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菅辞めろコールで遊んでいる場合ではない。日本全体が放射能でダメになるぞ! [政治・政局]

 今日も汚染水浄化にまた不具合が生じたようだ。

 浄化装置にトラブルが続き、循環冷却ができない状態が続いている。汚染水は溜まり続け、満杯になるまであと一週間。もし、これでもトラブルが続けば、恐れていた最悪モードの始まりだ。

 炉内への注水は止めることはできない。量を減らして調整しているとの話だが、危険な状態にならないのか。いずれにしても、ギリギリの橋渡しであり、残す手も無くなりつつあるように思える。とても不安だ。

 本当に冷却が失敗したらどうなるのだろう。再臨界で放射能の発散に手がつけられなくなる恐れはないか。そうなれば当然、人は近寄れない。専門家は具体的に最悪のイメージを示さないが、大量の放射能が発散する可能性も高まってきているのではないか。非常に危機感がこみ上げてくる。国民への情報開示が抑えられ、正確な情報が伝わっていない気がする。

  いまは東電1社の力に頼っているが、はっきりいって、もう限界にきている。東電の責任はきわめて重いが、これは国際レベルの次元で、この事故の収拾は世界中の英知を集めて対応すべき問題だ。いつまでもウダウダしている余裕はない。

 しかし、日本の政治家は、地震・津波が来た直後もおとなしかったが、原発がこれだけ危機的状況になっても、切迫感がない。本当にのん気天国である。特に原発推進を進めてきた自民党は、この状態をどう考えているのだろうか、問いただしたい。

 それにしても毎日、菅首相辞めろコールでうんざりする。辞めれば辞めたで、次は政局の始まりだ。たぶん、政治家にとって政局こそが醍醐味なのだろう。最近はそのようにしか見えなくなってきた。

 与野党、口先ばかりで言っている東日本の復興も、原発事故をしっかり解決しなければ成り立たない。被災地の復旧・復興も大事であるが、それとは別に原発処理は第一優先に取り組まなければならない。これには日本の命運がかかっているのだ。

 この原発事故復旧に、与野党の利害はない。即一致団結して、早い対応をしなければ手遅れになる。そうしなければ、東日本だけでなく、日本全体が放射能で本当にダメになってしまう。とにかく政治家は自覚を持って取り組んでほしい。


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