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高尾山はいつ登っても楽しい。 [旅行・散策]

 今日は今話題の観光地、高尾山登山を楽しんだ。

 数年前、世界的に有名なミッシュランの観光地格付けで最高の3つ星が付けられ、すっかりブランド観光地である。午前10時ごろ登山口に着いたが、もう年配の方から、家族連れ、若者のグループなど、年齢構成バラバラであるが大勢の人達がいた。中にはもう登山が終わって降りてくる人もいる。何とみんな行動が早いのだろう。

 東京都心から約1時間くらいで、これだけ自然が多く、手軽に山登りを楽しめるところはない。初心者でも問題なく登れる。でも、甘く見てはいけない。結構きついのだ。

 今日の高尾山は、一部遅い紅葉もあり、赤や黄色の色彩がまだ残っていたが、やはり秋は過ぎ去り、冬の訪れを感じさせる風景あった。落ち葉はまだ新しく、踏むとサクサクして気持ちがいい。どの季節に来ても、それぞれの味わいがあって面白い。それがこの山の醍醐味でもある。

 今回はスタンダードな1号路で登っていき、薬王院でお参りをし、それから山頂に向かうことにした。このところ観光客が増加したからか、周辺が整備されて、いつのまにか奇麗になっている。特に薬王院の山門周辺の境内では、願いがかなう輪やいろいろご利益のあるものが設置され、ちょっと観光客目当て過ぎるんじゃないのと言いたくなる場面もあった。

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薬王院境内、願いの輪は、最近できたようだ。 

 山頂への到着は、まだ昼前であったが、すでに大勢の人達がシートで陣取り、お弁当を食べていたり、飲み会などで盛り上がっている。まあ、にぎやかで、ちょっとお花見風景と似たところもあるが、それもこの山らしいく面白い。

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高尾山 山頂599mの風景

 天気は青空に恵まれて、空気はやや霞んでいるものの遠くの山々もはっきり観ることができた。その狭間から雪を被った富士山の姿も覗かせている。日本人は富士山が見えると嬉しくなるみたいで、ほぼみんな指をさして眺めていた。

 山頂では30分くらい休憩し、下山は自然を楽しみながら歩ける6号路を選んだ。この道はわきに小川が走っており、岩場を歩くので足場はあまりよくない。しかし、それが結構スリリングで楽しい。前回来た時は、よく足を滑らせていたが、今回はトレッキングシューズを履いてきたので、無事転ぶことなく歩くことができた。

 途中、ボランティアでゴミ拾いをしているグループとすれ違った。みなビニール袋を持ち、道に落ちているゴミを拾っている。驚いたのはそのグループに金髪の女性も一緒になって行動しているのだ。何やら英語でゴミのある場所を教えている。ちょっと、感動する光景であった。こういう人達のおかげで、ミッシュランで3つ星に輝けているのだろう。

 それから、もうひとつ感動したことに、会う人会う人、みな「こんにちわ」とあいさつがあるのだ。年配、若者、子ども、殆どの人が必ずあいさつしてくれる。実に気持ちがいいものだ。街の中ではなかなか人とのふれあいを感じられないが、ここではそれが生きている。

 いろいろ楽しみながら、90分くらいで登山口に到着した。万歩計で約1万5千歩。やや足がグラつく感じであったが、丁度いい運動量だ。

 ワイフと2人で久々のいいリクリエーションであった。


タグ:高尾山
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