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コーヒー専科「宮越屋珈琲」で贅沢なひとときを愉しむ。 [趣味・娯楽]

 ゆっくり味わう一杯のコーヒー。 昨日、小田急線の町田駅(東京都)の近くのコーヒー専科「宮越屋珈琲」で贅沢なひとときを愉しんだ。

店はまだ新しい。町田は、JR横浜線との乗り換えで、よく街中も歩いている。でも、いつからここにオープンしているのか、気が付かなかった。(ネットで調べたら昨年10月オープン) どんな店か、妻と食事した後に、ふらりと入ってみた。

 店の中は、コーヒー専科独特の雰囲気が漂う。まず、目につくのはアンティックで英国風な家具、やや明るさを抑えた室内照明。テーブルに置かれたスタンドライトは木目調の家具をひときわシックな感じにさせている。耳に聴こえてくるのは、もちろんジャズ。壁に組み込まれた大スピーカーから、重低音と高音が心地よく鳴り響く。特にベースのズンズンと体に響かせる低い音、そして、ドラムのシャシャーンとなる高音の響きがいい。

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 席はテーブルでなく、カウンターを選んだ。マスターがコーヒーを入れる仕事を観るのも、心が落ち着く。よく観ると、茶道でお茶を入れるしぐさにも似たところがある。たった一杯のコーヒーを入れるのに手間と時間を惜しんでいない。豆を挽き、粉をドリップに移す。その時も、粉が満遍なく湯にしみ込むように、何度もドリップを振りながら調整している。湯の注ぎ方にも、速度と間があるようだ。一度には入れず、あるリズム感がある。これが本式のコーヒーの入れ方なのだろうと想像しながら、眺めていた。

 目の前に、一杯のコーヒーが出てきた時は、まさに贅沢な嗜好の一品。私はマンデリン、妻はグァテマラを頼んでいた。マンデリンは濃厚でやや苦い。美味しい店でなくては飲む気がしない。グァテマラは比較的苦みが低く飲みやすい。コロンビアやキリマンジャロと並び、人気のあるコーヒーだ。

 カップも男性客、女性客を意識して、選んでいるようだ。妻は花柄であったが、私のは幾何学的でシャープなデザイン模様であった。ちょっとした心配りも嬉しいものである。

 一杯のコーヒーで1時間近くいただろうか、こんなひと時もたまには必要だ。下にこの店の紹介をしておこう。本店は札幌みたいで、東京では有楽町にあるようだ。ちょっとお勧めの店である。

「宮越屋珈琲ホームページ」

http://www.miyakoshiya-coffee.co.jp/jp/shop/shop5.html


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