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福島の被災地に仮設国会をつくり、議員は防災服、そしてまじめに議論しろ! [政治・政局]

 震災から、もうだいぶ時間が経っている。

 本気でやらなければならい復興対策、与党も野党もいまだにダラダラで、まったくやる気を感じられない。待ったなしの多くの課題もすべて滞っている。だが、政局遊びだけは、生き生きと、楽しそうにやっている。あの無意味な内閣不信任案提出の時は、まるでお祭りのように盛り上がっていた。その一致団結力、結束力を復興のために注いでもらえれば、どれだけ実のある政策を進めることができたか。強い憤りと空しさを感じる。

 そもそも国会議員は、震災の影響をまったく受けていない平穏な永田町にいることで、危機感が沸いてこないのかもしれない。暑くなったからといって、すっかりクールビズ姿でリラックスし、テレビカメラが向けられれば、偉そうに政府の批判ばかり繰り返している議員が大勢いる。そういう人たちが日本の政治に大きくブレーキをかけている。実に嘆かわしいことだ。

 やはり、国会議員に緊張感、危機感が無いことに、一番の問題があるかもしれない。

 ならば、復興の目途が立つまで、国会を永田町から福島の被災地域に移したらどうだろう。議場も別に立派なものをつくる必要はない。被災者たちと同じように、仮設の議場に、折りたたみ椅子、そして、議員全員は防災服を着て議論に臨む。当然、宿泊先も仮設ハウスだ。そうすれば、被災者と同じ気持ち、苛立ちも良く分かるのではないだろうか。

 また、原発問題は、実際の福島原子力発電所内で、放射線の危険を感じながら議論を進めるのも、さらなる緊張感がでてくる。そうなれば迅速に、かつ真剣な討論もできるのではないか。

 そのくらいやらなければ、いまの国会はピリッとこない。少々、金がかかっても、国益の上がる結果になれば、安い投資ではないだろうか。

 情けないと思うが、そんな事をつい考えてしまう。


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意馬心猿

国会も東電の役員室もJヴィレッジ内に移すべきですね。
by 意馬心猿 (2011-06-09 18:27) 

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