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コロナ感染問題、日本の科学者たちは真剣に考えているか。 [医療・厚生・食品]

コロナ感染が収まらない。
これまで身近で感染する人はほとんどいなかったが、この第7波はどうもちがう。自分の友人、会社の同僚など、
すでに4~5人の人が発熱で自宅療養、あるいは病院に入院している。彼らはコロナ感染したくないといって2回以上はワクチン接種している。また、派手に飲みに行ったりするような人たちでもない。第6波まで、こんなことはなかった。とても奇妙である。
  
今年の冬に、ヨーロッパ連合(EU)医薬品規制庁が、新型コロナウイルスのブースター接種を頻繁に繰り返すと免疫反に悪影響を及ぼし、最終的には自然免疫が低下すると警告したのを記憶している。いまの日本は、まさにその状況に当てはまるように思える。
 
しかし、日本の政府や医療機関、マスコミから発する言葉は違っていて、ワクチン接種すれば重症化を低減できるので、できるかぎり4回目のワクチン接種するよう呼び掛けている。多くの人たちは副反応が怖いと言いながらも、その言葉を信じて4回目接種を行っている。そして相変わらずマスク着用を徹底している。
 
ところが、海外はというと、日本より一桁多い感染者数、死者を出した国々でも、ほとんどマスクを着用せず、ほぼ普通の日常生活に戻している。人々は、少なくとも普通の風邪かインフルエンザという認識で、日本人のようなコロナに対する警戒心はほとんどないように観える。こうなると否が応でも自然免疫は鍛えられ、本当の意味での集団免疫がつくのかもしれない。おそらく、科学的な裏付けあってこうした大胆な政策に転換したのだろう。
 
日本はどうもはっきりせず、いつまでも海外のワクチンに頼った政策が続き、国民の健康と安全があやふやな状況である。政治の問題か、あるいは科学者の問題か、これこそ日本学術会議が先頭に立って、国家の提言をするべきだ。つい先日も、相変わらず6人の会員任命手続き問題を取り上げられて、ゴタゴタしていたが、そろそろチェンジアップして国家のために働いてもらっていいのではなかろうか。
 
この国家的な危機に、日本の最高峰の科学者の頭脳が有効に機能してもらえなければ、この国はどうなるのだろう。政治、経済、そして科学、あらゆる分野で機能不全に陥っているような気がしてならない。非常に危惧するところだ。

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