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高尾山6号路びわ滝コースで涼しみながら登山。 [旅行・散策]

 台風6号が太平洋側に大きく外れ、久々に晴天日が舞い戻ってきた。

 昨日は今年4回目となる高尾山登山を行った。新年に月1回登山の目標を立てたものの、そのとおりに実行するのはなかなか難しい。でも、2カ月に1回ペースなので良しとしたい。

 今回の往きのコースは沢のある6号路を選んだ。山道入口から少し歩くと道に沿って小さな沢が続く。先週からの大雨で増水したせいか、水しぶきをたてながら勢いよく流れている。水かさは普段の倍以上あるだろう。道のあちらこちらも、湧き水で濡れており、何度も歩いている道だが、いつもと違い、新鮮な気分で楽しませてくれた。また、真夏の暑さの中でも、沢からの適度な湿り、木影を抜ける風も、絶妙な涼しさを感じさせてくれ、今回のコース選定は大正解であった。

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 高尾山は、手軽に登山でき、初心者でも安心して沢登りの気分を満喫できる。この日も、子供からお年寄りまで大勢の人で賑わっていた。いつも思うが6号路のコースを歩く人たちはとても礼儀正しい。道ですれ違う時、殆どの人たちが「こんにちわ」とひと言あいさつを交わしてくれる。最近は近所の人とすれちがっても、言葉を交わすことが少なくなった。ただ、ひと言だけでも声を掛け合うことに、感動してしまうのは、現代社会において、人とのふれあいや絆が、あまりに殺伐としてきているからだろうか。でも、山の挨拶がしっかり残っている事は実に嬉しいことだ。

 山頂まではゆっくり登っても1時間程度である。頂上に着くと相変わらず多くの人で賑わっていた。でも、ゴールデンウィークと比較すればだいぶ少ないかもしれない。昼どきとあって、お弁当を食べている人たちが多い。みんな幸せそうだ。

 人からは「同じ山を何回も登って面白いのか」と言われるが、私としては寂しい質問にしか聞こえない。季節が違うと雰囲気もガラリと変る。四季折々愉しむのもいいものだ。感受性を高く持てれば、いつきても全然新鮮な気分でいられる。ただ山頂に登るだけを目的にするのではなく、大自然の中で楽しみながら体を動かすことが、心身とてもリラックスできるのだ。私にとって、高尾山は身近な場所にあり、最高に楽しめる場所だ。

 最後に、ちょっと話が外れるが、駅前で買ったお茶のペットボトル、よく見ると「高尾山 天狗力茶」と書かれていた。販売元は何と高尾山薬王院だ。何か御利益(ごりやく)でも有るような無いような、でも新しい発見を1つした気分になった。

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