ペヤングソース焼きそばを買ってきて食べてみた。なかなかうまい。
今年の始め、ゴキブリ混入事件で世間は大騒ぎ。製造元のまるか食品㈱は商品生産をストップし、最新の衛生的な新工場に造り直し、そこで生産するという大英断を下した。拍手ものだ。そして、6月ごろから販売が開始され、各店頭に並び始めた。
 
 以前からペヤング人気というのがあったらしいが、最近どこのスーパーでも目立つところに山積みで売られている。おそらく売り上げは相当アップしているのではなかろうか。
 
 このペヤングより、少し前の時期にマクドナルドでも事件があった。中国の鶏肉加工工場内での不衛生な映像、そして賞味期限切れの鶏肉の発覚、そして異物今夕事件などで、急速に客離れが進み、かつての絶対的なブランドイメージは大きく失墜した。さらに状況を悪化させたのは企業トップの姿勢であった。消費者に対する食の安全、安心に対し、迅速にきちんと向き合わず、さらに売り上げのテコ入れに力を注いだため、消費者に大きな不信を買ってしまったことだ。信頼回復には相当な時間がかかるだろう。
 
 マックとペヤング、そうした点では対照的であった。
 これまでペヤング商品を買ったことはなかったが、これがきっかけでペヤングソース焼きそばファンになりそうだ。食の安全と安心。安くておいしいだけでなく、そこが一番大事なところだろう。