ソフトバンクはうまくいっていのでは。

 今回の斎藤投手の入団は、さらにパリーグを盛り上げ、おそらく、セリーグより話題をさらってしまうかもしれない。とにかく、楽天のマー君(田中投手)との対決は甲子園決勝戦早稲田実業×駒大苫小牧以来、みんなが待ちに待っているカードだ。実現はいつか、これはすごい盛り上がりだろう。実に楽しみである。

 斎藤投手も今は実力以上に人気が高まっているが、当然プロの洗礼も浴びし、スランプも待っているだろう。しかし、それを乗り越えて、成長していく姿をみんなが期待し、また楽しみにしている。

 梨田監督が「何か持っている」と言うように、彼には何か輝きがある。その輝きを放つには、本人の相当な努力が必要であろう。でも、夏の甲子園の時のような最後の最後まで、勝ちを信じて、戦ったあの気迫、気力で、きっと期待に応えてくれることと思う。

 それから、彼の登場により、周りの選手ももっと燃えてもらいたい。ファンはただ勝試合を求めているのではない。やはり、熱く真剣な試合を望んでいるのだ。彼にその火をつけてもらい、日本のプロ野球を大いに盛り上げてほしい。

とにかく、来年のペナントレースは大いに楽しみだ。

はばたけ、佑樹 神宮からプロ野球ヘ 巣立ちゆく息子に贈る母の言葉

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  • 作者: 斎藤しづ子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/11/30
  • メディア: 単行本


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W杯日本代表チームの頑張りは、日本人の忘れかけていた意識を呼び覚ましてくれた。 [スポーツ]

 決勝トナーナメントのパラグアイ戦は、ベスト8の夢こそは惜しくも破れたが、次ぎへの夢に繋がる貴重な手応えをある試合であった。帰国後のインタビューでも選手から、今後への収穫を感じさせる話が多く、戦いへの自信、仲間との信頼感と結束力、勝敗だけでなく充実した時間を過ごしたことが伺える。まずは、日本中に感動を与えた選手一同および岡田監督に労いと感謝の意を伝えたい。

 今回、代表チームは至難のスタートだった。ワールドカップ開催前に4戦連敗から始まり、メディアをはじめ、ツイッターやインターネット上でも酷評、中傷が渦巻いた。そんな中で、選手達は精神的にも決して穏やかな状態を保つ事は難しかったろう。本田選手が、応援してくれた人にも、批判してくれた人にも感謝したいと語っていたが、相当な葛藤があったと想像できる。
 
 選手達は決してベスト16は満足できない結果と思うが、日本中の国民は一歩一歩階段を上っていく、その姿に満足感を覚えているのではないだろうか。体の大きさ、体力、スピード、技、どれをとっても南米や欧州の強豪チームと比べ、日本チームは見劣りするのは仕方が無い。しかし、勝敗はそれだけでない。強い精神力、不利な条件を有利にする力、そして運、日本チームにそんな力が見えてきたような気がする。
 
 海外のメディアには、日本の意外な活躍に、武士道を重ね合わせるところが少なくない。どことなく、他チームとは空気が違ったのだろうか。岡田監督も日本人の魂をもって戦ったと言っていたから、やはりサムライの精神を意識していたのかもしれない。新人類と言われ続けている若者達が日の丸を掲げ、日本という国に誇りを持って応援している。そんな姿を見て、日本の将来はまだまだ大丈夫と安堵の気持ちが漂う。

 2010年はNHKで「坂の上の雲」、「龍馬伝」が放映され、幕末、維新がちょっとしたブームになっている。烈強国の中、ヨチヨチ歩きの日本、この時代を駆け抜けた若者の姿は、今回のワールドカップで強豪相手に戦ってきた若者達とも重なる。

 現在の日本は政治も経済も閉塞気味である。これを突破できるのは、やはり若者なのか。夢と信念を持ち、失敗を恐れず、ひたむきに進むことが、良い結果につながる。そんなことを、このワールドカップで教えてくれたような気がする。
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W杯決勝進出、日本が元気になった。 [スポーツ]

「よくぞ、ここまで来た。」
「いや、これからが始まりだ。」
そんな気持ちが交差する。
ワールドカップ、日本決勝進出は、元気のなかった日本に自信と活気をもたらしてくれた。

本田、岡崎の芸術的あるいは洗練された技術的と言おうかフリーキックによるロングシュート、そして岡崎の冷静に捌いたゴールキック、そのほか強力な攻めにもゴールを許さないキーパー川島、そのほか、大きく目立ちはしなかったがキラリと輝くプレーがいくつも見られた。
また、何といっても岡田監督の采配や指導も、今回のデンマーク戦では良い結果を生み出しているのは間違いない。とにかく、ワールドカップは、選手、コーチ、監督、サポーター、さらにテレビの前で応援している多くの国民が一体となり、熱く戦う機会を与えてくれた。

今の若者は「シラケ世代」、「元気がない、ネクラ」等、言われているが、今回の主役(選手もサポーターも)はやはり若者である。決して、元気がなくはない。いや、エネルギーは有り余っている感じさえする。これを見て、多くの大人たちは、まだまだ日本は大丈夫だと思ったのではないだろうか。

これからは、1戦1戦がハイレベルな戦いになってくる。
選手だけでなく、サポータや応援する我々も試練である。
試合に勝つ事の意味はとてつもなく大きいが、負けでない負け方もある。
相手が、さらに素晴らしく強ければ、負けというよりも相手を讃えるしかないのだ。
ヨーロッパの人達の負けた後のインタビュー等で、そうした言葉がすぐに出てくるのを良く耳にする。また、相手の勝利を祝福する言葉も忘れない。日本人にはなかなかできない応援姿勢である。それはワールドカップの歴史の差かもしれないが見習いたいところである。

次は南米の強敵パラグアイだ。
折角勝ち取った決勝ラウンドのチケット、せめてベスト8、いやベスト4まで勝ち進んでほしい。パラグアイとの戦いは29日午後11時。勝利の期待を込めて、しっかり中継で観戦するつもりだ。
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冬季オリンピックの選手たちへ、感動と元気をくれてありがとう。 [スポーツ]

オリンピックもいよいよラストに近づいてきた。
フィギュアのエキシビジョンでは試合の時のハラハラドキドキではなく、ゆったりとそれぞれの個性を楽しませてくれた。
こうして観るとみんな良い持ち味をもっている。
キムヨナ選手の優雅さ。
浅田真央選手の気品。
安藤美姫選手のエキゾチックさ。
そのほかの選手もキラリと光るものを持っている。

オリンピックは順位を競うものであるが、その時の運で大きく左右する。

キムヨナの滑りは完璧で、すばらしかったが、浅田真央の失敗を含めた滑りも、人々の心を掴む非常にすばらしいものだった。
銀メダルでも、日本人は金と同じ価値を感じているのではないだろうか。

金を取ったキムヨナの嬉し涙と浅田真央の悔しい涙は、どちらも同じくらいの美しさがある。
みんな1番になることを目指すが、実はいかに自分の力を出し切り、充実したものにできるか。
たとえ、失敗して悔いが残ったとしても、それも勝負の内。
うれし涙ができるのは、ほんの一握りの選手だけで、悔し涙の方がはるかに多いのだ。
でも、悔し涙も、良いではないか。決して恥じるものではない。

人生、色々やっていても上手くいかない方が多い。
たとえ、失敗しても頑張っているところを観てくれて、共感してくれる人がいるかもしれない。
そうなれば、上手くいった時と同じくらいの価値に値するだろう。

オリンピックを観ながら、人生と重ね合わせると色々な感じ方ができる。
まあ、この2週間、元気をもらえたような気がする。

選手も帰ってきたら、お疲れ様と労ってやりたい気分である。
とにかく、感動と元気をくれて、ありがとう。
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日本の政治、オリンピックから学ぶことも多いのでは。 [スポーツ]

昨日の女子フィギュアは、日韓大いに盛り上がった。
まさか、この種目で東洋人同士がトップを争うなんて数年前まで、
考えられないことだった。
たまたま、浅田真央とキムヨナという2人の天才が現れたこともあるが、
長洲未来や安藤美姫、鈴木明子、それに今回のオリンピックでは出場できなかった中野友加里や次の世代の選手も多く控えている。この層の厚さは、偶然にできたものではない。

おそらく、1人の先輩選手から始まったこの競技への思いが、夢のリレーとして、後輩たちが次々と受け継がれ、気がつけば、スケート靴をやっと履いた小さな子供たちまでその思いが伝わっている。

試合での選手の活躍は、華々しいものがあるが、そこに行くまでは、むしろ苦難の連続である。
そうしたことを含め、夢のリレーは続いている。
また、それを支える人、応援する人がいて、その夢が実を結ぶものだ。

それに比べて、今の日本の政治はどうだろう。
前任者が築き上げた業績は後任者が否定し、それを受け継ぐ人たちにも厳しい批判ばかり。
また、それを支えるべき国民も、覚めた目で、苛立ちと文句ばかり言っている。

たしかに、鳩山首相、小沢幹事長の政治と金の問題、批判する野党自民党も同様なダーティーさが拭いきれていない。
これでは、国民が日本の再生(夢)を託すのは難しい。
しかし、いまの日本は批判、否定が多すぎるし、少々力が無くても応援するという姿勢も少ない。
これでは、世界で冠たる国になることはできないだろう。
オリンピックを見ていれば歴然と感じる。

オリンピックもいよいよ終盤。
スポーツを純粋に楽しむこともいいが、それ以外にも得られることがたくさんある。
オリンピックでのドラマは、世の中、すべてに通ずるものだ。

特に、日本人は政治の面でも、オリンピックから学ぶことが多くあるのではないだろうか。
そうすれば、多少の苦難があっても、元気になれるかもしれない。
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フィギュアスケート。長洲未来やロシェット達にもスポットを! [スポーツ]

テレビで浅田真央、安藤美姫、鈴木明子の3選手の活躍がくり返し報道されている。
とにかく実によく頑張った。また、韓国のキムヨナもすごい。
彼女の金メダルは、当然かもしれない。

しかし、どの番組を見ても、この4選手ばかりくり返し放送されている。
確かに、日本人が1番気にしているところを報道しているのだから当たり前かもしれない。

しかし、できれば、もう少し枠が大きくてもいいのではないか。
長洲未来選手もアメリカ国籍かもしれないが、両親は日本人。
しかも、日本の3選手に匹敵する活躍で、まだ、これからも大いに期待できる選手だ。

しかし、どの番組も、彼女の報道は殆ど無く、コメントもない。
同胞として残念なことである。

また、今回ショートプログラムの2日前に母親を失ったロシェットも、
すばらしく感動的な演技だった。終わった後も何ともいえない表情で、彼女の今の心境が切々と伝わってくる。
スポーツを超えたものがある。
また、カナダの人たちがどのように応援しているのか、また、彼女を支えているのかなど気になるところだ。

そんな、感動、ドラマを我々にもっと伝えてほしい。オリンピックのいいところは世界と接するところだ。
4年に1度の大舞台、大ドラマ。
メディアは、ちまちまと島国サイズで物を見るのではなく、もっと、広い視野をもって報道してもらいたいものだ。
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メダル獲得よりも、頑張っている姿に応援しよう! [スポーツ]

オリンピックも後半の折り返し地点を過ぎたが、
日本人選手のメダル獲得数はいまひとつだ。

日本は、どうも偏差値教育に慣らされたせいか、
人が頑張る姿よりも、順位ばかり気にしてしまう。
世界で10位以内に入れればすごい事なのに、
メダルに届かずと言われると、すっかり盛り上がりが萎んでしまう。

高橋大輔が銅メダルを取った時、本人はすごく喜んでいたが、
金メダルを期待していた人達は、内心、なーんだ、銅メダルか、とがっかりしたのではないだろうか。
期待が大きい人は、金でなければ、まるで失格のようになってしまう。すごく残念なことである。

ほかの国は、オリンピックをどのように報道しているのだろう。
やはり、日本と同じようにメダルの期待ばかりしているのか。
きっと、違うような気がする。
勝ち負けで喜びは違うが、もっと心から楽しんでいるような気がする。

日本はどうして、もっと楽しめないのか。
だから、政治の話も、批判、非難、中傷ばかりして、元気を亡くしてしまうのだ。もっと楽天的になれないだろうか。

いまより一歩でも前進できればいいではないか。
メダルよりも、前回の成績よりも良ければ、大騒ぎして喜んでもいいと思う。たとえ、それが20位、30位でも。

そのくらいの気持ちで応援していれば、すごい元気になりそうだ。

それでいいのではないだろうか。
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上村選手、感動的な滑り、ありがとう。 [スポーツ]

とにかくよくやった。
世界で4番目なんてすごいじゃないか。
本人にしてみれば金メダルも射程距離に入っていたから、
本当に悔しいだろうが、我々には上村選手の頑張っている姿がとても感動的だった。
たぶん、上位3選手には、ほんの僅かな運が宿ったのだろう。

それにしても、長野五輪から7,6,5,4位と一段ずつあがっていくのもすごい。
トランプのポーカーゲームだったら、メダルに匹敵するぐらいの得点ではないだろうか。

彼女のスポーツ精神は、これからに続く後輩に継がれ、
きっと、あらゆる競技で大成されることだろう。

そういう意味で、日本のオリンピックの大きな1ページを飾ったのかもしれない。
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バンクーバー五輪。オープニングのイベントは感動した。 [スポーツ]

 いよいよバンクーバー冬季オリンピックが始まった。
これから毎日、テレビに釘付けになりそうだ。

 しかし、今日のオープニングの式典は実に見事な演出だった。
カナダの歴史、文化を光、音楽を巧みに使って、
出演する人々もみんな誇らしげに、また、このオリンピックを盛り上げようと
どの場面をとっても最高の出来栄えだった。

 特に、会場全体をつかった映像技術は、実にすばらしい。
割れて流氷が流されていくシーンは本当にはらはらするぐらいリアルで、
また、風にたなびく麦畑は、映画の感動的シーンを見ているような気にさせられる。
どうして、こんな発想で、こんな事ができるのか、
文化、芸術でも、すばらしい力を持った国だと痛烈に感心させられた。

 日本という国は、ものづくりではたぶん世界で第1級の国であると思うが、
やはり、その技術を使いこなす面では、まだまだのような気がする。
斬新なアイデアや深く追求した思想に裏付けられた美というものなのか、
何かがまだ不足している気がする。
でも、欧米諸国はそこが優れているし、しかも楽しんでいる気がする。

 今回の開会式も大体こんなものだろうと思っていた私にとって、
この演出は非常に新鮮に映り、まだまだ新しい表現の可能性があるのだなと、
正直なところショックを受けつつ感動させられた。

 日本も、ものづくりだけでなく、自分たちのつくった技術を上手く使いこなせば、
もっと楽しく、もっとすごいことも、たくさんできるのではないだろうか。
それには、もっと文化や芸術を大切にしていく心がなければならないかもしれない。
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頑張れ!浅田真央。 [スポーツ]

フギィアスケートで浅田真央の調子が心配だ。
グランプリシリーズで好調な滑り出しを見せた日本勢であるが、最も期待が高かった彼女にどうも精彩が感じられない。難度の高い技を組み合わせすぎなのか、完璧な演技を目指し過ぎているのか。いずれにしても高い目標を持ちすぎているように思える。さすがに勝気な彼女でも、ストレスの波には勝てないのか。不振が続いてとにかく心配だ。

一方、ライバルのキムヨナは順調に優勝を重ね、点数も自己ベストを出すなど、圧倒的な強さを見せている。スケートの実力は、浅田真央の方が昨年まで一歩勝っていたと思っていたが、どこで道が別れたか。専門的にはコーチ、練習方法、技の組み合わせ等、色々あると思うが、素人としてみると、まず、楽しそうに滑っていない。それから、音楽が重苦しい。衣装も音楽のストリー性に合わせているのだろうが、彼女の雰囲気に合っていない。たぶん、この3点は誰もが思っている事ではないだろうか。

まだ、彼女がシニアに上がり立てで天才少女と言われていた頃、遊び感覚でのびのびと楽しそうに演技し、高得点を連発していた。今は大人の演技を目指しているのだろうが、彼女の持ち味である天真爛漫さにツヤがなくなっている。もっと自分らしさを出して演技してほしい。
そのためには、音楽と衣装をもっと軽快なものにすると良いと思うのだが・・・。

衣装については、浅田真央だけでなく最近の日本選手は、外国の選手と比べ、懲りすぎているのが気になる。安藤も中野もフリーの衣装はうるさ過ぎる感じだ。もっと、シンプルに明るいものを使った方が、見ていて気持ちがいいような気がする。

衣装や音楽の批判はさて置き、本ブログでも、以前、日本勢の演技の魅力を東洋の美がフギィアスケートに見事にマッチしたと書いた。日本のどの選手もそうした独特のしなやかさや繊細さの表現を感じるが、それを自分の個性と合わせて最も上手に引き出しているのは浅田真央、それに韓国のキムヨナだ。どちらも凄すぎる。

あと、残りも数試合であるが、あまり点数にこだわらず、楽しみながら自分らしい演技をしてほしい。みんな、生き生きした浅田真央がライバルのキムヨナと競う姿を見たいのだ。とにかく頑張ってもらいたい。
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フィギアースケート。東洋の美、魅力が輝く。 [スポーツ]

 フィギアースケートロシア大会で安藤美姫が優勝した。
前回のフランス大会では韓国の1位キム・ヨナ、2位浅田真央だ。
男子もその大会で織田が優勝するなど、アジア選手の勢いが止まらない。

 かつて、フィギアースケートは男女とも欧米が圧倒的に強く、
特に女子フィギャーでアジア人が優勝するなど想像もできなかった。
だが今は、技術レベル、洗練さ、華麗さの面でも、欧米より上にいっているような気がする。

 ここまで来るに至っては、スケート連盟による養成や世界的なコーチの指導、個人の努力など様々な背景があると思うが、実はアジアの文化に合っていたからではないだろうか。

 西洋の美は、絵画や音楽の世界でも明快なものが多い。
でも、東洋では謎めいた美、奥ゆかしさを感じる美、しとやかな美など、
ちょっと、わかりにくいが、いろいろな美の表現がある。

 フィギアースケートの点数は、もちろん、スケート技術によるところが多いが、
技術的な洗練さや華麗さのなかに、そんな東洋ならではの美が入っているように思える。
それが、スケートの世界で不思議な魅力を醸し出しているのではないだろうか。

 中国大会はベテランの村主選手がでてくるそうだ。
彼女もまた東洋の魅力を十分持っている。
ぜひトップを狙って頑張ってもらいたいものだ。
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