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「原発汚染水、地下水に混入」、もっと深刻さが必要。 [環境・自然]

福島第一原発の地上タンクから漏れた汚染水が、地下水に到達した可能性が高いという。

そんなリスクは前から分かっていたはずだ。このままでいけば海に、そして地下水に放射性の毒素は流れ広い地域に拡散していく。状況は極めて深刻だ。

しかし、ニュースや新聞の報道はどうだろう。淡々と状況説明するだけで緊迫感が殆ど見られない。本来ならば一面トップの記事だが、重要度は3,4番目程度にしか扱われていない。

逆に世界の方が危機意識が高く、原子力問題に対する日本の認識の甘さが大きく露呈している。このままでは、日本は放射能汚染大国のレッテルを貼られ、世界中から日本のブランドであった「安全な国」の信用を完全に失ってしまう。

そして、何よりも国民は本当に住めない国になる危機意識をもっと持たなければいけない。メディアにもそれを喚起させる責任がある。それが政治に大きく反映する。 

安倍首相も外交ばかり精を出しているが、この原子力問題を色々ある中の1課題程度に扱っていないか。この問題はナンバー2クラスの実力派大臣を担当させ、予算は度外視し、国家の威信をかけて取組んでほしい。アベノミクスで景気が上昇などと浮かれている場合ではない。日本の知力、技術力、それだけでなく世界の英知を結集し、一刻も早く核燃料棒を抜き取り、汚染水を処理する技術を確立することが最優先と考える。

是非、安倍首相には強力なリーダーシップを取ってもいたい。


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