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熱海の土石流災害 [環境・自然]

熱海の痛ましい土石流災害は、どうやら逢初川上部の開発行為に伴う盛土の崩れによるところが大きそうだ。これがすべての原因とは言わないが、被害を拡大したのは間違いない。
報道によれば、この開発行為は10年以上も前に終わっており、そのままの状態で放置されてきたという。しかし、地元の人の話ではそれ以降も業者がダンプカーで土を運んできており、雨が降って土砂が下流にながれなければと心配する声も多かったようだ。まさにそれが最悪のカタチで現実になってしまった。
熱海と言えば温泉のある観光地で、都心からも近く、気軽に宿泊でき、最近では若者にも人気のあるスポットとして注目されている。まさか、視界に入らない山の上の方で産廃処理場や太陽光発電、あるいは今回の盛り土(残土置き場?)のような観光地と真反対の開発が進んでいたとは、誰もが唖然とする話だ。こうした開発も確かに必要とされる一面はあるが、実際は必要に迫られてというよりも、ある業者の金儲けのために、熱海の貴重な自然を犠牲にしているように思える。
おそらく、こういった開発は日本全国いたるところで起こっており、今回のように大災害に結びつくようなものも結構あるのではなかろうか。最近、自分の住んでいる地域でも、いきなり雑木林が伐採され、そのあとにダンプが何台も土を運び、気が付けば大きな残土置き場になってしまったところもある。今回の件と無関係にも思えるが、どこかつながっているような気がしてならない。
以前、ブログに、リニア中央新幹線のトンネルの掘削土はどこにいくのだろうという疑問を書いたが、どこか残土置き場をつくらなければならない。華々しい話の裏には負の側面があることも忘れてはいけない。すべて因果関係でつながり、自分にも必ず関係してくるものだ。マスコミも、ただ、ひとつの汚点を批判するだけでなく、社会全体の負の部分の在り方を考えていかなければ、こうした問題は途絶えることがないような気がする。

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