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楽天、田中将大、日本中に感動ありがとう。 [スポーツ]

 楽天、よくやった。おめでとう日本一。

 思えば9年前に最弱小チームとして産声を上げた楽天が、最強軍団の巨人を制して日本一に輝いた。1年目から連敗続きで、数々の不名誉な記録を次々に樹立、多くの屈辱に耐えながら、選手たちは練習に励んできた。地元仙台(東北)のファンは、そんなチームを辛抱強く、暖かい声援で支えてきた。当時から応援しているファンにとって、今回の優勝は涙が出るくらい感慨深いものだろう。

 率直に言って、今回の楽天の優勝は結果的に良かったのではないだろうか。地元東北は震災で傷ついた人たちが多く、選手達の頑張りは大きな励みになる。また、復興への明るい兆しを感じさせてくれ、何よりもみんな元気になってくれることが嬉しい。

 また日本全国、「田中将大投手に勝たせてあげたい」という思いも多かったと思う。

 とにかく、田中投手は記録だけでなく、気迫の面でも凄い。日本シリーズ最終9回表の登板では、前日に投げた160球で、肩の疲労は限界に達している筈だ。いくら1イニングと言えども、試合の勝敗だけでなく、肩の故障は選手生命にかかわるリスクがある。しかし、本人の希望を受け、星野監督は投げる許可を与えたという。

 さすがに果敢に相手に立ち向かう姿は観る者を釘付けにさせられた。その気迫は相手のバッターだけでなく、球場内の楽天や巨人の応援団、さらにはテレビの前の視聴者すら圧倒させたのではないだろうか。その精神力の強さに、こちらも共感し、何か力が湧いてきたような気分になった。

 とにかく、今回の日本シリーズは感動のひと言である。また、「やる気」、「自信」、「覚悟」など、日本人が失いかけていた精神を呼び覚ましてくれたすばらしい名試合であった。

 田中投手、楽天の選手たち、ありがとう! 


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