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「何か持っている」日本ハム斎藤佑樹投手。 [スポーツ]

 斎藤佑樹投手が日本ハムに入団した。

 札幌ドームでの入団記者会見では、平日にもかかわらず8000人ものファンが詰めかけ、北海道内のテレビ局ではみな生中継。夜のニュース番組では全国でもトップニュースの扱いである。

 思えば数年前、近鉄バファローズがパリーグから撤退を表明した時、日本のプロ野球はひどい沈滞期を迎えていた。人気球団と言えば、巨人と阪神の一極集中で、その他の球団はほとんど興行的に成り立たたず、閑古鳥がないていた。しかし、最大の人気を誇る巨人でさえ、ファン離れが激しく、この先はサッカーのJリーグにすべてのお客さんを奪われるのではと危ぶむ声も多かった。

 それから数年経ち、色々あったが、すっかりプロ野球界は変わったような気がする。人気不調のパリーグ球団は地元ファンを大切にし、また地元ファンも一丸になり球団を温かく声援して、いい形での活力、活気を取り戻してきたように思う。特に日本ハム、楽天、ロッテ、ソフトバンクはうまくいっていのでは。

 今回の斎藤投手の入団は、さらにパリーグを盛り上げ、おそらく、セリーグより話題をさらってしまうかもしれない。とにかく、楽天のマー君(田中投手)との対決は甲子園決勝戦早稲田実業×駒大苫小牧以来、みんなが待ちに待っているカードだ。実現はいつか、これはすごい盛り上がりだろう。実に楽しみである。

 斎藤投手も今は実力以上に人気が高まっているが、当然プロの洗礼も浴びし、スランプも待っているだろう。しかし、それを乗り越えて、成長していく姿をみんなが期待し、また楽しみにしている。

 梨田監督が「何か持っている」と言うように、彼には何か輝きがある。その輝きを放つには、本人の相当な努力が必要であろう。でも、夏の甲子園の時のような最後の最後まで、勝ちを信じて、戦ったあの気迫、気力で、きっと期待に応えてくれることと思う。

 それから、彼の登場により、周りの選手ももっと燃えてもらいたい。ファンはただ勝試合を求めているのではない。やはり、熱く真剣な試合を望んでいるのだ。彼にその火をつけてもらい、日本のプロ野球を大いに盛り上げてほしい。

とにかく、来年のペナントレースは大いに楽しみだ。

はばたけ、佑樹 神宮からプロ野球ヘ 巣立ちゆく息子に贈る母の言葉

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  • 作者: 斎藤しづ子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/11/30
  • メディア: 単行本


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