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箱根大学駅伝、熱いドラマが展開 [スポーツ]

 2013年箱根駅伝、今年も前年度覇者東洋大がレースを引っ張る展開から始まった。まず1区から波乱含みで、優勝候補の早稲田、青学がつまずき、2区では日大、山梨学院大の外国留学生が日本人学生と身体能力の差を見せつけるごぼう抜きで上位に食い込んだ。3区では早稲田エースの大迫が2位まで迫る大躍進、また日体大、明治も手堅く強みを見せていた。4区ではそれまで首位を守っていた東洋大が崩れ、結局、日体大が往路優勝、次に早稲田、東洋大、明治と続いた。果たして明日の復路はどのような展開が待っているか。

 この箱根駅伝はドラマとしても目が離せない。約20kmを大学の名誉と仲間たちの想いを襷(タスキ)に込めて、全力で走って繋いでいく。そこには「喜び」や勝ち抜く充実感もあれば、不調で自らの力を十分発揮できず「苦しさ」「悔しさ」もある。そんな選手たちの熱さは観る側の心にも刻々と伝わり、大きな感動を与えてくれる。また、「一人ひとりの力の重さ」や「チームの絆の強さ」がいかに大切か、この激しいレース展開を通して教えてくれるのも箱根駅伝の魅力である。

 東日本大震災から約2年、まだ被災地では汚染土壌も敷地内に積み上げられ、復興も遅々延々で進んでいない。国任せ、人任せの無関心ではなかなか良くなるものではない。日本という国をいかに良くするか、また国全体の想いをひとつにして、復興に立ち向かうことが大切である。まさに箱根駅伝の選手たちと同じ気概で取り組くむことが必要ではないかと思いつつ、今年もまた箱根駅伝の観戦を楽しんでいる。


タグ:箱根駅伝
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