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今の日本は「自分達が良ければ病」だ。 [政治・政局]

 将来、今のかわいい子供たちは大きなツケを負わなければならない。
我々の世代が使いたい放題、無策に使った税金のツケである。
国の借金はどう考えても限界にきている。でも国民はまだ懲りていない。
高速道路、新幹線、ほしい物はまだまだあるようだ。

 いつか国家が破綻するかもしれないと言われているが、借金は止められない。借金ほど楽なものはないからだ。たとえ、政治に文句を言っても、本当の意味で国に協力しようと考えていない。実際、普天間の問題も、国民の大半は沖縄の地域問題と考えている。子ども手当てについても、もらえるものはもらいたい。本当に子供のために使おうと考えている家庭はどのくらいあるのだろうか。

 公共事業も、最初、民主党はカッコよかったが、国民の国に対するたかり構造に折れたのだろうか、人からコンクリートに逆戻りしそうだ。野党自民党も民主党を批判しても、本音は土建党だから、猛反対はしないだろう。税金使いたい放題で、政治家は地元に対して大手柄である。この国は、いったいどうなるのだろうか。何が間違っていたのだろうか。

 たぶん、現状さえ良ければよいという人達(特に年寄り)ばかりが政治を動かしているからかもしれない。
幕末や明治維新を動かした20代、30代の世代が中心になれば、きっと思い切った改革をするのではないか。
多少、苦難を伴うかもしれないが、自分たちの将来を真剣に見据えて行動をとるに違いない。

 年の大河ドラマは坂本龍馬であり、その生きざまが注目されている。「日本を洗濯したい」という龍馬の言葉は、まさに今の日本にも当てはまる。

 今の日本は、幕末、明治維新の時代に比べれば、国力もあり条件的には遥かに恵まれている。
民主党も、最初は平成維新くらいの覚悟で突き進むと言っていたが、その言葉は期待倒れであった。

 今の鳩山首相では迫力無さすぎかもしれない。豪腕小沢は国民受けされない。
国民は、清く、正しく、説明に誠実さがあり、国民に負担を強いらない人でなければ、日本の代表者として望まないようだ。でも、そんな人は国会議員の中で見当たらない。それでも、国民は追い求め続け、常に現実とのギャップに憤りを感じているようだ。

 しかし、政治家ばかり当てにしていても始まらない。その前に国民自体が自分たちの事よりも、将来の子供たちのことを本当に真剣に考えなければ、この国は良くならない。つまり、国ばかり攻めるのではなく、自分自身がどうあるべきか、苦しいこと、つらいこと、不合理なこと、耐えなければならないこと、そうした負の面も受け入れる覚悟をしなければならない。

 要するに自分さえ良ければという個人主義に慣れきった現在の日本、そこからの脱却が急務で、かつて我々の先代が培っていた公の精神を取り戻すことが重要ではないか。政治もそういう流れになっていけば、日本の再生も期待できるのではないか。

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