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シネマ、ジャズミュージックを楽しむ [趣味・娯楽]

先日、山野楽器のCDショップで、3組のCDを買った。

 

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  最初は暇つぶしのつもりであったが、たまたまこのCDが目に留まり、衝動で買い込んでしまった。いずれも、タイトルにはGINZAというイニシャルが入り、JAZZ(ジャズ)とCinemas(シネマ)とSalonClub Bars(サロン&クラブバー)のジャンルで分かれている。中身は昔懐かしい名曲ばかり。シネマではカサブランカの「時の過ぎゆくまま」からはじまり、風と共に去りぬの「タラのテーマ」、グレンミラー物語の「ムーライトセレナーデ」、エデンの東、慕情、南太平洋などなど、最近ではロッキーやスターウォーズのテーマまで入っている。これらはサントラ盤ではなく、知っている人はかなりの年齢層と思うが、むかし深夜のラジオで流れていた城達也のジェットストリームを思い出させる、ピアノと弦の旋律が奏でるムードミュージックだ。CDディスクはそれぞれ2枚組で、映画好きのシニアにはたまらない34曲のセレクションが楽しめる。私もシニアに属するが、どちらかといえば若い方の世代だ。このCDに納められている曲はすべて知っているし、映画もほとんど観ている。であるから、曲目とディスクの案内書を観ているだけでワクワクしてしまう。

 

私が学生の頃、銀座には名画を3本立て上映する小さな映画館があり、何回か観に行った覚えがある。3本観るには結構疲れるが、当時、私にとってハリウッド映画は、単なる娯楽というよりも、アメリカの圧倒的な文化や社会を知るひとつの窓口で、それを知ることで、ちょっと優越感のようなものさえ感じていた。今思えば単なるアメリカかぶれだったのだろう。だからといって、日本映画を軽視していたわけではない。寅さんシリーズだってほとんど観ている。基本的に映画好きだったのだ。

 

そのほかの2組のCDであるが、ピアノとジャズ。これまた、シックでいい。タイトルには「あの頃、銀座で聴いたジャズ」と書かれているが、もちろんマイルスディビスのトランペット、ルイアームストロングの濁声やドリスディの明るく軽やかな歌声など、ジャズの定盤はしっかり入っており、上質な大人のサウンドに浸ることができる。ステレオの音量を少し大きめにして、ワインやウィスキー片手に、ちょっと銀座の高級クラブの雰囲気を想像しながら贅沢な気分でくつろいでいく。そんなひと時を過ごすのもたまには良いものだ。


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