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いよいよ桜の見頃な時期だ! [旅行・散策]

いよいよ東京でも桜の見頃な時期が来た。
靖国神社で開花宣言が発表(3月20日)されてから1週間。やや冷え込む日が続くもこの2、3日の温かさで、都心ではソメイヨシノの薄いピンクの景色が一斉に広がった。今週ピークを迎え、最高の花見ウイークになりそうだ。ただ、天気が下降気味で心配だが、逆に来週まで花もちするかもしれない。
 
しかし、桜という花は日本人にとって、ただ美しいというだけでなく、特別な意味をもった花のように思う。特に桜の咲く時期は、入園式、入学式、そして入社式など、人生の門出を祝う時期でもあり、また1年のスタートの時でもある。その年々に体験した嬉しいことや悲しいこと、楽しいことなども、桜の花の前に立つとふと蘇ってきたりもする。桜にはそうした不思議な力を持っているような気がする。
桜の花ことばは、「精神美」「優美な女性」「純潔」と言われているが、美しく、清らかさが象徴され、「優美な女性」は桜の品のある美しさが由来しているそうだ。言い換えれば色彩的な美しさを超えて、むしろ精神的、神秘的な美しさを表していると言えよう。
  
話は変わるが、この桜で1つ心配事がある。
いま街中になるソメイヨシノの多くは昭和40年代の高度経済成長期に植えられたものらしい。樹齢50年を超える老木が多く、寿命60~70年と言われているが、若手の樹のバトンタッチが進んでいない。どこの木を観ても、枝が朽ちてきているものが多く、あまり手入れもされていない。植え替えの場所がなく、切り替えが難しいのだろうがそうしないと、一気に果ててしまうような気がする。桜の手入れも役所任せなのだろうが、どうもやりっぱなし感がある。できれば民間など、桜を守る会のようなものを発足させ、そこが責任をもって運営すれば、これからも美しい桜の風景を維持できるように思う。
 
さて、東京赤坂もソメイヨシノが春の華やかさを運んできている。
昼時の散歩で、日枝神社を通りかかると鳥居の前に1本、それから階段を上り、本殿境内に行くと庭先に満開の桜が咲いていた。今日は良い天気で、何か良い運が授かるような気がしてお参りをした。
 
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 日枝神社の鳥居前と境内の桜

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