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IOC総会でアピールした環境都市東京の灯火を消してはならない。 [環境・自然]

今回の東京五輪招致の落選は、プレゼンテーションが良かっただけに残念であった。でも、リオでやるオリンピックも楽しみだ。

 さて、この東京五輪であるが、競技会場だけでなく、首都東京を環境重視のまちなみに変えようという提案があった。電線の地中化、道路や建物の緑化促進、太陽電池などのクリーンエネルギーの利用、交通機関もエコ化しようと大胆な計画が込められていた。何と言う先進的な提案だろう。日本がどの国よりも早く環境立国として胸をはれる。また、日本には、それを実現すべき技術力、資金力があり、昔から培われている日本独自の優れた環境概念をベースにすれば、すばらしい首都東京に生まれ変われるかもしれない。私は、オリンピックよりも、むしろ、そちらの方に気を引かれた。きっと私と同じような考えの人も少なくないのではないだろうか。

 しかし、オリンピックがなくなり、この計画が萎んでしまうのはあまりにもったいない。2020年に再チャレンジの話があるが、競技場はさて置き、環境の街づくりは、いまからでもスタートしてほしい。これは、未来にとって、絶対に間違えのない方向であり、投資の無駄にはならない。
 
 また、環境は、単に温室効果ガス削減だけの問題でなく、人の心を癒す大きな力を持っている気がする。今の東京は終戦の焼け野原から、経済発展を最優先にされた開発が進み、気が付くと豊かであるが無秩序で、混沌とした街が出来上がってしまった。そんな街に、「緑」と「ゆとり」が組み込まれれば、どれだけ人の心に潤いを満たしてくれるか。

 鳩山総理大臣が、国連で温室効果ガス25%削減を宣言し、各国から多くの賞賛を得た。掛け声だけで終わらずに、まず首都東京から、環境改革を実行してもらいたい。
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