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ウクライナ、ロシア戦争はもはや意地の張り合いのようだ。 [外交・防衛・海外]

ウクライナの戦争はどうやら長期化が避けられなさそうにないようだ。これはロシア、ウクライナのどちらにも利がないことは明白である。ロシアには大国のメンツがあり、ウクライナに屈することはあり得ない。
また、ウクライナは民主主義国家群の砦として、西側諸国から大きな支援を受けているから決して弱小とは言えない。
 
当初は相撲で言えば横綱と十両レベルの戦いに観えたが、実際は横綱と前頭。戦争が長引くとロシアは消耗弱体化して、ウクライナは西側の軍事援助を受けて、大関と小結のレベルでの競り合いになってきている。
さらに西側の最新兵器を手にすればウクライナは関脇レベルになり、ロシアを相当苦しめることだろう。
しかし、そんなに張り合い、得るものは何か。大地は荒れ果て、人々の生命が脅かされている。ロシアとて多くの兵士の命が失われている。
 
ウクライナ人もロシア人もそこに住む人たちにとって、食べて生活ができれば、国の旗の色など、本当はさほど気にならないのではなかろうか。ロシアもウクライナも歴史上いろいろあったが、いまでは国家的、民族的には類似して共通点の多い国である。ウクライナの戦闘地域になっている場所も、どちらかと言えば親ロシア派の人が多く住む地域であり、ここがなぜロシアの爆撃にあうのか疑問である。
 
そういった意味でも、今回の戦争は非常に歪んでいる。プーチン大統領とゼレンスキー大統領の張り合いが混沌とした戦争を作り出している。とにかく、戦争はやってはならない。日本も戦争ができる国を目指す声が大きくなりつつあり、少しづつ軍事力強化が進んでいる。世界情勢がそうした方向にあるから、仕方ないのか、しかしながら、危険な方向に進んでいるのは間違いない。日本も戦争体験者は稀少になり、その悲惨さを切実に訴える人はもう殆どいない。この戦争を映画やゲームのように解説している軍事専門家の言葉は極めて覚めており、何か勘違いしそうになる。
 
平和が当たり前と思っているのは大きな間違いで、それを維持することが大変であることを自覚しなければいけない。いまの日本人に一番足りないところだ。先人たちの験や訴えを風化させないように、この終戦の日、我々はあらためて、平和の重みと戦争への警戒を肝に命じることが大事だ。

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