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バンクーバー五輪。オープニングのイベントは感動した。 [スポーツ]

 いよいよバンクーバー冬季オリンピックが始まった。
これから毎日、テレビに釘付けになりそうだ。

 しかし、今日のオープニングの式典は実に見事な演出だった。
カナダの歴史、文化を光、音楽を巧みに使って、
出演する人々もみんな誇らしげに、また、このオリンピックを盛り上げようと
どの場面をとっても最高の出来栄えだった。

 特に、会場全体をつかった映像技術は、実にすばらしい。
割れて流氷が流されていくシーンは本当にはらはらするぐらいリアルで、
また、風にたなびく麦畑は、映画の感動的シーンを見ているような気にさせられる。
どうして、こんな発想で、こんな事ができるのか、
文化、芸術でも、すばらしい力を持った国だと痛烈に感心させられた。

 日本という国は、ものづくりではたぶん世界で第1級の国であると思うが、
やはり、その技術を使いこなす面では、まだまだのような気がする。
斬新なアイデアや深く追求した思想に裏付けられた美というものなのか、
何かがまだ不足している気がする。
でも、欧米諸国はそこが優れているし、しかも楽しんでいる気がする。

 今回の開会式も大体こんなものだろうと思っていた私にとって、
この演出は非常に新鮮に映り、まだまだ新しい表現の可能性があるのだなと、
正直なところショックを受けつつ感動させられた。

 日本も、ものづくりだけでなく、自分たちのつくった技術を上手く使いこなせば、
もっと楽しく、もっとすごいことも、たくさんできるのではないだろうか。
それには、もっと文化や芸術を大切にしていく心がなければならないかもしれない。
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