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時間にどう向き合うか。あきらめないことが大切。 [哲学 思想 名言]

哲学的な話になるが、
世の中ですべての人に公平にあたえられているものは何か。
それは「時間」である。
金持ちも貧乏も、身分に関係なく、同じ時代に生きていれば、みな同じ「時」のなかにいる。
ただ視点を変えてひとり一人観ると、与えられる時間の長さはまちまちだ。健康な人と重い病気に患っている人では生きれる時の長さは決して平等とは言えない。
しかし、その時間の質はどうか。
物理的に見れば、1秒、1分、1時間、時の刻みに違いはないが、それぞれ個人の心のなかで感じる時間は決して同じではない。たとえば、旅行で楽しい思いをしている時と、嫌な仕事で苦しんでいる時、あるいは夢中になって充実感のある時と暇を持て余している時では、時間の重みや濃度、質も違って感じるものだ。
 
最近、この時間についてよく思うことがある。
人生で成功した人、あるいは幸せと自覚して生きている人は、究極なところ、「時間の使い方」がうまかったのではないかと。昔から早起きは三文の得などことわざにあるように、時間の貴重さ、価値をわかっている人にチャンスや幸福の矢が飛んでくるように思える。人生一歩先のことなど、どうなるかわからない。しかし、悲観的な場面でも、どうにかできる可能性も十分あり得る。それを信じて進む人が、最後に信じた世界に辿りつくのではないか。
「あきらめない」、これが成功する人の最も口にする言葉だ。それには信念や精神論だけでなく、時間の概念も大きくはいっている。実行、行動、チャレンジ、これらはみな「時」を含んでいる。つまり、自分にとって、公平に与えられた時間をいかに有効に使うか、スマホとテレビの情報に振り回され、貴重な限りある時間を消耗しがちな現代の生活、どれだけ時間を大切にできるか、そのためには時間への自覚を強く持つことが、人生の大きな差になるのではないか。

タグ:時間
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