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農業まつり、収穫の秋に感謝したい。 [家庭菜園・農業]

  今日は、11月中旬にしては暑過ぎるぐらいの秋晴れ。朝から近くの公園(相模原市淵野辺公園)で「農業まつり」が開催されているというので、散歩がてらに行ってみた。

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  会場には開催の9時ごろから長蛇の列が出来上がっている。新鮮な野菜、果物、卵。それが半額近い値段で手に入るからだ。しかし、みんな必死に並んで買っている。ダイコンやら、白菜など大物の野菜を幾つも買っている人も見受けられるが、顔を見るとみな充実感が漂っている。

  まあ、このような場所で買うと、値段だけでなく、産地直産の新鮮でおいしいものが食べられるような気がする。また、スーパーで買うのと違って、農家から直接仕入れているような親近感さえするものだ。

  また、乳牛がズラリと並んで、酪農農家の人が乳搾りをしている。ここまで、牛を運ぶのは大変だったろう。でも、子供達も大きな牛に興味しんしん。子供と動物とのふれあいは、とても良い企画だ。ただ、近くに行くと家畜独特のにおいはすごくて、慣れない人にはちょっと辛い。しかし、酪農の人達はいつもそういう環境で仕事をしており、それで我々はおいしい牛乳が飲めるのだ。そんな事をガタガタ言ってはいけない。

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  今の若い人たちや子供たちで、田舎を知っている者は少ない。野菜や果物がどのようにできるか、また、肉や鶏肉も、生きている時はどんなに愛らしい動物なのか考えたこともないだろう。我々は、食材があるのが当たり前になり、感謝の心が薄らいでいる。だから、世界で一番、食べ物を残したり、捨てたりする国なのだ。

  外国では1年に一度感謝祭というものがあるが、日本でもそうした慣習をつくってもいい。クリスマスやバレンタインデーなどの商業的な行事ばかりでなく、我々が一番大事な食べ物に感謝すること、そんな心の行事も必要だ。

  世界的な食料危機が迫ってくる中、食糧の大切さ、農業の大切さをみんなで考え、そして感謝することが大切である。秋は収穫の季節。21世紀でも、太古の昔と同じように自然に対しても感謝し、また、次の年の豊作を祈る、そんな慣習をもつことは今後も大事であろう。


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