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水道水の塩素で腸内フローラは大丈夫? [医療・厚生・食品]

日本の水道水は、安全で安心。誰も疑う人はいないだろう。 

その理由は、水道局が厳しい水質基準を厳格に管理して供給しているからである。 

 

この水質基準の安全性の条件になっているのが、物質ごとの1日の許容摂取量(TDI)。これは体重50kgの成人が1日2Lの水を生涯に渡って飲み続けても、健康に影響がない許容濃度として定められている。 

その基準の項目は、細菌、カドニウム、水銀、鉛、トリハロメタンなど、人の健康に関する31項目と鉄、ナトリウム、カビ臭物質、色、濁り、味、臭気などの生活利用上に障害を及ぼすとされる20項目の計51項目があげられ、それらは水道局の浄水場で基準値以下に除去される。しかしながら、浄水場から各家庭に水を供給するためには、長距離、長時間の搬送になるため、雑菌等の微生物の侵入が懸念される。水道法では、蛇口時点での水道水の残留塩素を0.1mg/L以上保持するように定められ、この塩素消毒が有害な微生物を滅菌している。これが安全、安心な水道水の根拠である。

 

しかし、よく考えると引っかかることがある。 

おなかの腸内細菌は水道水で大丈夫なのだろうか。いま、健康ブームの中、善玉腸内菌とされるビフィス菌や納豆菌の摂取のため、ヨーグルトや納豆を毎日欠かさず食べている人たちも多いと思うが、同時に水道水を飲んでいたらどうなるのか。理屈の上では、毒性のある水道内の細菌を滅菌できて、おなかの中で過保護状態にされている腸内菌が無事ということはまずありえない。特に体の中で塩素を除去できる機能があるわけではないから、直接腸まで流れ込むだろう。

 

実はそれに気付いて、水道水を飲まないようにしてから、おなかの調子がすこぶる良くなった。もしかしたら、その因果関係ではなく、偶然に良くなったかもしれない。しかし、私は水道水の塩素による影響が関係しているように思えてならない。 

近年、腸内細菌は免疫力を高めるうえでも重要な役割を果たしていることが解り、特に善玉の腸内フローラを整えることが重要な健康法の一つにあげられている。そう考えると、水道水の塩素は非常に気になるところだ。但し、人体に直接害がないのは間違いない。

であるから、我が家では東レのトレビーノの最上位の浄水器を取り付け、飲料はもちろん、料理、コメの研ぎ汁もすべて浄水にしている。

 

コストはかかるが、やはり健康にはこだわりたい。ちょっと考え過ぎかもしれないが・・・。

 

 


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