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懐かしビートルズの曲がラジオから聴こえてきた。 [趣味・娯楽]

今朝、車を運転していると、ラジオから懐かしいビートルズの曲が流れてきた。
「I Want To Hold Your Hand:抱きしめたい」、ビートルズ全盛期中の大ヒット曲だ。
あの時は激しく感じた曲も、いまはとても心地よい響きに感じる。
 
わたしが中学生の頃(かれこれ50年前)、音楽と言えば洋楽、そしてその最先端にビートルズがいた。
ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、
個性豊かで魅力的な4人組、イギリス・リバプール生まれのロックバンドだ。
活動期間はたぶん10年足らずであったが、その短い期間にどれだけの人たちに影響を与えたか。
もちろん、卓越したサウンド、ミュージックとしての魅力もあるが、その曲が語りかける、魔法のようなエッセンスに当時の多くの若者たちが魅了された。
 
悲しい時は励まし、うれしい時は一緒に喜び、また迷っているときに「くよくよしないで、やってみようぜ!」と背中を押してくれる。英語でもそのニュアンスはすごく伝わってきた。私にとっても、人生のアドバイザーであり、憧れの対象であった。何よりもいつも元気を与えてくれたのがビートルズであった。
 
時は経ち、令和の時代。テクノロジーの進歩で音楽の世界も大きく変わった。いまはほとんどの曲が電子音で作られ、キレの良い音質で聴こえてくる。そのせいか、サウンドだけでなく、歌詞までもデジタル調に聴こえるのは私だけだろうか。よく聞けばいい曲でなのに、感性がアナログ仕込みのため、どうもしっくりこない。
 
でも、いまの若い人たちは、私が若いころビートルズで味わった感触を、このデジタル調の音楽で感じ取り、同じように感動しているのだろう。当たり前のことだが、やはり世代間格差を感じてしまう。
 
しかし、60年前のこの曲がいまの時代の曲の中に入っても、あの時と同じような勢いがあり、決して古びていない。むしろ、新鮮さと斬新ささえ感じる。自分がそう思うだけでなく、もし若者が「これ、すごい曲だ!」と反応してくれると嬉しいものだ。これからの時代を担う若者に、できれば「我々の時代の思い」を受け継いでもらいたい。
 
最近、若い世代の間で昔の曲がリバイバルで蘇っているようだ。よい曲は時代を超えて、また息ぶきを吹き返してほしい。

タグ:ビートルズ
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