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リニア新幹線、掘削した土はどこに処分? [社会・生活]

2027年の開業を目指すリニア新幹線。すでに駅舎やトンネルなどの建設が進んでいるが、静岡工区のトンネル工事が静岡県の許可が下りず、27年の開業は難航しているようだ。私自身、リニア新幹線について、あまり興味はないが、ひとつ気になることがある。

それは何かというと、トンネルを掘った時の「土」である。

あれだけ大きな穴で東京から名古屋、大阪と日本を縦断するのだから、膨大な量の「土」、「砂」、「岩」が排出されるのは容易に想像できる。おそらく、東京ドーム何個分というレベルでなく、東京で言えば高尾山に匹敵するぐらいの土量は出るのはないだろうか。では、いったいその掘削土をどこに処分するのか。いま埋め立てるだけの海もないし、山に捨てられない。環境を破壊せず、処分できるところはどこか。インターネットで調べても、その答えは出てこない。(国家的事業であるから適切な処分がされていると信じるが・・・。)

最近、家の近所の広い雑木林が伐採されて、これから住宅地の開発が行われるのかと思いきやその敷地に大型トラックが毎日土砂を運び、見る見るうちに赤土の山(およそ2階建て位の高さ)をつくり上げてしまった。周囲は住宅地であり、当然、行政の許可をとってやっていることと思うが実に異様な光景である。私はこの赤土の山は、もしやリニア新幹線のトンネルで掘削した土ではないかと密かに勘ぐっている。もしそれが本当だったら、とんでもない迷惑な話である。

原発の時も、電力の安定化ばかりが騒がれて、核燃料棒の廃棄処分のことはほとんど知らされてこなかったが、今回のリニアも便利さばかりが追求され、掘削土の話はひとつも出てこない。原発とリニア、何か共通した話のように思えてならないと考えるのは私だけだろうか。


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