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大震災から1年半。復興の思いを風化させてはいけない。 [社会・生活]

  東日本大震災から1年半。どのくらい復興したのだろうか。正直、私は東北には足を運んだことはない。メディアの情報から知るだけである。 個人的にどれだけの力になれたか。いくらか募金をしたが、たった一人の数日分の生活費の足しになるくらいで、何の役にも立っていないような気がしてならない。

   我々1人1人ははっきり言って、無力である。やはり、政治が本気になって取り組まなければ、何も進まない。何が問題で、何が必要か。そして、何をすべきなのか。それを池上さん流に、わかりやすく国民に説明してほしい。そうすれば、みんなが力をもっと出し合えるように思える。

   本当に復興するには10年、20年単位の気の遠くなる話だが、人々の生活は1日1日が勝負であり、悠長なことは言ってられない。まずは生活第一だ。

  最近、東北で復興バブルという話を聞くが、地元の農家や漁業の方々が除染など慣れない作業をしているという。中には年配の女性の方もいるそうで、これは本来あるべき姿ではない。 とにかく、本当の仕事をつくらなければ、元気な人でさえ生活していけない。都心ではまだ、福島産の農産物や魚介類などを敬遠している人たちも多いらしいが、あまり過剰になるべきではない。そのためには、政府は食品の安全性に対して、もっと安心できるように、しっかり宣言しなければいけない。

  人は自分一人では生きていけない。人の支えがあって初めて自立できる。いまは日本全体で東北を支えることが最重要である。

  1年半の節目。復興の思いを風化させないよう、もう一度、心にしっかりと刻み込み、できることを続けていこう。


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