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鎌倉鶴岡八幡宮、正月過ぎても大混みであった。 [旅行・散策]

 昨日1月9日、鎌倉鶴岡八幡宮に参拝に行った。正月も過ぎて、それほどの人出ではないと思っていたが、それは大間違い。この混みようだ。(下写真) たぶん、みんなも同じ驚きがあったのではないだろうか。

 しかし、八幡様はいつ観ても威厳に満ちてりっぱである。この日は朝から良く晴れていて、その澄んだ空の青さによって、柱や梁の朱色、屋根瓦の深いグレー、そして所々に配されている金色の装飾が引き立られ、優美さも一層の際立ちであった。ちょうど、参拝で石段を登る時には、その金色の装飾が太陽の光を受けてキラキラ輝き、すごいご利益(りやく)がある様な、そんな気分にさせてもらった。実に有難いことである。

八幡宮.jpg

これが1月9日の参詣風景。驚きの人出だ。

 鶴岡八幡宮といえば、一昨年前の暴風で大イチョウの木が倒れ、幹の一部を隣の場所に植樹し、根っこはそのままにされていた。現在、その植樹した部分からも、根からも新しい枝葉が芽生え、その生命力のすごさを我々に教えてくれた。このイチョウの木、鎌倉時代公暁が実朝暗殺の時に隠れていた木とされているから、少なくとも樹齢800年以上だ。また、1年目からの歴史のスタートである。

 イチョウ.jpg

大イチョウはいまも生きている。すごい生命力だ。

 そのあと、八幡宮の近くで北条政子ゆかりの鎌倉宮へに参詣に行った。こちらは先ほどの混雑とは対照的に、人がパラパラ、知る人ぞ来ているという感じで実に落ち着いた雰囲気だ。境内では陶器をはじめ色々な骨董品が並べられていた。外人さんが珍しそうに古い着物の帯を見ていた。私はどれを見てもあまり価値を感じないが、彼らには異国の文化や歴史の香りをすごく感じるのだろう。きっと日本人よりセンサーの感度がいいに違いない。我々もそんな目で観れれば、もっと豊かな気持ちになれるのかもしれない。

鎌倉宮.jpg 

ちょっと人出が寂しいが、でも落ち着いた鎌倉のいい雰囲気を醸し出している。

 今年は年明けから日本の政治、経済、ぱっとしない話ばかりであるが、ウサギのように飛び跳ね、飛躍の年になってもらい。とにかく、健康第一、元気に頑張るが大切だ。前向きに進んでいけば、きっと道も切り開けるだろう。今年は良い年になることを願い、2011年をスタートする。


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