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若者のコロナ対策には接触確認アプリの活用が最も効果的では。 [社会・生活]

今日も東京でのコロナ感染者は100人越え。長い自粛でやっと抑え込んだのも束の間、また3月後半の振り出しに戻った感じである。先週までのテレビのニュースでは、自粛解除からようやく街に人が戻り、飲食店や店舗なども徐々に活気を取り戻りつつある様子や観光地の賑わいなどが報道されていたが、この数日で一転し、状況は深刻化しつつある。

特に東京の繁華街、特にホストクラブやキャバクラなどの夜の街は感染者の3割近く占めており、ここからの感染の広がりを早く遮断しなければ本当にヤバイ状況に陥りそうだ。まだ、クラスターの発生も狭い範囲内なので、いまのうちに夜の街関連者のPCR検査を徹底し、陽性者の隔離や発生源となった店の営業自粛など、早急に手を打たなければ、第2波の引き金になって、また日本全国を巻き込んだ大自粛生活に戻ってしまうかもしれない。11日が勝負時である。

また、若い世代の感染者もどうにかしなければならない。全体の7~8割が2030代を占めているそうだが、本人たちは抵抗力、免疫力もあり、また自覚のないまま人と接触して、感染を広げていく可能性が高い。若い世代同士の接触だけなら良いが、いずれ高齢者や健康的な弱者にも感染が及んでくるのは間違いなく、この対策は急務である。

私は、この若い世代の感染対策として非常に有効なものが、接触確認アプリの活用と思う。しかし、このアプリの評判はあまり芳しくない。国や行政もあまり宣伝に力を入れていないだけでなく、マスコミもほとんど相手にしていないように思えてならない。そもそも、個人情報保護が尊重のうえ開発されたアプリであるため、陽性者が自ら陽性であることをアプリに登録する義務がなく、登録を拒めばその人からの感染情報は皆無となる。そんなことでこのアプリに対する信頼性は極めて低く、アプリの普及が進まない理由であろう。しかしながら、自分が感染者と接触していたかどうか知る手段として、ほかにどのような方法があろうか。まさに最先端の科学でコロナを封じ込める有効な手段としては優れものに間違いない。若者は常にスマホの活用しており、彼らがそれを観て自分の行動に気を付けるだけでも、その効果は大きいものと考える。たとえ、そのアプリが完全なものでなくても、いまは如何なる方法を用いても、コロナに打ち勝たなければならない。悠長にしている場合ではないのだ。

メディアもこのアプリを馬鹿にするような報道ばかりでなく、もっとみんなに活用を促し、最大限の効果を発揮できるようにしてほしい。いまの日本は批判ばかりして、自ら自分を不幸にしているようしか思えない。もっと、前向きに考えられないものか。


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