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小さい秋、艶やかな紫色の実をつけるムラサキシキブ [旅行・散策]

秋空が澄み渡り、さわやかな休日。久々にショッピングモールをぶらぶらしていると、屋外店舗脇にある花壇の片隅で、紫色の小粒の実をたくさんつけた1本の花木が目に入った。そばに寄って観てみると、名札がさしてあり、そのプレートには「ムラサキシキブ」と記されていた。漢字名は「紫式部」。古典文学の世界から飛び出してきたような趣のある名前だ。
 
もう少し、観た目を説明すると、スラッとした低木に紫色の小粒の実が重なり合ってついている。どちらかと言えばその実も小粒過ぎてあまり目立たなく、人目を惹くほどの彩りのインパクトは低い。でも、しなやかに垂れる実とすらっとした葉っぱの絶妙なバランスがとてもエレガンスで愛らしい。
 
どうして、この名がついたか分からないが、この名でこの植物を観るとそれなりの品格を感じてしまうから不思議である。ただ、このムラサキシキブ、最近あちこちでよく観かける。以前はあまり気にしたこともない植物であったが、どうも惹きつけられてしまう。だから、今回も惹きつけられ、しみじみと観察してしまった。でも、名前がわかってよかった。大きな収穫だ。
  
スマホで、ムラサキシキブを調べると、実は日本各地の森林などに自生している落葉低木で、最近では観賞用に栽培されているそうだ。花ことばは、「聡明」「愛され上手」。これは才女として逸話の多い紫式部にちなむと言われ、愛され上手は、美貌と才能に恵まれた源氏物語の光源氏にちなんだものと言われているそうだ。どちらも自分には当てはまらないが、この紫色がラッキーなフィーリングを引き寄せてくれるような気がする。
 
いよいよ秋も深まりをみせてきており、これから秋の花や紅葉を楽しめる季節だ。気持ちだけは日々自然を感じながらゆっくり過ごしていこう。
 
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ハナショウブいまが見ごろ。水無月園(相模原市麻溝公園) [旅行・散策]

梅雨入りで、どんよりとした日が続く毎日。
これが過ぎれば過酷な真夏の季節がやってくる。いまは穏やかで静かなひとときだ。
そんな時期の花といえば、紫陽花(あじさい)。それから、あまりメジャーではないが花菖蒲(ハナショウブ)。その花菖蒲がいま見ごろを迎えている。
 
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ここは先週、散策した相模原市麻溝公園にある水無月園。118品種、22,000株のハナショウブが植えられている。この日のショウブ開花状況は、サクラで言う8分咲き。まさに一番の見ごろと言っていい。
 
見渡す限り、白、薄ピンク、薄紫、赤紫、濃紫の帯色のグラテーションが、みどりの葉と対比して、華やかで優雅な風情を醸し出し、初夏の新鮮な香りを放っている。これだけ大きな菖蒲園もこの彩あたりでは珍しく、多くの人たちが訪れ、その美しい風景と彩どり豊かな花々を堪能している。
 
ここは見晴らしが良く、全体の景色を絵画を観るように鑑賞するのも良いが、1つひとつ名前と花の種類を観察するのも愉しい。なにしろ種類が豊富でその名も個性的なのだ。
 
例えば「七福神」という名のショウブは、薄ピンク色に白のまだら模様。どうしてその名が付いたか。しばらく観ていると理由はわからないが、不思議にその名が似合ってきて、なんとなく納得してしまう。
もしかして、その名は花のイメージだけでなく、想いや望みが込められて、そこに惹きつけられているのかもしれない。それらの品種も江戸時代につけられたそうで、短歌を詠むような名前が多い。そんな詩情あふれる風情に浸っていると、自然に心が和み、とても新鮮な気分になる。
 
でも、これだけ見事な菖蒲に出会えたのは本当にひさびさでナイスタイミング。 
こんな調子で自由気ままに歩いていると、気が付けば1万2000歩。
いい運動ができ、かつ梅雨どきの気分がすっきりの散策であった。
 

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キランソウ(薬草)を舗道で発見 [旅行・散策]

あまり知る人はいないだろうが、この野の花はめったに観ることはできない。
どこにでもありそうだが、どこにもないのだ。
その名はキランソウ。別名、ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)と呼ばれている。
なぜ、そのような名前が付いたかといえば、実はこの草は薬草として有名で、かつては、さまざまな病気に効く効能から、医者いらずとか、これで地獄に落ちないで済む、病気を治して地獄の釜に蓋をするなど言われていたという由来。地方に行くと、そのままイシャイラズ(医者いらず)という名で呼んでいるところもあるそうだ。
横浜市旭区にある里山ガーデン散策の帰り道、バス通りの歩道でたまたま発見。里山の中ならわかるが、こんな舗装の隙間からでているキランソウは初めてである。普通はこのような環境下で観られることはない。野の花鑑賞を趣味としている私にとって、うれしい発見であった。
 
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キランソウ
地面を這うように葉を伸ばし、幾つものちいさな紫の花をつける。一見すると地味な野の花であるが、貴重な薬草である。

タグ:キランソウ
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横浜、三ツ池公園の桜並木 [旅行・散策]

横浜市にある県立三ツ池公園の桜が素晴らしいという話を聞き、今回の花見はそこに行ってみた。
場所は新横浜からバスで20分くらい。バス停から歩いて10分もかからない場所にその公園がある。昨日は土曜日とあって、家族ずれの花見客が多く、子供たちの歓声でにぎやかであった。
 
この三ツ池公園は、明治時代に灌漑用水の建設で出来た3つのため池、上の池、中の池、下の池を中心に散策コースが設けられ、こどもたちが遊べるアスレチック広場やテニスコート、軟式野球場などの施設も併設されており、多くの人たちのリクリエーションの場として利用されている。また園内には、広場やベンチも多く、ファミリーがお弁当を持って楽しむには最適な場所であろう。ちなみにこの時期の駐車料金は810円(普段は510円)、二輪は無料。
 
さて、この公園の桜の見どころは、3つの大きな池の周りに植えられた1600本の桜並木。さくら名所100選にも選ばれており、この時期は例年50万人もの人たちが、その見事な桜を楽しみに訪れるという。
全体的には薄桃色のソメイヨシノの彩りで占められているが、実は78種類の桜が植えてあるらしい。時折、ピンクの濃いヨコハマヒザクラ、河津桜?も目に付き、ほのぼのしたアクセントで、景色が引き立っている。天気が良ければ池に桜並木が映り込み、幻想的な景観を味わえたかもしれないが、曇っていても落ち着いた桜と水のコラボレーションで、またひと味魅了される風景になっている。
この日は、桜の花びらがひらひら舞い散っており、池の水面や散策路もうっすらピンク色の染まり始めていた。待ち遠しかった桜の季節もいよいよ終わりで、次の新緑の季節がやってくる。
時の流れは実に早い。
 
この公園、一周ゆっくり歩くと2時間程度。歩数で約1万5000歩。
公園の案内を読むと、春の桜だけでなく、秋の紅葉もまた味わい深い人気スポットらしい。
 
また11月頃、来てみよう。
 
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道端のつくし、苦労しながら生き生きと。 [旅行・散策]

天気の良い散歩道。道路端の街路樹の植え込みから、つくしの穂が顔を出しているのを見つけた。
こんな場所に、つくしが・・・!
と少々驚きながら眺めると、結構な数が生えている。普通、田畑の畔や川の土手、あるいは広い野原に、いっぱい群生している印象が強いが、それとは対照的に、ここのつくしは、所狭しとほかの雑草を押し退け、ひしめき合うように生えている。
 
しかし、このつくし、よく観るとどこか違う。
かたちの上では、紛れもなく「つくし」だが、一般的に連想する、健やかでスクスク育つ、子供たちの童謡の世界に似合うような伸びやかなイメージではない。どちらかと言うと、ゴツゴツ苦労しながら、まわりの雑草群に負けじと懸命に生きている姿に映る。場所柄、当然土壌は良くないだろうし、車の排気ガスで空気も悪い。そのせいか、てっぺんの穂の顔つきも厳(いか)ついて、春のほのぼのとした表情に観えない。
 
良く言えば「たくましい」が、こうした環境に生きていかなければならない宿命に、妙な親近感と同情心を覚えてしまう。でもつくしは見ていると、どこか楽しい気分になる。
 
さて、話は変わるが、つくしを漢字で「土筆」と書く。
知らない人も多いと思うが、当て字であるから仕方がない。筆をあたまに土に差した姿からそうなったと言うが、当て字なら、もう少し愛嬌のある漢字であってほしかった。
 
また、花言葉は「努力」「向上心」「意外」「驚き」という。思いのほか地味である。でも、このつくし、案外この言葉に当てはまるかもしれない。
つくしは、桜と同様に春の代名詞、寒い冬からあたたかな季節の移り変わりを告げてくれる。
しばらく眺めていると、最初は厳しそうに観えた表情も、あたたかな春の陽気を浴びているせいか軽やかに楽しんでいる様子に観えてきた。うららか日和の春の散歩道、いろいろな発見があるものだ。
  
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  道端のつくし群。

タグ:つくし
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いよいよ桜の見頃な時期だ! [旅行・散策]

いよいよ東京でも桜の見頃な時期が来た。
靖国神社で開花宣言が発表(3月20日)されてから1週間。やや冷え込む日が続くもこの2、3日の温かさで、都心ではソメイヨシノの薄いピンクの景色が一斉に広がった。今週ピークを迎え、最高の花見ウイークになりそうだ。ただ、天気が下降気味で心配だが、逆に来週まで花もちするかもしれない。
 
しかし、桜という花は日本人にとって、ただ美しいというだけでなく、特別な意味をもった花のように思う。特に桜の咲く時期は、入園式、入学式、そして入社式など、人生の門出を祝う時期でもあり、また1年のスタートの時でもある。その年々に体験した嬉しいことや悲しいこと、楽しいことなども、桜の花の前に立つとふと蘇ってきたりもする。桜にはそうした不思議な力を持っているような気がする。
桜の花ことばは、「精神美」「優美な女性」「純潔」と言われているが、美しく、清らかさが象徴され、「優美な女性」は桜の品のある美しさが由来しているそうだ。言い換えれば色彩的な美しさを超えて、むしろ精神的、神秘的な美しさを表していると言えよう。
  
話は変わるが、この桜で1つ心配事がある。
いま街中になるソメイヨシノの多くは昭和40年代の高度経済成長期に植えられたものらしい。樹齢50年を超える老木が多く、寿命60~70年と言われているが、若手の樹のバトンタッチが進んでいない。どこの木を観ても、枝が朽ちてきているものが多く、あまり手入れもされていない。植え替えの場所がなく、切り替えが難しいのだろうがそうしないと、一気に果ててしまうような気がする。桜の手入れも役所任せなのだろうが、どうもやりっぱなし感がある。できれば民間など、桜を守る会のようなものを発足させ、そこが責任をもって運営すれば、これからも美しい桜の風景を維持できるように思う。
 
さて、東京赤坂もソメイヨシノが春の華やかさを運んできている。
昼時の散歩で、日枝神社を通りかかると鳥居の前に1本、それから階段を上り、本殿境内に行くと庭先に満開の桜が咲いていた。今日は良い天気で、何か良い運が授かるような気がしてお参りをした。
 
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 日枝神社の鳥居前と境内の桜

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城山かたくりの里を散策 [旅行・散策]

神奈川県相模原市にある城山かたくりの里、いまちょうど花の見頃の時期を迎えている。
カタクリの花といっても、どんな花か、思い浮かぶ人は少ないだろう。
ユリ科に属する多年草で、10~15cmくらいの花茎から直径4,5cmの薄紫から桃色の花びらを下向きに広げながらつつましやかに咲く、気品が漂う山野草である。
 
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カタクリの花
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カタクリの花の自然群生
 
ここは民間の方の所有地で、昭和50年ころからカタクリの花を自然群生保護として整備し、春の開花時には一般開放して、多くの人たちに鑑賞してもらっているという。
今日は妻と2人で、そのかたくりの里へ足を運んだ。この日は朝方曇っていたが、里山に入ると日が照り始め、ちょうど穏やかで暖かい花見日和を楽しむことができた。
 
ここではカタクリの花以外にもたくさんの春の花を観賞できる。里山の通路にそって植えられたサクラ、モモ、ミツマタ、マンサクの樹木など、ピンクや黄色や赤、白の色が溢れ、また下を観て歩いてみても、スミレや雪割草などの小さな花も楽しめる。春の花のオンパレードである。また耳を澄ませば鳥のさえずりも聴こえ、春うららな自然の中で心を癒してくれる。
 
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散策路にはミツマタや桃など花で彩られている
 
そうした中で、やはり主役はカタクリの花。里山のやや斜面のところにポツリポツリと群生している。
周囲の鮮やかな花々に対して、そのひっそり感と厳かな薄紫の色彩は、ちょっと神秘的な世界をくり広げている。この里には、小道の散策路があちこち歩けるように周回しており、1時間程度は十分楽しめる。地面は落ち葉が堆積しフカフカで、足に優しい。
 
年配の方には少し坂道が多く大変かもしれないが、ベンチも数多く設置されており、休みながらも鑑賞でき、自然をたっぷり満喫できる。だんだん数少なくなってきている里山のいなかの風景。車なら都心から2時間程度、ちょっとした自然観光スポットである。

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青山通り、高橋是清翁記念公園の散策 [旅行・散策]

東京赤坂の青山通り沿いに高橋是清翁記念公園というものがある。
カナダ大使館の隣で、一言でいえば地味な公園である。
ここはかつて明治から昭和の近代日本を代表する財政家、高橋是清の邸宅跡である。第4代内閣総理大臣としてよりも、大蔵大臣としての評価が高く、またアメリカでの奴隷体験、芸者の付き人、教師、相場師、銀山の経営、そして日本国家の財政と国を導く指導者として、波乱万丈生涯を送った人物である。今日でも不況が訪れるたびに、高橋是清の名が登場し、彼の経済再生の手腕が取りたざされる。
 
さて、この公園であるが、東京オリンピック2020に合わせて整備が進められ、少しくつろぎやすくなった。以前はなんとなく薄暗く、ここで起きた昭和の2.26事件(昭和11年に起きた日本のクーデター未遂事件、高橋是清はこの時に子の自邸で死亡)と重なり、どんよりとしたイメージが漂う感じがあった。今回の整備は何をどう変えたかわからないが、前よりすっきり感がでて居心地がいい。自宅の庭を公園にしてあるので、あまり敷地は広くない。公園の中央は池や石灯籠、石橋があり、趣のある日本庭園がつくられている。
それから、この公園の奥の小高い位置には、椅子に座った是清翁像がひっそりと据えられている。その表情は激動の時代から平和な今日の移り変わりを感慨深く見届けており、また現代日本の姿に何かを語ろうとしているようにも観える。またダルマ総裁とよばれ庶民からも親しまれてたそうだが、その表情には優しさと厳しさがあり、ほんのりと人間味豊かな人柄が窺える。
 
公園をぐるりと回ると、不思議な石像がいくつかある。これは古く朝鮮半島の王族の墓の守り神として祀られていた文官石とよばれたものらしい。戦前、庭園の置石として需要があり、朝鮮から大量に輸入されたと言われている。是清もこの学者、高官風の石像を好んで置いたのだろう。これを観て是清は何を感じ、何を考えていたのか、そんなことに思いを馳せてしまう。
 
公園内には大きな樹々に囲まれており、ベンチで一息、ちょっとした憩いの場である。
都会の歴史と静寂さを感じとれる心地よいスポットだ。 
 
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 都心の憩いの場、公園は青山通りの迎賓館の反対側、カナダ大使館の隣に位置する。
 
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 高橋是清翁像
 
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 公園内に幾つか配置されている石像、儒教の世界を感じる。

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赤坂豊川稲荷の河津桜 [旅行・散策]

ここは東京赤坂の豊川稲荷別院、いま正門とは反対側の塀内にある1本の河津桜がみごと満開を迎えている。赤坂御所前の青山通りから観るその色鮮やかなピンク色は、周囲の景色からひと際目立ち、一足早い春の訪れに心を和ませてくれる。
豊川稲荷は調べてみると江戸の稲荷信仰の中心地であり、あの有名な大岡越前公由来のお寺のようだ。
この豊川稲荷は、塀の周りを連ねる赤ちょうちんと背の高い立派なのぼり旗が特徴的で、洗練された都心の中で江戸時代の風情が同居する、何とも言えない趣きのあるスポットである。門をくぐり境内に入ると意外と敷地は狭く、お稲荷さん独特のきつね像と赤い鳥居の色、そして赤と白ののぼり旗に圧倒される。ちょっと不思議な空気が佇んでいる。
また、敷地には大黒天や恵比寿様、福寿禄様などの石像が祀られており、ここだけで七福神巡りもできる。たまたまお昼時に来たせいか、サラリーマン姿の人が多い。お参りも兼ねているのかもしれないが、都心の憩いの場のようで、くつろぐ姿が目に付く。この豊川稲荷、あまりメジャーではありませんが、赤坂に来たらぜひ立ち寄ってみるのもいい。
 
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 都心では一足早い河津桜
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赤坂豊川稲荷正門

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春の訪れ、イヌフグリの花 [旅行・散策]

今日は在宅勤務。
でも、ぽかぽか日和。ちょっと運動がてらに散歩に出た。
気温も心地よく、ちょっと早いが春うららな気分だ。
道端には青紫のちっちゃなイヌフグリの花。
ほとんどの人は雑草の一種として気にも留めないだろうが、道端にしゃがんで、よく観ると実に品のある、端正できれいな花だ。
この花は私のお気に入りで、これが咲いたら春のはじまりを意識する。
まだ道路の樹木は枝ばかり目立つが、新芽が息吹き始め、少し色合いが柔らかく、冬の厳しい景色から穏やかな風景になってきている。
ゆっくり、いろいろ観て歩くと春の気配がたくさん感じられる。
ふと、歩道のわきに目を移すと、朱色のボケの花が満開に咲いている。
これも視点を変えて、晴れた青空を仰ぐように観ると、
とてもビューティフル。思わずスマホカメラでカシャリ。
大げさでであるが、自然がつくる美に感動。
 
公園に行くと、まだ時期早々の桜が、1本満開に咲いている。
最初は梅かと思ったが、そばに近寄って眺めてもやはり桜。
間違いなくソメイヨシノだ。
なぜ、こんなに早く咲くのだろう。
とても不思議だが、それもいいではないか。
 
都会のオフィスで仕事をしていると春を知らずに過ごしてしまう。
コロナ禍で少し変わったことは、ささやかながら自然を肌で感じる機会が増えたことだ。
これまで、毎日の通勤と箱詰めのオフィス、そして仕事のことで頭がいっぱい。
在宅勤務で、その空間から一時的でも解放されたせいか、少し生活感が変わってきた。
これは自分にとって良かったように思う。
心の余裕というか、自分と向き合う時間も得られた気がする。
今日も30分程度の息抜きだが、自然と接することで気分が洗いなおされた感じになる。
 
さて、このブログが書き終えたら、ひと仕事だ。頑張ろう。 
 
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道端のイヌフグリの花
 
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歩道わきの満開のボケの花
 
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早咲きのソメイヨシノ。

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高尾山、気軽に登れてリフレッシュ [旅行・散策]

 先日、高尾山に行った。登りはいつも6号路。なぜかといえば、一番登りやすいからだ。
高尾山山頂へはスタート時点で3つのコースが選択できる。1つは1号路(中腹でさらに2~4号路に分かれる道もある)。これはメインコースで山頂まで舗装され、普通の靴でも問題ない。しかし、実は最初の登り坂がきつく、年寄りにはこたえるコースである。それから稲荷山コース。これはまさに林道で途中にややきつい坂がある。そして6号路。別名びわ滝コース。道の状態は基本的に稲荷山コースと同様であるが、途中、湧き水が流れる中、飛び石を渡り歩くような面白いところがあるのが特徴である。ただ勾配レベルでみるとここが最もきつくないコースのような気がする。
そう言うことで、野の花を観ながら、山頂までの約1時間を楽しんだ。
この時期の野の花の代表はシャガであろう。これはアヤメ科に属する種類で、白っぽい紫色の花びらと黄色の模様が特徴的である。登り初めから中腹ぐらいまでの道のりには結構群生で咲いており、春から初夏の到来を感じさせてくれる。また、シダの葉っぱも生き生きしており、よく見ると所々ゼンマイが芽を出ている。前日の雨で、周囲はしっとり露で濡れており、鳥のさえずりと新緑の中の風のささやき、そして澄んだ空気は、心身リフレッシュさせてくれ、体全体で自然を満喫させてくれる。
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シャガ(傍で観ると可憐である。)
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たぶんゼンマイらしき芽
 5月の連休とあって、細い山道も人で連なっている。山頂はどうなっているかと心配したが、着いてみれば想像どおり満員御礼状態。通勤時間の駅のホームを思わせる状態である。
まあ、都市近郊で老若男女が気楽に楽しめる山は、高尾山をもってほかにないだろう。
 山を下りると、名物「とろろそば」の店が何件かあるが、ここも長蛇の列でどのくらい時間を待つかわからない。意外と穴場が、駅の隣のイタリアン。ここの石窯で焼いたピザが私のお気に入りである。食べ終えたあとは、店の外に小さな足湯があり、登山の疲れを癒してくれる。登って下りて約1万8000歩。中高年にとって、楽しみながら運動できる程よいコースだ。また、中腹には薬王院というお寺もあり、かつては修験者たちの山として知られていたようで、歴史散策としても興味深いところである。
 東京近郊の方でまだ登ったことのない方には是非お勧めで、家族や友人たち、また一人でも楽しめるスポットです。

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湘南海岸は「三ツ星」ビーチだ。 [旅行・散策]

真夏の晴れわたった日には海がいい。

江の島、特に東海岸は、日本で最も人が集まる人気ビーチである。この海岸は比較的浅く、海がよほど荒れていないかぎり安全である。海岸にはライフセーバーの人たちも多くいて、そうした人たちの努力でさらに安全、安心が保たれている。

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最近は夏になると、日本も亜熱帯か熱帯地域並みの気象になる。まさに常夏のハワイと変わらない。白い砂浜に青い海ではないけど、浜辺で寝ころび、くつろぐ分にはさほど変わらない。また、ハワイの高級ホテルのビーチサイドとは違った日本独特の海水浴場の雰囲気でくつろくのも格別だ。

ただ海岸を見渡して、夏休みというのに子供たちの姿が少ないことが気になる。つまり、家族連れが少ないということだ。昔は夏になると決まって海に多くの人が押し寄せ、この湘南海岸もよくイモころがし状態と言われていたのを記憶している。最近の家族の多くは、豊島園やサマーランドなどの大型プールで遊んでいるらしい。その理由は水の事故のリスクが低く安心なこと、色々な設備が完備されていて便利なこと、それから波がないことがあげられるそうだ。安全を気にするのは当然であるが、波を嫌うのはやや大げさだ。中には海の波は嫌だけれどプールの波は良いという人も少なくないらしい。まさに温室育ちの発想だ。

だから、最近の子供たちは自然と接する機会を殆ど失っている。今の日本の子供にいちばん欠けているのは自然を観る目、思考だと思う。自然は、そのスケールの大きさや素晴らしさ、また逆に恐ろしさや危険などを教えてくれる。そうしたバランス感覚が人の心や身体の育成に大切だ。まず、大人である親がそうした考えを持たなければはじまらない。一歩、2歩踏み出してもらいたい。浜辺に若者のはしゃぐ声だけでなく、子供たちが楽しむ声がもっとほしい。 

さて、この湘南海岸、もっと活気、元気があっていい。今の日本人は、こんなにすばらしい自然に恵まれているのに、それに気づいていない人が多い。この湘南海岸は絶対最高のリゾートビーチだ。

特に江の島駅から海岸まで確実に活況を得られるリゾートゾーンと思われるが、実際は「ちょっと冴えない」としか言いようがない。古い商店と新しいコンビニ、それから周囲に溶け込んでいないマンションの乱立が、リゾートと逆の雰囲気を作り出している感じもある。もっと、観光客や住民がこの街を刺激して、あのミッテランの観光評価で三ツ星にあげられた「高尾山」のように世界に誇れる「湘南海岸」として磨き上げてもらいたい。

その観光資質は十分ある。


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白洲次郎・正子の「武相荘」散策 [旅行・散策]

 東京都町田市郊外に「武相荘(ぶあいそう)」という名の小さなかや葺屋根の建物がある。戦後吉田茂の側近としてサンフランシスコ講和条約、通商産業省設立や新憲法制定に深く関わった白洲次郎、そして妻で作家の白洲正子夫妻が晩年まで暮らした家である。

 写真の奥が母屋で、とても英国紳士仕込みのダンディな次郎と伯爵家のお嬢様である正子が住んでいたとは思えない質素な建物だ。農家からその家を買い入れた時はボロボロで、床は腐って、かや葺き屋根からは雨漏りがし、そのままではとても住める状態ではなかったという。だが当時の土間は床に白タイルが敷き詰められ床暖房付きのモダンなリビングに生まれ変わり、全体的に「和」を尊重した独特な住まいにつくりあげられていた。なかなか趣のある味わい深い建物だ。

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 また周囲の自然に融合したこの建物にはどこか気品と特別な贅沢さを感じるのも不思議である。おそらくご夫妻の高い教養と文化の香りが随所に滲みこみ、その品格を放っているからだろう。室内には2人が愛用した日常用品が当時の状態で展示されいる。その品々から物を大切にする姿勢とシンプルだけれど心のこもった生活感がうかがえ、白洲次郎・正子夫妻の美学と人間味あふれる生き方が強く感じられる。

 「マッカーサーを叱った男」とも言われ、戦後占領下で卑屈になり気味の日本で唯一気概を持ってGHQ相手に掛け合った話は有名である。この途轍もなくスケールの大きい男がこんな田舎暮らしをしていたのは意外であるが、逆に彼のような奔放な人間には都会よりも大自然の方が合っていたのかもしれない。この武相荘にいるとそんな風に思えてくる。

 一方、白洲正子も稀にみる多才な女性であった。彼女の書斎にはずらりと日本文化、思想、哲学などの書籍が並び、その奥に晩年まで執筆していたという小さな仕事場がある。そこから数々の白洲文学が生まれ、一般の人々に日本の伝統文化を紹介した功績は大きい。私も一度、彼女の作品を読んだことがあるが、匠(職人さん)たちの思いや技術など感性豊かに丁寧に描かれていたことを記憶している。特に日本文化を西洋の世界と女性の視野から眺めて描いていることが特徴ではないだろうか。この武相荘の自然環境も彼女の文学に大きく影響していたような気がする。

 現在の武相荘周辺は住宅が建ち並びもう田舎ではない。ここの一角だけが自然に囲まれ当時の武蔵野の面影を残している。庭園内は鈴鹿峠と名づけられ竹林や雑木林の中を石畳が続いており、ゆっくり歩いても10分くらいの散策コースだ。入口の門は立派でその傍に柿の木があり、ちょうど食べ頃の実が風に揺れていた。白洲ご夫妻もきっとこの柿の実を楽しみにしていたのではないだろうか。

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 昭和の文化・歴史、建築、自然を満喫でき心落ち着く場所である。紅葉に彩られた秋も良いが今度は新緑あふれる「武相荘」を是非散策してみよう。


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勝沼久保田園のブドウ狩り。今年は出来がいい。 [旅行・散策]

  9月連休、まだ残暑が続く中、ブドウ狩りに行った。場所は山梨県勝沼市の久保田園。我が家の毎年の恒例行事である。

  今年は久保田園のみならず、勝沼全体いつもより人が多かった。いままで駐車場にすぐ入れたが、今回は満車で入場待ち。ブドウ園に入って驚き、これまで観たことのない人混みであった。いつもの倍以上の人数はいた。

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  早速、お目当てのピオーネ狩りに、近くのブドウ畑へ歩いた。また、いつものお兄さん(社長の息子さん?)が案内してくれる。まず、房がやや小さめのピオーネを大胆にもぎり、試食用としてくれる。

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ピオーネ(巨峰よりやや大粒、光沢のある紫黒色)

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甲斐路(明るい鮮紅色。勝沼では人気の品種)

  「今年の夏は、暑さと雨が少なかったから、ブドウの生育に影響があったのでは」と聞くと、彼は「5月、6月に雨が結構降り、たまがしっかり大きくなった。それから、夏は晴天が続いたから、糖分も色合いもよくつき、今年は例年になく良い出来だった」と説明してくれた。実が大きくなってから、雨が続くと、かえって病気になりやすいそうだ。そういう意味でも、今年は良い条件がそろっていたらしい。

  たしかに、どれを観ても、みっちりしており、粒ぞろいである。調子よく狩るのもいいが、1500円/kgだから気を付けないと、後で大変なことになる。

  とりあえず、贈物用と自宅用で、ピーオネ6房、甲斐路3房を収穫。

  帰りは車で恒例の河口湖経由道志川コース。その途中の「小作山中湖店」でかぼちゃほうとうを食べて帰った。非常に満足の一日であった。


高尾山の近く「多摩森林科学園」を散策。 [旅行・散策]

  中央線高尾駅北口から、緩やかな坂道を上って約10分、「多摩森林科学園」がある。ここは、サクラの保存林が有名で、江戸時代から伝わる伝統的栽培品種や各地の名木などのクローンが約600ライン収集され、総数1500本のサクラが植栽されている。2月下旬から5月上旬にかけて順次観賞できるそうだ。

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  多摩森林科学園入口

 入園すると正面に森の科学館があり、そこを右に曲がると、森林の中に通じる散策路がある。ゴールデンウィークとあって、来園者数も多く、特に大自然の静けさの中で、おばさんたちの集団のにぎやかさと元気の良さが際立っていた。

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  木立の中の散策コース、森林浴で気分が最適だ。

 この時期のもう一つの楽しみは野の花観賞である。優雅なサクラの花も良いが、道端にポツンと咲く、小さな花も愛らしい。ここでは普段あまりお目にかかれない野の花にも遭遇できる。野の花ファンとしては非常に嬉しい。

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  野の花、キランソウ。万能な薬草でもある。

 森林の中を10分くらい歩くと、サクラ保存林のゾーンに出てくる。4月の終わりとあって、見頃のピークはやや過ぎたような感じもするが、まだまだ見応えはある。白色や薄ピンク色、桃色といった優しい彩りが、新緑の山に品よく溶け込んでいる。風が吹くと、花びらが舞い散り、その風景はちょっと感動的で、味わい深いものだ。

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 薄ピンク色と新緑のハーモニー。とても気品を感じる風景だ。

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  薄ピンクの多弁系のサクラ。おそらく「菊咲き」と呼ばれる品種であろう。

  園内の散策路は、いろいろなコースに程よく分けられており、様々な場所から景色を楽しめる。また、サクラ以外の樹木にも名札がついており、「これがブナ、クスノキ」と、あらためて名前と樹木を再認識することができ、何か自然を少し知ったような気分にさせられる。

  この森林科学園は2時間もあればゆっくり楽しむことができる。自然と散歩の好きな人にはお勧めのスポットである。


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安曇野「大王わさび農場」を散策する。 [旅行・散策]

 長野県安曇野は北アルプスの麓に位置し、その一帯はのどかな田園風景が広がる。今年はNHK連続テレビドラマ「おひさま」の舞台になり、いまや全国的な観光スポットである。

 そんな安曇野で、特に有名な場所が「大王わさび農場」だ。北アルプスの雪解けの豊富な湧き水が引きこまれ、約15ヘクタール(東京ドーム11個分)からなる広大なわさび田である。わさびは冷たく清らかな流れの中でしか育たないらしい。この田を流れる清流は年間を通じて12~13℃、そのきれいな水と静かな流れは、わさびの栽培に最高という。初めて観る人には感動的な風景だと思う。

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わさび田の清流のせせらぎで、夏の暑さも和らぐ。

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清らかで、ひんやりした水、自然豊かな環境で育つわさび。

 この「大王わさび農場」の名前の由来も面白い。場内の立札によると大王は実在の人物のようだ。 場内の立札を概略すると、その昔、桓武天皇(西暦785~805年)の頃、この地にを治めていた首領で、その名が「魏石鬼八面大王」。怪力無双の人物らしい。当時、中央政権の東北遠征(坂上田村麻呂)で、その地の住民は、無謀な取立て(貢物や無理難題)に苦しめられており、それを観かねて、大王は立ち上がったという。しかし、優勢な武器を持つ中央政権軍に追い詰められて、最後は空しく有明山麓の岩窟で力付きたそうだ。ただ、大王があまりにも強かったので、再び蘇らないようにバラバラにして埋葬。ここわさび田の地にも胴体が埋められていると言い伝えがあるそうだ。その場所はいまでは「大王神社」として、この地の守り神として祀っているらしい。なかなか歴史を感じる話である。

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 このわさび田の近くに、もうひとつ安曇野を代表する風景がある。川辺に建つ3連の風車小屋だ。この風景を水上をゴムボートで散策する観光コースも人気である。少し上流まで漕ぎ、そのまま流れに任せて景色をゆっくり楽しみながら下流し、また乗り場まで漕いでいく。15分コースと30分コースがあるが、15分の方でも十分満足できる。

 ボート船頭員の話によると、この風車小屋は、黒澤明監督の「夢」の舞台になったもので、その時に造られたものだという。歴史的建造物ではないと思うとちょっと残念な気分であるが、実に景色に溶け込んでおり、やはり映画にはピッタリくる風景である。また、近くにおひさまのロケで使った蕎麦屋の舞台建物(仮設建物)であったが、ドラマを想像すると本当によく造られた建物だ。

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ゴムボートでの水上散策。川の流れは静か。

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藁ぶき屋根の水車小屋は趣のある造りだ。

 安曇野を歩いているとよく見かけるのが道祖神、夫婦二人が寄り添っているのが特徴だ。これはこの地だけのものか。でも、愛らしい。

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 店に売らているわさび。意外に高いので驚く。でも、時間をかけて、この贅沢な環境で育てられているのだ。この値段も不思議でないかもしれない。我家は1本1000円のわさびを購入。

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 安曇野の自然散策では、癒しの気分を十分満喫し、リフレッシュできた。最後は穂高温泉にある「八面大王の足湯」で、歩きつかれた足を癒し、安曇野の旅を締めくくった。

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穂高温泉、八面大王の足湯。


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高尾山6号路びわ滝コースで涼しみながら登山。 [旅行・散策]

 台風6号が太平洋側に大きく外れ、久々に晴天日が舞い戻ってきた。

 昨日は今年4回目となる高尾山登山を行った。新年に月1回登山の目標を立てたものの、そのとおりに実行するのはなかなか難しい。でも、2カ月に1回ペースなので良しとしたい。

 今回の往きのコースは沢のある6号路を選んだ。山道入口から少し歩くと道に沿って小さな沢が続く。先週からの大雨で増水したせいか、水しぶきをたてながら勢いよく流れている。水かさは普段の倍以上あるだろう。道のあちらこちらも、湧き水で濡れており、何度も歩いている道だが、いつもと違い、新鮮な気分で楽しませてくれた。また、真夏の暑さの中でも、沢からの適度な湿り、木影を抜ける風も、絶妙な涼しさを感じさせてくれ、今回のコース選定は大正解であった。

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 高尾山は、手軽に登山でき、初心者でも安心して沢登りの気分を満喫できる。この日も、子供からお年寄りまで大勢の人で賑わっていた。いつも思うが6号路のコースを歩く人たちはとても礼儀正しい。道ですれ違う時、殆どの人たちが「こんにちわ」とひと言あいさつを交わしてくれる。最近は近所の人とすれちがっても、言葉を交わすことが少なくなった。ただ、ひと言だけでも声を掛け合うことに、感動してしまうのは、現代社会において、人とのふれあいや絆が、あまりに殺伐としてきているからだろうか。でも、山の挨拶がしっかり残っている事は実に嬉しいことだ。

 山頂まではゆっくり登っても1時間程度である。頂上に着くと相変わらず多くの人で賑わっていた。でも、ゴールデンウィークと比較すればだいぶ少ないかもしれない。昼どきとあって、お弁当を食べている人たちが多い。みんな幸せそうだ。

 人からは「同じ山を何回も登って面白いのか」と言われるが、私としては寂しい質問にしか聞こえない。季節が違うと雰囲気もガラリと変る。四季折々愉しむのもいいものだ。感受性を高く持てれば、いつきても全然新鮮な気分でいられる。ただ山頂に登るだけを目的にするのではなく、大自然の中で楽しみながら体を動かすことが、心身とてもリラックスできるのだ。私にとって、高尾山は身近な場所にあり、最高に楽しめる場所だ。

 最後に、ちょっと話が外れるが、駅前で買ったお茶のペットボトル、よく見ると「高尾山 天狗力茶」と書かれていた。販売元は何と高尾山薬王院だ。何か御利益(ごりやく)でも有るような無いような、でも新しい発見を1つした気分になった。

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梅雨期にはドクダミ草が元気。 [旅行・散策]

  この時期、我が家の庭先にはドクダミが小群せいする。

  ドクダミはあまり日当たりが良くなく、湿り気のあるところを好む。スペードの形をした葉っぱに、あのキツイ臭いは独特である。また、繁殖力や生命力も強く、土の中で地下茎が伸びていき、その先々から新芽を出していく。だから、一度根づくと厄介だ。いくらカマで刈ってもすぐに生えてくる。

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  しかし、このドクダミも傍で観れば、なかなか味わいのある植物である。今はちょうど十字の白い花を付け綺麗なものだ。ただドクダミについて調べてみると、この白い花びらは、実は限りなく葉っぱに近い苞(ホウ)というもので、黄色の部分も雄しべの先端の葯(ヤク)が密集したものらしい。

  ドクダミは名前とあの臭いからして、子供の頃はずっと毒のある植物と思い、あまり手に触れないようにしていた。だが、毒があるどころか、昔から生薬、漢方として知られており、厚生省の発行する「日本薬局方」の「十薬」として収載されているそうだから、その薬効もお上のお墨付きのようである。

  その効能を調べてみると、ドクダミに含有されるイソクエルトリンが血圧を下げ、デカノイルアセトアルデヒドが殺菌作用で蓄膿症改善、利尿作用、フルボン成分は血行促進、高血圧やアトピーに効果があるそうだ。なかなかの万能薬である。

  ドクダミ茶や青汁など健康食品としても有名である。庭のドクダミを採って、煎じて飲むこともできるが、やはりちょっと抵抗を感じる。

  ちなみにドクダミの花言葉は「白い追憶」、白を無垢と捉えれば、何も知らなかった遠い昔を回想するという意味なのか。純真でセンチメンタルなイメージである。 いろいろ調べると雑草のように扱うべきでない価値ある植物のようだ。今年は取り合えず、庭の一角だけは残しておこう。


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満開のバラを鑑賞(川崎市生田緑地ばら苑) [旅行・散策]

 新緑も深まり、晴天日には暑さを感じるこの頃である。午前中は絶好の散歩日和であったので、バラ園(神奈川県川崎市にある生田緑地内ばら苑)に、花の鑑賞に行った。

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たくさんの品種がある。バラ図鑑のような庭園だ。

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ヨーロッパの庭園の雰囲気である。

 このバラ園は、かつて小田急電鉄が経営していた向ケ丘遊園地の跡地にある。遊園地は2002年に閉園したが、園内に整備されたバラ園の存続を希望する市民の声が多かったため、川崎市がそれに応えて買い取り、多くの市民ボランティアの手によって育成管理されていると言う。いまでは530種4700株のバラが開花し、その中には世界中のバラから選びぬかれたバラ(バラの殿堂に収められている名誉あるバラ)の13種が栽培されているそうだ。

 このバラ園の開園は今年は5/19~6/5の16日間、今日は最も見頃とあって大勢の人たちで賑わっていた。特にあちらこちらで、大きな望遠レンズと一眼レフカメラを三脚にセットし、真剣にバラを撮影しているオジサンたちの姿が目につく。きっと、セミプロ並みの腕前で見事な作品が出来上がるのだろう。年をとっても何かに熱中できることはいい。自分はポケットサイズのデジカメで気の向くままにシャッターを切り、バラ園の雰囲気を記録して楽しんだ。

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 とにかく、バラの種類が多い。でも、どれを観ても色の美しさ、そこに漂う気品さなど、写真では表現しきれない。また、香りも良い。

 人によって感じ方も色々だ。オバサンたちの集団から、「ほら、このバラ見て、ぼたんに似ているよ。これ椿みたい」など、そんな声が聞こえてくる。でも、言われてみればそのようにも見える。だが、もしも、そのバラが話せたら、「それは心外で失礼だ。自分はもっとエレガントできれいなバラの花だ」と主張しそうでもある。

 どのバラも品格があり、1輪で買ってもいい値段がしそうだ。それがあたり一面バラだらけである。それが楽しめるのも約2週間。すごく贅沢な空間で、とても贅沢な気分を味わえる。

 ちなみに入場料は無料。駅からちょっと遠いが、お薦めスポットである。


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清里清泉寮、八ヶ岳を眺める。 [旅行・散策]

 先週のゴールデンウィークに、残雪が残る八ヶ岳の風景を観たくなり、信州へ行った。

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  これは清里の清泉寮を前にした八ヶ岳である。この時期、新緑と冬の寒さをちょっと感じる山の風景がとても絵になる。

  清泉寮はアメリカの宣教師ポール・ラッシュ博士によって創設された宿泊施設で、周辺には実験農場、病院、教会などあるそうだ。標高1300mの自然の地にあるせいか、空気がひときわ澄んでおり、とてもリラックスできる。また、広々と開放的な風景に、ゆったりした清泉寮の建物を観ていると、どことなくヨーロッパにでも行った気分になれる。

 1泊の旅であったが、のんびりしたひと時を過ごすことができた。


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野の花はちいさく地味だけど魅力的だ。 [旅行・散策]

 いつも野の花が咲くと、春の訪れを感じる。今年は4月に入っても底冷えする日が続き、ゆっくりと野の花鑑賞する日を逃している。

 しかしながら、3月半ばころから、家の周辺でもナズナ、オドリコソウ、ハルビジョンなどが咲き始め、オオイヌフグリの小さな青い花も観られるようになった。私はこの花がとても好きだ。

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 春一番を青い花で知らせるオオイヌフグリ

 野の花は、一般的に雑草として観られ、気に止められず見過ごされることが多い。誰でも観てるはずだが、その名を知る人はほとんどいない。しかし、この野の花は実に魅力的である。パッと観た感じはとても地味だが、近づいてよく観察すると、その小さな花に、可憐さ、品格さ、美しさが秘められており、観れば観るほど愛おしさを感じる。そんなことで、毎年春になると、近くの田舎っぽいところに行き、野の花を求めて散策する。

 その野の花の中にも薬草として名高いものがある。ドクダミなどはお茶などに煎じられ、健康食品として有名であるが、その他にも色々ある。たとえば、そこら中に咲いているにカキドオシなども、糖尿病や泌尿器系の病気に効くと言われ、子供の疳(カン)の薬として知られている。その昔は民家の軒下に、この草が干され、庶民の身近な薬だったらしい。また、紫のちょっとスミレっぽい花をつけたキランソウも、これはちょっと野原に行かないと見当たらないが、薬草として名高い草花である。別名、医者殺し、地獄の釜の蓋(みんな病気を治して、地獄に行く人がいなくなる)と言われ、様々な効薬があるという。特にせきどめ、解熱、下痢止め、それから茎葉を潰して、切り傷や火傷にも効き、腫れものなどの膿を出す作用もあるなど、万能的な薬草だ。

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 薬草として名高い春の野の花である「カキドオシ」と「キランソウ」

 これらの草花は、薬が手に入らなかった遠い昔には、貴重な薬として重宝されていたに違いない。しかし、現代では一部の漢方薬を除いて、化学物質からなる医薬品しか薬として扱われない。何か価値ある大事なものを見逃してる気がしてならない。

 野の花ファンの私としては、これら薬草の価値がもう一度見直されないか、そんな想いを強く抱いている。だから、意外と新型ウィルスに効き目があったりしてなど・・・途方もない事も考えてしまう。

 そんな思いを馳せながら、このゴールデンウィークには、もう一度、野の花散策する予定だ。


タンポポのたくましさにあやかりたい。 [旅行・散策]

 自転車でいつも道を走っている時、ふと道端のタンポポの花に気づいた。

 コンクリートと石で固められたこの歩道に、しかもずっと見渡す限りタンポポが咲いている。タンポポのイメージからすると、やわらかな緑の野はらに点々と黄色い花を咲かせ、春の陽気さを引き立てる、そんな花の印象が強い。しかし、ここで見るタンポポはちょっと違う。歩道とコンクリートの擁壁の境目のわずかな隙間から、体を乗り出してしっかりと、そして、たくさんの花を咲かせてる。野はらとはまったく正反対の環境下である。

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 いままで、タンポポは野の花を代表する草花と思っていたが、実は都心や街の中にもすっかり溶け込んでいる。どちらかと言えば、雑草の類に属し、どんな場所でも生えている。すごい生命力と繁殖力だ。でも、その花を近くで見ると端正で、しかも華やかさがある。その黄色の花びらは独特で、ひまわりと同様に力強い明るさを解放つ。とても不思議な花である。

 我が家の庭先のパンジーはちょっと水をやらないと、すぐ元気を無くし、枯れそうになる。それに比べて、タンポポはたくましい。このコンクリートの隙間から咲くタンポポは、まさに逆境を生き抜き、それを苦にせず元気に明るく振る舞っている。我々人間もその強さにあやかりたい。

 ちなみに、タンポポの花言葉を観ると、「飾り気の無さ」「真心の愛」「明朗な歌声」「神のお告げ」「幸福を知らせる花」。その中で、どんな過酷な環境下でも人知れず咲いているその力強さは、神のお告げに喩えられるらしい。まあ、タンポポの咲くところに悪いところはなさそうだ。

 今回の大震災で日本全体がへこたれそうになっている。このタンポポのようにたくましく、元気に、そして陽気に頑張りたいものである。


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浅草はスカイツリー効果で大混み。みやげは神谷バーの電気ブラン。 [旅行・散策]

 浅草は、東京スカイツリーを目前に観ることができる絶好の観光地である。それゆえ、普段の休日も大混みだ。 雷門からすぐ近くの吾妻橋の袂(たもと)で、隅田川を挟んで、ビールのジョッキの形をしたアサヒビール本社ビル、炎(人によっては巨大ウンコ)のオブジェの建物、それに並んでスカイツリーが眺望できる。ここは見晴らしの良いビューポイントである。

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浅草吾妻橋からのスカイツリーの景観 

 現在、スカイツリーは高さ600mを越え、あと完成の634m(ムサシ)まで30mくらい。近くで観るとさすがにデカイ。いつか見慣れる光景あろうが、最新の技術に、幾何学的で新鋭なデザイン、やはり現代でも驚異的な建造物である。 かつて東京タワーは、建設時の建築技術で、とび抜けた高さを誇っていた。そして戦後の復興と高度経済成長の象徴的シンボルでもあった。平成のスカイツリーも閉塞感が漂う現在の日本に、新たな突破口を開いてくれるか、そんな願いを込めたいところでもある。

  さて、ここに来るのは、初詣から2ヶ月ぶりである。いつものように仲見世通りをブラブラし、浅草の独特な雰囲気を味わった。とにかく仲見世の界隈は混雑している。でも、祭りの縁日に似た空気が漂い、そこに居るだけで何かワクワクしてくる。みやげもの屋には着物、祭羽織、粋な柄の手ぬぐい等、江戸の情緒を感じるさまざまな物、昭和初期に流行った昔懐かしいおもちゃ類から、最近のカワイイ系のグッズまで幅広い種類の商品が、店先に並べられている。外国人のみならず、日本人でさえ、ちょっとエキゾチックな気分にさせられる。浅草は実に不思議な魅力を持っている。

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仲見世通り、普段の休日なのに大混みである。

  また、名物人形焼や雷おこしの店の一角では、昔ながらの仕事を実演する職人さんの姿があった。その使い込まれた道具、無駄のない動き、作業の丁寧さ、その素朴な仕事姿や技に、つい惹きつけられ見入ってしまう。こんな仕事も無形文化財になってもいい。

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人形焼き、熟練した技で丁寧につくる。

 雷門近くに神谷バーという店がある。明治13年に創業し、約120年の歴史を持つ銘酒店である。その店には「電気ブラン」という知る人ぞ知る有名な酒がある。見た目はウィスキーであるが、分類上はリキュール(カクテル)。その昔、電気が珍しかった頃、新しくめずらしいものには「電気○○○」という呼び名が付けられ、舶来のハイカラ品として関心を集められていたそうだ。電気ブランもそのひとつで、ブランデーを捩(もじ)って名付けられたのだろう。明治、大正、昭和、平成の時代の多くの人々親しまれ、愛され続けた名酒である。味はどうであれ、ここでしか購入することはできない。珍しい一品である。  

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神谷バーの電気ブラン。120年の歴史がある。

 そんな昔懐かしい銘酒を、一緒に行った義父が土産に買ってくれた。早速、その日の夜、水割りにして飲んでみた。感想はやはり、箱の絵のようなレトロな味がする。ちょっと気のせいだろうか。


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一足早い春。伊豆の熱海と河津桜祭りを楽しむ。 [旅行・散策]

 関東ではまだ肌寒い日が続いている。でも、ひな祭りが過ぎ、陽気が少しづつ柔らかくなり、春の訪れを予感させられる。この時期にはみな「三寒四温で暖かくなってきますね」と言う。昔からの言葉であるが、本当に上手い表現だ。毎年感心する。

 先週の休日に伊豆半島の熱海と河津に行ってきた。伊豆は東京、神奈川と比較すると暖かく、春も一足早くやってくる。特に河津桜は有名で、関東の桜祭りはそこから始まると言っていい。ただ河津桜は、ソメイヨシノと違い、濃いピンク色で、独特の桜の風景をつくる。黄色の菜の花とのコラボレーションは桜の花を一層鮮やかに映えさせ、春の香りと色彩を楽しませてくれる。先週はちょうど満開で、多くの観光客で賑わい、1本しかない海岸沿いの幹線道路は大渋滞であった。きっと春好きな人達ばかり集まっているのだろう。

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一足早い春の訪れ。濃いピンク河津桜はきれいだ。

 今回は熱海に1泊、大温泉街を楽しんだ。熱海と言えば高度成長期には社員旅行や団体旅行で大繁盛していた温泉街である。狭い土地に大きな旅館、ホテルが立ち並び、海岸から観る景色はコンクリートの塊そのもの。ただ、最近はリゾート型のホテルやマンションが建設され、若干スマートな建物も目につく。しかし、この街はおしゃれなリゾートや観光というより、慰安や保養のイメージが強い。とにかく昭和のにおいが街のいたるところに残っている。

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熱海はコンクリートだらけの風景。でもそれが熱海らしい。

 宿泊したのはニューフジヤホテル、これもどデカいホテルである。本館と別館が道を挟んで建っており、地下道で繋がっている。そこを浴衣姿の人たちが結構往きかい、その日はにぎわっていたようだ。別館の駐車場から、ホールに上がるとまず目に入るのが卓球場である。すでに浴衣姿の大人や子供が楽しんでいる。まさに昔の宿泊施設のカタチそのもので、我々も部屋に荷物を置いてから30分ばかり汗を流した。おそらく卓球をするのも15年ぶりくらいだろう。カンと体力がだいぶ衰えているのを感じた。

 それから、街をブラブラし、海岸付近を散策した。熱海は旅館やホテルの中で楽しむ人が多いらしく、観光客は殆ど見当たらず、犬の散歩とドライブで立ち寄ったカップルがポツポツいる程度。ちょっと寂しい光景であった。

 夕食は、かつての大宴会場が大食堂になっており、バイキング方式で食べ放題、飲み放題。殆ど空きテーブルが無いほど満席状態であった。ここで宿泊客を観ると圧倒的に60才以上が多い。家族連れもいるが、若いカップルの姿は皆無に等しい。でも、年寄り達はいたって元気である。だから、話す声が大きく、食堂全体がにぎやかというかうるさい。しかし、この雑々しさも、熱海の雰囲気なのだろう。この空気が良くて、何度も来ている人も多いようだ。

 食事が終わり、カラオケに行ってみた。カラオケ室も年寄りでいっぱいである。もちろん、カラオケ常連のような人達がマイクを離さない。しばらくして、客が少なくなったところで、こちらも昔懐かしい曲を数曲歌って楽しんだ。やはりここも昭和にタイムトリップしている。

 まあ、このホテルは全体的にはお客も大勢で、活気に満ちている。都心から東海道本線で1時間50分、新幹線では45分。手頃な価格で気楽に楽しめ、かつ温泉に浸かれるところは、そういくつもない。ただ、いまのお客さんは若いころからの熱海ファンのような気がする。新しい顧客を掴まなければ、これから、ちょっと先細りしそうだ。昭和の雰囲気を残しつつ、新しさを打ちだすことも今後の課題だろう。

 1泊した次の日は河津に向かい、早咲きの桜を満喫。2日間の短い旅であったが、体も気持ちも軽くなった。サラリーマンは月に1回くらいはこうしたリフレッシュも大切なのだろう。これから本格的な桜のシーズン。今年は色々観に行ってみよう。


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鎌倉鶴岡八幡宮、正月過ぎても大混みであった。 [旅行・散策]

 昨日1月9日、鎌倉鶴岡八幡宮に参拝に行った。正月も過ぎて、それほどの人出ではないと思っていたが、それは大間違い。この混みようだ。(下写真) たぶん、みんなも同じ驚きがあったのではないだろうか。

 しかし、八幡様はいつ観ても威厳に満ちてりっぱである。この日は朝から良く晴れていて、その澄んだ空の青さによって、柱や梁の朱色、屋根瓦の深いグレー、そして所々に配されている金色の装飾が引き立られ、優美さも一層の際立ちであった。ちょうど、参拝で石段を登る時には、その金色の装飾が太陽の光を受けてキラキラ輝き、すごいご利益(りやく)がある様な、そんな気分にさせてもらった。実に有難いことである。

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これが1月9日の参詣風景。驚きの人出だ。

 鶴岡八幡宮といえば、一昨年前の暴風で大イチョウの木が倒れ、幹の一部を隣の場所に植樹し、根っこはそのままにされていた。現在、その植樹した部分からも、根からも新しい枝葉が芽生え、その生命力のすごさを我々に教えてくれた。このイチョウの木、鎌倉時代公暁が実朝暗殺の時に隠れていた木とされているから、少なくとも樹齢800年以上だ。また、1年目からの歴史のスタートである。

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大イチョウはいまも生きている。すごい生命力だ。

 そのあと、八幡宮の近くで北条政子ゆかりの鎌倉宮へに参詣に行った。こちらは先ほどの混雑とは対照的に、人がパラパラ、知る人ぞ来ているという感じで実に落ち着いた雰囲気だ。境内では陶器をはじめ色々な骨董品が並べられていた。外人さんが珍しそうに古い着物の帯を見ていた。私はどれを見てもあまり価値を感じないが、彼らには異国の文化や歴史の香りをすごく感じるのだろう。きっと日本人よりセンサーの感度がいいに違いない。我々もそんな目で観れれば、もっと豊かな気持ちになれるのかもしれない。

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ちょっと人出が寂しいが、でも落ち着いた鎌倉のいい雰囲気を醸し出している。

 今年は年明けから日本の政治、経済、ぱっとしない話ばかりであるが、ウサギのように飛び跳ね、飛躍の年になってもらい。とにかく、健康第一、元気に頑張るが大切だ。前向きに進んでいけば、きっと道も切り開けるだろう。今年は良い年になることを願い、2011年をスタートする。


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浅草寺初詣。スカイツリーがよく観える。 [旅行・散策]

 2011年も3日目。この正月、西日本は寒気で大荒れの天候であるが、関東(神奈川県)は今日も青空に恵まれ、穏やかな年明けとなった。

 昨日2日は浅草寺に初詣に行った。ここにしたのは理由がある。スカイツリーがよく観えるからだ。来年2月の完成であるが、着々と高さを増していく工事中の姿も魅力的である。昭和34年に完成した東京タワーは、活力に溢れていた昭和の象徴である。閉塞感が漂う現在、このスカイツリーに、その想いを重ね合わせ、平成の希望の象徴にと願う人達も多いことだろう。

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浅草寺五重塔とスカイツリー。江戸時代はこの五重塔が一番高かったかもしれない。

 さて、浅草寺に着いたのが午前十時くらいで、少し早かったせいか、まだいつものような混雑はない。本堂までの道のりは、足を止めることなく進んでしまった。相変わらず、浅草は国際観光都市らしく、周囲を見渡すと外国人も多い。やはり、中国語がよく聞こえる。

 しかし、そんな外国人もこの伝統的行事にスッポリはまり、日本の中に溶け込んでいるように観える。話によると海外の日本正月初詣ツアーは、年々人気が上がっているそうだ。おせちや雑煮を食べることもワクワク体験で、こちらもすごい人気らしい。日本文化を楽しんでもらえることは嬉しいものだ。

 さて、浅草寺であるが、今年は本堂の屋根瓦も葺き替えされ、久しぶりに完全な姿が御目見えされた。たしか、屋根瓦はチタンで軽量化され、地震に対する心配を軽減したと聞いている。チタン瓦も本物と同じように観えるよう、単調なグレーの色調を微妙に変化させるなど色々工夫が施されているらしい。その甲斐もあって殆ど気づかないくらい、伝統的な建物に馴染んでいる。日本の技術は大したものだ。

 浅草のもう一つの楽しみは、参道にある仲見世だ。特に正月は江戸の雰囲気を色濃く醸しだし、格別な空間になる。毎回楽しみにしているのが、寺の近くにある羽子板の店である。昔ながらの歌舞伎調の羽子板に混じり合い、その年の顔を表した新羽子板がある。今年は、白鴎、龍馬伝、坂の上の雲、マイケルジャクソン、ゲゲゲの女房、そしてサザエさん65周年というのもあった。実にユーモラスなデザインで、周囲の羽子板と馴染んでいる。上の方を観ると、美川健一さん御買い上げというのが目についた。さすがに値段の高い羽子板に札が付いている。まあ、芸能人は金持ちだ。

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店内は羽子板でギッシリである。新旧の羽子板が面白い。

 そして、本堂で参拝したあとは、いつものように花やしきの方に進む。その通りには、大江戸屋外ステージがあり、正月には1時間毎に10分程度の時代劇をやる。今年は石川五右衛門が出てきて、忍者と巻物を奪い合うという設定で、コメディータッチの寸劇をやっていた。いまひとつの劇ではあるが、通りがかりの人たちを喜ばすには十分である。そんなことで、昨年に続き観に来てしまった。たぶん、来年も観るような気がする。

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 花やしき大江戸野外ステージ、石川五右衛門と忍者の寸劇、お正月らしい雰囲気だ。

 今年はどんな年になるのか、これからの努力にかかっているのだろうが、日本の正月を観る限り、平和である。色々な問題を抱え、真剣に取り組んでいかねばならないが、物事に対して悲観的にばかり考えず、穏やかに、そして楽観的に取り組んでいくことも大事であろう。

 スカイツリーも完成に向かってフィニッシュである。新しい年はこのスカイツリーと伴に元気に上に向かって伸びていきたいものだ。


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公園でジョキング。日本には人が集える大きな公園がもっと必要。 [旅行・散策]

 午前中、近くの公園でジョキングをしてきた。

 この公園の中には、野球スタジアムやスケートリンク等もあり、その全周はジョキングコースとして整備されている。もうちょっと詳しく紹介すると、ここは神奈川県相模原市にある淵野辺公園という所で、自然との調和が図られ広々とした敷地をもつ公園である。その昔、ここには駐留米軍の基地(主に住宅施設があった。)があり、ちょうど沖縄が返還された頃、この場所も返還が決まった。全体の敷地は国、県、市に等分割され、そのうちの市返還分が市民の強い要望で、このスポーツ公園に整備された。ちなみに国返還分が、はやぶさやあかつきで有名になった国立宇宙科学研究所である。県返還分については、同じ場所に県立高校2校つくるという無策ぶりであった。

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淵野辺公園のジョキングコース。自然を感じながら運動できる。

  相模原市は昨年政令指定都市に移行されたが、その周辺には座間基地、相模原補給基地などの米軍基地が存在し、意外と知られざる米軍基地の街なのである。

 その淵野辺公園、昔アメリカ人が住んでいた名残か、風景がどことなく日本的でないところが多い。特に樹木の並びや自然環境の状態が、アメリカ的な感じがしてならない。日本的なセコセコしたものでなく、どちらかというと大胆で、大雑把な雰囲気がある。私はそれが気にいっている。

 さて、朝10時に公園に着き、最初は軽い準備体操から入っていった。すでに大勢の人達が、ジョキングコースを走ったり、歩いたりしている。1周大体2800歩くらい。3週以上しないと目標10000歩はいかない。みんなどのくらいの目標を立てているのだろうか。   

 年齢構成はバラバラである。子どもたちの野球クラブ、高校生の部活練習、中高年の健康維持、それにリハビリの人もいる。当然、それぞれの目的に応じたペースで走ったり、歩いたりしている。自分も気持ちの上では、走りたいが、普段の運動不足もあって、急な運動は避けるようにしている。基本的には3周なるべく速いスピードで歩くようにしている。でも、終わるとそれなりに汗をかき、心地よい疲労が残る。これを毎週続けられればいいのだが。でも、健康維持増進のためにはジョキングが一番いいと思う。

 この公園でよいところは、自然を感じながら運動できることだ。歩きながら周囲の景色を観るのも気持ちがいい。今は樹木もすっかり、枯れ枝が目立ち、ところどころに若干の紅葉は残るものの秋から厳冬への季節の移り変わりを強く感じさせられる。今日は天気がよく、陽射(ひざし)が木々の枝から差し込んでいた。夏は木陰がありがたいが、冬はポカポカした日なたの方が嬉しい。樹木もよく観るとやわらかな陽射による陰影で、静かで落ち着いた情景がつくりだされ、初冬の独特な趣を感じさせられる。ジョキングも良いが、こんな空間で読書や絵画をするのもいい。ただ、ちょっと寒いが・・・。

 この公園にはいろいろな人が憩いを楽しみに来ている。相変わらず、丸太でできたアスレチック遊び場は親子連れの人気スポットだ。耳を澄ますと子どもたちのはしゃぎ声に混じって、尺八の音が聞こえてくる。そちらの方向に歩いて行くと、年配の方たちのグループが、尺八、三味線をひきながら民謡を楽しんでいる。また、それよりちょっと離れたところに、サックスでジャズナンバーを練習している中年のおじさんもいる。実に様々で、ここに来るといろいろな人たちの人生模様が感じられ、楽しくなる。

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子どもたちの遊び場。からだを大いに使って遊べる場所だ。 

 この地域は、こんな場所があるので、すごく恵まれていると思う。日本には、こうした人々が集える公園がもっと必要であろう。心の憩いは大切である。それにはだだっ広い空間が必要だ。


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高尾山はいつ登っても楽しい。 [旅行・散策]

 今日は今話題の観光地、高尾山登山を楽しんだ。

 数年前、世界的に有名なミッシュランの観光地格付けで最高の3つ星が付けられ、すっかりブランド観光地である。午前10時ごろ登山口に着いたが、もう年配の方から、家族連れ、若者のグループなど、年齢構成バラバラであるが大勢の人達がいた。中にはもう登山が終わって降りてくる人もいる。何とみんな行動が早いのだろう。

 東京都心から約1時間くらいで、これだけ自然が多く、手軽に山登りを楽しめるところはない。初心者でも問題なく登れる。でも、甘く見てはいけない。結構きついのだ。

 今日の高尾山は、一部遅い紅葉もあり、赤や黄色の色彩がまだ残っていたが、やはり秋は過ぎ去り、冬の訪れを感じさせる風景あった。落ち葉はまだ新しく、踏むとサクサクして気持ちがいい。どの季節に来ても、それぞれの味わいがあって面白い。それがこの山の醍醐味でもある。

 今回はスタンダードな1号路で登っていき、薬王院でお参りをし、それから山頂に向かうことにした。このところ観光客が増加したからか、周辺が整備されて、いつのまにか奇麗になっている。特に薬王院の山門周辺の境内では、願いがかなう輪やいろいろご利益のあるものが設置され、ちょっと観光客目当て過ぎるんじゃないのと言いたくなる場面もあった。

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薬王院境内、願いの輪は、最近できたようだ。 

 山頂への到着は、まだ昼前であったが、すでに大勢の人達がシートで陣取り、お弁当を食べていたり、飲み会などで盛り上がっている。まあ、にぎやかで、ちょっとお花見風景と似たところもあるが、それもこの山らしいく面白い。

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高尾山 山頂599mの風景

 天気は青空に恵まれて、空気はやや霞んでいるものの遠くの山々もはっきり観ることができた。その狭間から雪を被った富士山の姿も覗かせている。日本人は富士山が見えると嬉しくなるみたいで、ほぼみんな指をさして眺めていた。

 山頂では30分くらい休憩し、下山は自然を楽しみながら歩ける6号路を選んだ。この道はわきに小川が走っており、岩場を歩くので足場はあまりよくない。しかし、それが結構スリリングで楽しい。前回来た時は、よく足を滑らせていたが、今回はトレッキングシューズを履いてきたので、無事転ぶことなく歩くことができた。

 途中、ボランティアでゴミ拾いをしているグループとすれ違った。みなビニール袋を持ち、道に落ちているゴミを拾っている。驚いたのはそのグループに金髪の女性も一緒になって行動しているのだ。何やら英語でゴミのある場所を教えている。ちょっと、感動する光景であった。こういう人達のおかげで、ミッシュランで3つ星に輝けているのだろう。

 それから、もうひとつ感動したことに、会う人会う人、みな「こんにちわ」とあいさつがあるのだ。年配、若者、子ども、殆どの人が必ずあいさつしてくれる。実に気持ちがいいものだ。街の中ではなかなか人とのふれあいを感じられないが、ここではそれが生きている。

 いろいろ楽しみながら、90分くらいで登山口に到着した。万歩計で約1万5千歩。やや足がグラつく感じであったが、丁度いい運動量だ。

 ワイフと2人で久々のいいリクリエーションであった。


タグ:高尾山
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勝沼で「ぶどう狩り」、秋の収穫を楽しむ。 [旅行・散策]

 連休の日曜日、山梨県勝沼へぶどう狩りを楽しんできた。

 勝沼といえばワインで有名な地域である。メルシャンやサッポロなど大手ワインメーカーの醸造所もあり、ワイン目あてで訪れる人も少なくない。しかし、この時期はやはりぶどう狩りである。勝沼は丘陵の地で、見渡す限りぶどう畑が広がっている。フランスやイタリアのように整然としたブドウ農園とは違うが、日本らしい郷土的な農園風景だ。

 さて、勝沼にはたくさんの農園があるが、我が家のぶどう狩りはいつも「久保田園」。十年前、たまたま入った農園であるが、その時の印象がとても良く、それ以来、毎年ここに決めている。
ここは周辺にいくつもの農園を持っているそうだが、店内のぶどう棚も奥行が広く、頭上を見上げれば色々な品種のぶどうが実っている。実にきれいなを眺めで、観ているだけでも楽しいものだ。

 ぶどうの収穫は、大体7月下旬くらいから始まり10月初旬くらいで、品種によって収穫の時期は異なるが、8月下旬から9月下旬が最盛期らしい。

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久保田園のぶどう棚、甲斐路が実っている。

 今年のぶどうの出来具合を、久保田園の人に聞いてみると、やはり猛暑続きの影響で大打撃を受けたようだ。特にぶどうの王様格であるピオーネ(大粒のブドウ)は色つきが悪く、房全体で黒紫色になっているものが少ないとのこと。また色が薄い粒は糖分が少なく、独特のコクのある甘みが出にくいとやや嘆いていた。ぶどうが一番おいしくできるのは、品種にもよるが気温25℃前後だそうだ。

 農園の方の案内で、まず、そのピオーネ畑に行き、さっそくぶどうの品定めをしてみた。
すると、やはり話と同じで、粒の色がまだらなものが多い。なるべく濃い色の房をさがしても、よく見ると色にムラがある。そんなことばかり気にしていると、ちょっと色が薄いだけで不合格点にしてしまい、なかなか収穫ができない。
 実際、色が濃くない部分を食べてみると、心配するほど糖分の少ない味ではない。逆に甘党でない人にはちょうど良い味かもしれない。そんなに気する必要はなかったようだ。

 そんなこともあり、我が家のぶどう狩りはいつもピオーネ一色であったが、今年はほかのぶどうにもチャレンジすることにした。選んだぶどうは、最初に試食して、「おやっ、これ美味しいぞ」と思ったベリーAと甲斐路。

 これまでべリ-Aを知らなかったが、赤ワインの原料に適して糖類が高く、酸味も適度で人気のある品種だそうだ。粒は中程度で房には実がみっちり付いていて、なかなか魅力のあるぶどうである。また、甲斐路は白ワインの原料、勝沼での栽培歴も800年というすごいぶどうだ。

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ベリーA 黒紫色で粒は中程度、房はみっちりしている。

 実際、これらのぶどうは、スーパーに行けばどれでも買える。
価格だけで見れば、ピオーレ、甲斐路はキロ1500円、ベリーAは1000円であるから、決して得とはいえない。でも、それだけで、このぶどうの価値を決めてしまっては面白くない。

 広い農園の中、自分で収穫したぶどうは格別な思いがある。時間をかけてじっくりと良い房を見極め、そして剪定する。ひと房、ひと房、手のひらにずっしりと手ごたえを感じ、すごく満足で幸せな気分になる。まあ、それが何とも言えず楽しいのだ。ちょっと大げさであるが、ぶどう狩りの醍醐味かもしれない。贅沢な楽しみかもしれないが、来年もまた勝沼でぶどう狩りを楽しむ予定だ。

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夏は湘南の海、江ノ島海岸が面白い。 [旅行・散策]

湘南といえば思い浮かぶのは、
・海岸線を走るルート134(国道134号)からの海に浮かぶ江ノ島と富士山の風景
・レトロな江ノ電
・鎌倉を含めたちょっとおしゃれで文化的な雰囲気の街
・サザンオールスターをはじめとする湘南サウンド
・サーフィンやヨットなど、若者のマリンスポーツのメッカ

 日本の海岸の中でも独特な雰囲気を持つ不思議なエリアである。
その湘南の起点とも言える場所が、私は江ノ島海岸だと思っている。
でも、その江の島のイメージは上記に書いたような湘南の空気とかなり違う。昔ながらの観光地のにおいが多く残り、どちらかと言えばダサイ。代表的なのが小田急線の龍宮のような駅、これは、はっきり言って地方のアカぬけない観光の発想である。また、これだけ有名な地域であるのに駅周辺の街並みが混沌として、海岸近くの一等地には普通の街に建つ湘南らしくないデザインのマンションが建ち並んでいる。決して観光地としては優等生でない。

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小田急線江ノ島駅

 この周辺をもっと本格的な観光にしようとすれば、ハワイのワイキキに匹敵するリゾート地も決して夢ではなかったように思える。しかし、江ノ島はこれでいいのだ。金持ちだけが楽しむ場所でなく、誰もが気軽に遊べる海。ごちゃごちゃして、景色はいまひとつであるが、それは今の秋葉原や渋谷と同じで、そんなところにも魅力は醸しだせる。おそらく、色々なものが詰まり過ぎて混沌としているけど、それが面白さ、楽しさを作り出しているのだ。

 先週、江ノ島海岸の砂浜でゴロゴロしていたが、やはり浜辺は若者でいっぱいだ。夏休み後半で子供達の姿は宿題に追われているせいか、ややまばらであった。連日の猛暑で海水温は高く、波も静かであったので最高の海日和であった。あまり水遊びをしなかったが、テントの中で気持ちよく昼寝ができた。

 ひとつ江の島の海について大きな誤解がある。それは海の水が濁っていて汚いと言うことだ。あのやや茶色く濁った水の色は、汚いからではなく砂の色なのである。波で砂が水の中で撹拌され、それが濁った色に見えるのだ。実は結構水は澄んでいるのだ。もし、砂の色が白かったら、ワイキキと同じように海の色はエメラルド色に輝いていたかもしれない。

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江ノ島海岸東海岸、人の多さという点ではピーク時を過ぎている。

 とにかく、これだけ大勢の人達が集まる海岸は日本でもここしかないだろう。浜辺にはカラフルなパラソルと日焼けで寝そべる人達、海岸には波に遊ぶ若者や子供達の姿、そして少し遠くにはウィンドサーフィーやヨットを楽しむ人々、こんな手軽に色々遊べるところはない。誰もが楽しめて、庶民性もあり、こだわりもあり、また人々の色々な想いが詰まっている、そんな場所だ。やはり湘南の元気なイメージはここが原点で、だからこそ湘南サウンド(特に好きなのはサザンオールスターズの轍のテーマ)は粋であり、それを聞くと元気になれるのだ。
 ちょっとベタ褒め過ぎるかも知れないが、湘南・江ノ島ファンの自分にとっては、そんな想いなのである。

まだ、今日も猛暑が続き、夏が終わらない。もう少し湘南の海も楽しめそうだ。


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