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高尾山、気軽に登れてリフレッシュ [旅行・散策]

 先日、高尾山に行った。登りはいつも6号路。なぜかといえば、一番登りやすいからだ。
高尾山山頂へはスタート時点で3つのコースが選択できる。1つは1号路(中腹でさらに2~4号路に分かれる道もある)。これはメインコースで山頂まで舗装され、普通の靴でも問題ない。しかし、実は最初の登り坂がきつく、年寄りにはこたえるコースである。それから稲荷山コース。これはまさに林道で途中にややきつい坂がある。そして6号路。別名びわ滝コース。道の状態は基本的に稲荷山コースと同様であるが、途中、湧き水が流れる中、飛び石を渡り歩くような面白いところがあるのが特徴である。ただ勾配レベルでみるとここが最もきつくないコースのような気がする。
そう言うことで、野の花を観ながら、山頂までの約1時間を楽しんだ。
この時期の野の花の代表はシャガであろう。これはアヤメ科に属する種類で、白っぽい紫色の花びらと黄色の模様が特徴的である。登り初めから中腹ぐらいまでの道のりには結構群生で咲いており、春から初夏の到来を感じさせてくれる。また、シダの葉っぱも生き生きしており、よく見ると所々ゼンマイが芽を出ている。前日の雨で、周囲はしっとり露で濡れており、鳥のさえずりと新緑の中の風のささやき、そして澄んだ空気は、心身リフレッシュさせてくれ、体全体で自然を満喫させてくれる。
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シャガ(傍で観ると可憐である。)
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たぶんゼンマイらしき芽
 5月の連休とあって、細い山道も人で連なっている。山頂はどうなっているかと心配したが、着いてみれば想像どおり満員御礼状態。通勤時間の駅のホームを思わせる状態である。
まあ、都市近郊で老若男女が気楽に楽しめる山は、高尾山をもってほかにないだろう。
 山を下りると、名物「とろろそば」の店が何件かあるが、ここも長蛇の列でどのくらい時間を待つかわからない。意外と穴場が、駅の隣のイタリアン。ここの石窯で焼いたピザが私のお気に入りである。食べ終えたあとは、店の外に小さな足湯があり、登山の疲れを癒してくれる。登って下りて約1万8000歩。中高年にとって、楽しみながら運動できる程よいコースだ。また、中腹には薬王院というお寺もあり、かつては修験者たちの山として知られていたようで、歴史散策としても興味深いところである。
 東京近郊の方でまだ登ったことのない方には是非お勧めで、家族や友人たち、また一人でも楽しめるスポットです。

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