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環境五輪で、環境立国を目指せ。 [環境・自然]

いよいよ10月2日、2016年の五輪開催地が決まる。石原都知事も既に現地入りしてロビー活動をしており、鳩山総理大臣も急きょコペンハーゲン入りが決まった。国内では不況と前政権のゴタゴタ、それから歴史的新政権への幕開けなどで、すっかり五輪の話題がしぼんでいたが、あと数日を残し、少し盛り上がってきた。
 IOC招致委員会のこれまでの講評によると、五輪全体の計画では環境が重視され非常に好感度の高い評価が得られているが、国民の支援、支持が開催候補地の中で一番低く、総合点ではいまひとつの状態であるようだ。
 でも、日本人ほど、オリンピック好きな国民はいないと思うのだが、なぜ、招致にさめているのか。
 おそらく、大多数の人は、北京オリンピックのように、クレーンが建ち並び、また大規模公共事業で、多額な税金使われ、借金まみれになると考えているのではないか。
 しかし、今回の東京オリンピックの計画は、ちょっと違うようだ。
 今回の東京のプランについて、VOICEという月刊誌に建築家の安藤忠雄氏が寄稿していたが、競技施設は既存のものを極力活用し、全体のプランがCO2削減などの環境に配慮したコンパクトな計画で、従来の商業主義とは決別した新しいタイプのオリンピックを目指しているという。また、新しい環境技術や環境都市計画が盛り込まれ、日本が観光立国を目指す道筋にもつながっていることがうかがえる。
もしかしたら、東京五輪は首都東京の街並みや風景、また、ライフスタイルを変える大きな起爆剤であり、ここから新しい日本を変える大きなチャンスかもしれない。
オリンピックの開催には多額の費用がかかるが、一般の公共事業と異なり、入場料やテレビの放映権、スポンサー費用など、海外からたくさん収入が期待できる。また、経済効果も大きいことから、今回のようなつまらない補正予算を組むより、遥かにすぐれた経済対策になるのではないだろうか。
また、オリンピックは「お祭り」であり、みんなを元気にさせてくれる。いま、元気を失った日本人、特に若者には、またとない「元気の特効薬」になるのでは。国民みんなが1つの目標に向かってポジティブに頑張れるチャンスは滅多にない。このチャンスは絶対ゲットすべきだ。鳩山さんには頑張ってもらい、是非、招致を実現してほしい。
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