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コロナウイルスは、なぜ人間をターゲットにするのか。 [医療・厚生・食品]

コロナウイルスは、なぜ人間を狙うのか。
ウイルスは人間にとってすべて敵なのか。
生物学の本を読むと、実はそうでもないようだ。
この地球上には数えきれないほどの種類、数のウイルスが存在する。
だが、ウイルスとはといえば、我々は認識が低くコロナとインフルエンザ程度しか思いつかず、それ以外は考えもしないのが普通である。また、それ以上深く考えていない人もいないだろう。
だが、実際は、自分の身の回りには、無限に近い数のウイルスが存在し、常に呼吸で体内に吸い込んでいるが、通常、悪さをしていない。ということは、人はそれらのウイルスに対して免疫、あるいは共生しているようなのだ。
深い専門的なことはわからないが、いろいろ読んでみると、生命誕生とウイルスとのかかわりは、はるか数十億年以上、葛藤を繰り返しながら共存関係ができており、ある意味、バランスの取れた世界になっているようだ。この共存とは、すでに人体の中に住み着みついており、人間にとっても欠かせない居住者ともいわれている。
いわゆる腸内細菌やミトコンドリアのような人間と細菌の共存関係がウイルスの世界にもあるらしい。
そうした中、不思議なのは、コロナウイルスという1種類のウイルスだけが、驚異的な感染力、毒性で人間だけをターゲットにしている。例えば犬や猫、鳥や昆虫など、他の生物は感染のターゲット外にあるのは不思議な気がする。地球上のあらゆる生物に対して、死滅させようとしているわけではない。
あくまでも人間がターゲットである。
このように思うのは、近年の地球上での人間のふるまいに度が過ぎている感じがあるからだ。
 
自分たちの富を求めるがゆえに、地球上の資源を食い散らしているだけでなく、自然破壊や環境汚染など、負の側面は大きいい。全生命が共存している地球にとって、人間は好ましい存在でなくなってきている。
もし、神様が存在するならば、何か天罰があってもおかしくないレベルに来ているような気がする。
だから、ここ数年の異常気象や自然災害はそんな人間の振る舞いへの警鐘でもあり、今回のコロナ感染もそれに関連した危機へのサインのように思えてならない。
 
そうした視点で観ると、コロナウイルスの本当の防御対策は、ワクチンや消毒だけでなく、地球上のほかの生命がよりよく共存できような環境づくり、これまでの人間社会や生活の見直しの中に、重要な課題があるのではないだろうか。人類が謙虚に生きることが最大の対策なのかもしれない。

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